第4回「調査特別委員会」で、≪近隣でもよくあること≫と町長発言 [議会]

4月4日(木)

室長2人が説明

昨日4月3日午前10時から、例の(鬼怒川温泉幹部懇親会)「調査特別委員会」の4回目が開催されました。傍聴者5~6人(はっきり数えたわけではないので)と、報道関係2人。

今回は、はじめて室長クラスの職員が説明要員として出席しました。これは、前回私(達)が、町長発言(との認識のずれ)を詳しく分析したくて要請したものです。(この2人に関して、私はぜひ呼びたいと発言しました)

秘書広報室長

町長は、繰り返し、「●私の行動パターン、考え方は秘書室長が把握しており、私がいなくても必ずそれなりの行動をしてくれる。●私がいないときは頼むということで話してあり、●連絡が取れないときには判断してくれ、と言ってある。●秘書室長にきちんと話していますから完全に対応ができます」などと発言していました。

(ほー、そんなことを秘書室長は頼まれていたのか)(そういわれている秘書室長本人はその通り自覚していたのか)ここまで託されている秘書がいるなら、担当課長などいらないのではないか。ぜひ、当該者に聞いてみたいと思っていました。

町長と秘書室長の認識の違い

当然ながら、秘書室長の答弁は「町長発言」と幾分違ったものでした。立場上、町長の発言をできるだけ損なわないように答えてはいましたが、「はい、その通り」というわけにもいかず、「判断はできない。私は連絡を受けた場合、各担当などに伝えたり、有事の際、連絡が取れない場合、取れない旨を伝えて対応してもらう、各担当とのパイプ役ということで、後を託されているということです」と。当然、そうでしょう。町長発言の「私がいないときは頼むと日頃言っているので大丈夫」という役割なら、課長および担当室などはいらなくても役場は回る。

「やるべきことはやる」とくらし安全室長

もう一人、町長が「くらし安全室長がいますので、十分安全対策できる」という、くらし安全室長(4月1日から他の室に移動)にも説明を求めました。

唯一、この人だけは、淡々と自分の立場を答えていて、(ホッと)できた質疑でした。ポイントとなる発言を列記します。

「町長以下3役+課長級以上の幹部が、昨年12/14いなかったのは知っていたか」室長「知りませんでした

「3・11大震災のとき、14分後の15:00には災害対策本部が立ち上がっていた。100キロも遠隔地にいた今回の状況で、災害対策本部は設置できたと思うか」室長「災害対策本部の本部長は町長です。ですから設置できません

「町長は、安全室長がいるから幹部や町長がいなくても大丈夫と言っているが、大丈夫と思うか」室長「大丈夫と思わない。でも、担当室としては、有事の場合、とにかくやるべきことはやると思います。誰もいなければ判断もしなくてはならない。しかし、それが失敗だったという場合、責任はトップや幹部がとるということだと思う

本当に、それ以上でもなくそれ以下でもなく、答えるべきことは答えていた。唯一、きちんとしたやり取りであったと思います。ほっとした。

※、ちなみに副町長に質問した項目Q「(鬼怒川にいて)最短で、有事のとき宮代町の災害対策本部に戻れるのはどのくらいかかると思うか?」副町長A「2、3時間だと思う

再び要請した4人

この日、午後、前回に続いて、総務政策課長、教育長、副町長、町長に説明を求めました。この方たちを呼ぶといったのは誰だったか、覚えていないが、私は再び呼ぶ意味はないと思っていた。しかし、「呼ぶ」とした人は、まだ不十分であると感じたからだろうと、異論はなかった。

でも、実際来てもらったら、質問が出ない。(あれ、ないの?質問)と思った。町長支援派の議員から「考えないと質問が出ないなら、呼ぶべきでなかった」という意見が出されたときは、つらかった。

せっかく時間を作ってもらって、来てもらったんだからしーんとしているだけでは話にならない。結局、何かを引き出そうと思って私はいろいろ質問した。(本当は黙って他の質問者の意見、質問を聞くつもりだったのに)

これについては、後々まで引きずってしまった。夜になっても、町長支援派議員の「質問が出てこないなら、なんで呼んだのだ」という発言を思い出した。

またまた、出た町長の仰天発言!

また、町長がボロッと発言。「こういうこと(早退して温泉地で懇親会)は、近隣自治体でもよくあるようです」 

えーっ[ダッシュ(走り出すさま)]、自分たちのやったことがほんのかる~い失敗で、よくあることなんだと言いたくて、こともあろうか、近隣自治体まで巻き込んでしまった!!

完全に距離ができた議会内

議会全体で、今回のことを調査しなければならないのに、案の定、議員は≪真っ二つ≫。休憩時間も、町長支援派の多くは議員室(のお茶飲みテーブル)で、固まっているし、調査(関係者を追及)する議員たちは、休憩時間も会議室から出ないでしゃべっている。どっちの場所も、一人だけ違う立場の人が入っていくなんて雰囲気的にできない。

委員会の間、町長支援派の議員たちは、追及している議員の質問を聞いているだけ。たまにちょっとでもおかしな表現、気になる質問があると、あげあしを取る。笑い声を立てる。あるいは聞こえるようにぼやく。(私など、何度も失笑をかった)

揚げ足を取ったり、失笑したり、は意味ないし、ますます距離が広がる。

予想はいていたが、こういう距離感いやだ。


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