鹿児島県知事選・向原(むこはら)候補落選 [原発]

7月11日(水)

(反)原発知事候補落選

向原(むこはら)よしたか全国応援団事務局から:残念ながら、向原祥隆候補は落選しました。7月9日0時の選管最終によると、向原候補20万518票、現職・伊藤候補39万4170票。

2ヶ月間という短い期間での選挙準備・選挙運動でしたが、それでも20万人が「川内原発再稼働ノー」の意思表示をした意味は重く、大きく、鹿児島知事選における初めての「市民手作り選挙」「勝手連」でした。

「伊藤陣営横綱相撲」「伊藤圧勝」という報道もありましたが、伊藤候補が目標としていた「40万票超えは実現できなかった」ことは確かです。

最大の問題は棄権者が多かったこと

最大の問題はやはり、棄権者が多かったこと。選挙に関わったメンバーは言います。

-- 争点は明確だった。が、「それを争点とはとらえられず、生活、経済、福祉の安定という従来の知事選と同じ課題と捉えようとした人が多く、そうならば現職に任せておけばいい」ということで、投票意欲がそがれた。それが投票率43パーセントという投票行動だった。

この選挙は、明治維新以来、中央から知事候補として送られる官僚だけしか知事にならなかった鹿児島県において、同様に疑問の声も上がらなかった「川内原発」再稼働に、初めて「ノー」の可能性をうかがう選挙でもありました。

それでも、原発周辺自治体では、わずかながら変化があり、薩摩川内市では、伊藤氏の得票率は、65.75%で、前回より4ポイント減少。原発南隣のいちき串木野市では、伊藤6,891票、向原5,252票と、向原候補が善戦。--引用ここまで

対立候補を立てたこと、鹿児島県においては善戦したこと、はかなり重要なことです。全国ニュースでこの意味が流されないことはさびしいことです。


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