日本一住みたい田舎ランキング [まちづくり]

4月9日(水)

「日本一住みたい田舎」ランキング1位

「田舎暮らしの本」というのがある。脱サラの人や定年後自然回帰の方が好んでテキストにする本。この本が実施した「第1回住みたい田舎」ランキングで、大分県豊後高田市が1位に輝いた。

鉄道も高速道路も通らない九州の小都市ですが、仏教文化豊かなところです。田舎は田舎の良さがあると早くから(自然の良さ)を〈売り〉に移住政策に本腰をいれて取り組んできたということです。

1950年には5万人を超えていた人口が、今2万4千人。こういう街は全国にいっぱいあります。しかし、(ものまね)でない、ここだけにしかないものがあります。

まず、仏像文化。国宝の富貴寺をはじめとする寺院群「六郷満山」は全国に知られる。宇佐神宮も有名です。NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」ゆかりの中津城もある。

つまり、ぜひ行きたい古刹名所が、住んでいるところにある!というのがいいのです。目標人口も「3万人」とそう高くは見積もっていないのがいい。

でも、こういった名所が生きるのは、そこに住んでいる人がいい人だというのが欠かせない要素。一番大事なアイテムなのだ。

客観的評価で1位

「住みたい田舎」の選定基準は、まず移住地を探す際のポイントとなる「自然環境」「移住者歓迎度」など7ジャンル70項目で評価を出す。豊後高田は70点満点で62点を獲得して総合1位。部門別でも「移住者支援制度」など3部門で1位を獲得している。

また行ってみたい

九州・福岡市に住んでいたころ、行ってみたいところは大分県に多かった。どの町も決して便利なところにない。谷へいく崖面に作られた大きな仏像など、歩いて行かなければ見られないところばかりだった。

荒城の月のモデルといわれる岡城址もよかった。竹田市の郊外にある山城で、もちろん城址だから派手な天守閣もない。(売り)は、荒涼たる山城跡とそれに続く山並み。秋の紅葉が絶品、と、夏の山百合の颯爽さ、くらいです。

あれもこれもと欲張らないで、エキスは何か、というところで≪玄人≫ウケする施策にこだわることではないか・・・豊後高田の例、岡城址の思い出で改めて思った。

ちなみに岡城址のある竹田市は、「かぐや姫」の南こうせつ氏の故郷らしい。


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