盛り上がりの夏 [日常]

7月30日(月)

各地で夏祭り開催中

先週から今週末にかけて、町内各地は夏祭り真っ最中となります。各地、何が何でも、この際盛り上げようと、地域の世話係、今年限定のまつり実行委員は、汗だくになります。27日(金)は大学通り商店街、28日(土)は和戸宿で夏祭りが開催され、連チャンでお邪魔しました。

お招きにあずかり

首長、各種議員(国会から町議会まで)も、このときが<顔売り時>とばかり、挨拶に余念がない。町議会議員と違って、国、県議会議員は呼ばれても呼ばれなくても、原則顔出しした方がいいらしい。ほかに地域のお歴々、地域のリーダーなども招待を受け、まつり本部のゲスト席を盛り上げます。

地域の会長さんなどは研究に余念がない。「ほ~、なるほど。ここはアーゆー人も呼ぶのか。来年はうちでも検討しよう」と、地域に持ち帰る。

祭りほど、非日常空間を作り、普段挨拶程度の付き合いをより深い関係にしてくれるものはない。飲んで浮かれている時間でも、地域の自慢、地域ならではの悩みなど、ほろほろと出てくるものです。

私などは、地域に顔出しするとか、どこからも招待されるという部類の議員ではないので、ご招待をいただいたところだけ、(絶対優先で)行きます。地域融合の時間(まつり)は、自称エンターテナーとしても楽しみどころですから。

毎年盛り上がる「和戸宿」まつり

「和戸」の夏祭りから、ご招待状をいただくようになってから5、6年になるかしら。多分、その頃から町会議員(前職、元職も含め)全員に招待状を出しているのかもしれません。だから私なども盛り上がりの末席に加えていただけた。ここに行けば、大抵の人に会えるというくらい、駅前広場に設けられたゲスト席はにぎわっています。

子どもがこんなにいたか! 若い衆がこんなにいたか! と思うくらい老若男女が集る、もっとも祭りらしいまつりが出現するのもさすが「和戸宿まつり」。

私は、踊りの輪に入ったり、みこしにエールを送ったりと、勝手に盛り上がらせていただいております。踊りも新しい。今年は「スカイツリー音頭」をマスターしました![あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][ちっ(怒った顔)]

平等に挨拶

それでも、ずらっと並んでご挨拶とか、顔見世とかは、私の中では優先度が低いので、(6時頃にいけばいいかと)6時過ぎに会場到着。ところが、あらっ、まだ、開会セレモニーの最中。会長挨拶、町長挨拶、議会議長・議員挨拶と進んだところでした。「ほれっ、加納さん、並んで、並んで」といわれ、大急ぎで議員列の最後尾に並ぶ。

「和戸宿」祭りのいいところは、みんな平等なところ。一言挨拶を全員にさせてくれる。もちろん、私も最後に「今日はタノシませていただきます!!」と。そのあと、前・現国会議員、県議と挨拶が続き、いよいよメインMC、今年の「新成人」がやぐらの上に次々にのる。男子も女子も祭りのいでたちで「盛り上げます!」(ヨッ、いいぞ、若いの!いいぞ!)

やっと席に。会費を払う。(祭りに招待されると、会費をもって行く。「会費」とするのは、議員などが「お祝」の熨斗袋をもって行くのは寄付行為であり、法に触れるので、自分の分の会費ということにする)「和戸宿まつり」のいいところは、会費3,000円とあらかじめ記した招待状。迷いなく3,000円で済むのが親切ってモンだ。(普通はキリのいい5,000円が多い、のです。)

さて、晴れて飲むぞ。中央のお偉方がいるところを避けて、ずーっと横の方の知人が座る席を見つける。M団地の元会長がいる。野球チームの監督がいる。学校の先生もいる。そんなテーブルだ。

先日はだいじょうぶでしたか

そこへ、某クリニックの院長先生。「加納さんの姿が見えたから。おじいちゃん、だいじょうぶですか。ブログみました。あの2日間大変でしたね。すっかり良くなったけど、解決してない問題も提起されていましたね」(ああ~、心配してくださっていたんだ)

私が医療と介護のはざまでドタバタしていたとき、この先生はブログをみて、仕事や活動を持っている親子がここをどうやり過ごすのか、心配してくださっていたんだ。

普段はなんでもなくやっていける。だけどある日、医療も介護も手をさしのべられない、しかも短期間だけたよりたい医療ってある。家庭の家族関係がわかるのも医療なのだ。このことを、この先生はわかっていた。「往診しますよ」「入院したほうがよければ」と過去言っていただいたことも。だけど患者本人が嫌がった。(102歳の今日まで入院したことがないから)

今回も患者本人の気力ですぐ治った。だけど、先生、ありがとうございます。「いざ」という時、たよれるって心強いです。

この先生も、この地域の住民だ。和気あいあいの祭りの席で、こんな話もできちゃう。捨てたモンじゃない、夏祭りの席。

基本的にまつり好きです

私の場合、あとのご招待はない。ほとんどすべての地域祭りに出かける議員もいるかもしれないが、私の場合、そういう議員じゃないので、数少ないお招きいただいたところで目いっぱい祭りを楽しみます。基本的にまつり好きなので(会費の元手を取るツモリで?)盛り上がるのです。

今週末には、地元学園台のサマーフェスタがある。ここは、来賓とか、招待客とかいっさいなし。自治会長が挨拶して始まる、が伝統です。それはそれで、さっぱりしていいことだと思います。

まつり事業費から、自治会会員全員に配られるビール券、おつまみ券で(足りないところは、もちろん自前で)ほろ酔いになります。そして汗びっしょりで踊ります。踊りの曲も毎年お馴染みの5曲だから、エンターティナーとしてはまったく問題ありません。

「和戸宿」祭りを視察したT地区祭り役員は、「勉強になりますよ。こういうやり方もあるんですね」と。

祭りに行政力なんか関係ない。地域の底力の見せどころだ。票集めの政治家を何人呼ぶか、何人挨拶させるか、なんてやっていると、地域にそっぽを向かれる。地域の人すべてがキーパーソンなのです。


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