修学旅行に「福島県には行かない」 [災害]

2月18日(土)

小学校62校が福島を避ける

今日の埼玉新聞は1面に「12年度も福島以外へ」という記事を載せています。

昨年度、福島県から他県に修学旅行先を変更した県内の小学校(さいたま市除く)が、2012年度も福島県を避けるということが県教育局の調査でわかったということです。

県の教育局は、風評被害に惑わされることなく、正確な情報に基づき判断するように呼びかけていたのですが、結果として各小学校は不安を取り除くことができず、箱根や日光に切替えたのだということです。

県内で1校、草加市の高砂小学校は、会津方面に行くことを決めました。ここは「県からの、風評被害に惑わされないように、という通知が大きかった。行かない理由は無い」と、校長の談話を載せています。

つまり、少しでも不安なこと、理解が得られないことはやめようという無難な考え方と、県のお達しにチョットよりかかってはいますが、「今のところ行かない理由は無い」という決め方をした学校の違いなのです。

会津の修学旅行は例年の5割

会津若松市観光課によると、会津への修学旅行は例年の5割に落ち込んでいるのだそうです。会津地方の場合、浜通りなどと違って空間放射線量は、高くなく、草加市や越谷市などと変わらない。むしろ積極的に被災県と交流を持つのも必要なことだと思いますが、少し残念な気がします。


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