ありきたりのつぶし文句 [国-地方]

11月29日(木)

嘉田新党のつぶしが始まった

既成政党、すでにできている第3極には、あらたな固まりになった<日本未来の党>が予想以上の人を集めているのが気になるようだ。

メディアも「これをどう思うか」とあおり、コメントを求めている。

「脱原発以外は目立たない。脱原発以外は白紙委任状を与えることになってはいけない」「脱原発以外に社会保障、外交、経済、どうするのかわからない」「10年でできるんでしょうかねー、脱原発が」「長いこと政治の世界で(もめごとを)やってきた人がいるんでは、傀儡になるんでは・・・」

いろいろな党が、いろいろなことを言うが、すべて「非難」「認めない」「つぶし」の言葉だ。それだけ、脅威と見ているわけだ・・・。

「卒原発」1本で行く! その印象は強い。そのフレーズが、漂流しそうなマイノリティーを救命いかだに乗せることになったのだから、別にいいんですが、「未来の党」はソレだけを掲げたわけじゃないでしょ。

それぞれ、寄らば大樹の蔭、で集った第3極ではないか。「日本未来の党」が“寄らば大樹の蔭”でたくさんの人をいかだに乗せたとしても、大樹は、小沢氏じゃない。大樹は、代表の嘉田さんであり、代表代行の飯田さんなのは、きっとわかってくる。特に、女性って、思った以上にピュアなのですよ。傀儡になったらおしまいですよ。

それにしても、「国民の生活が第一」とか「脱原発・反消費税・反TPPを実現する党(だったかな?)」など、寄せ集めそのものや、飛び出た党のキャッチフレーズをいただいた党名にはおそらく満足していなかったのでは?合流団体は、(解体して)「未来の党」になったことにほっとしているかもよ。あの党名、どう見たってかっこよくないもの。

春まで、たしかにスクラムを組んでいた

思えば、5月某日、衆議院議員会館で、「関西連合」は、「大飯原発」再稼動に反対してスクラムを組んでいた。嘉田さんや「維新の会」をつくった橋下さんなどは、その中心にいて何度も会議を開き、関西電力の影響下の府、県、もし事故が起こったら、関西5府県の水源である琵琶湖の信頼は崩壊するとの危機感で結束していた。

私は、その集会の現場にいて、関西の団結はすごい、特に橋下さん・嘉田さんのリーダーシップに強いインパクトと信頼を憶えたものでした。

これまでは、女性の視点が少なかった

その旗手の1人、橋下大阪市長が、太陽の党との合流を目指し、原発に対する見解が不透明になった以上、嘉田さんは漂流する政策(すなわち、生活者の声)を傍観するわけには行かなくなった、と私は思うのです。

橋下さんのカリスマ性、主張のうまさはたいしたもので、なかには賛同するものもありますが、明らかに言えることは、女性の視点、期待を取り入れていない、ということでしょう。

あらたな第3極が、男が求める「力」の選挙に、漠然とした「なんかち違うみたいだ」と感じている生活者の素朴な声を受け止める党であって欲しいと思います。

※ これは生活者としての「声」です。議員としての声なんか発していませんから。


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