放射能測定所「ベクレルセンター(ベクミル)」 [地域発]
10月11日(火)
民間検査機関より格安なベクレル測定器
今日、千葉県柏市に、便利な放射能測定センターがオープンしました。数日前から話題になっており、一度見に行きたいと思ったところです。
これは消費者の「とりあえず自分の目で確かめてから食べたい」という要望に応えるもので、設置した人も自分の経験から始めたものだということです。
「ベクミル」
「ベクミル」(ベクトルの数値を見るということでベクミルと名づけた)は、柏駅の東口商店街にあるそうです。設立したのはコンピューターソフト会社を経営する高松さんという47歳男性。4歳と9歳のお子さんを持つ高松さんは約100万円のドイツ製検査機器を購入しました。これを使って自宅で食品のベクレルを測っていましたが、消費者の心配が依然として高いと感じ、施設開設を思い立ったということです。
使用料は980円から
使用料は検出限界が1kgあたり20ベクレルの機器だと20分980円、1kgあたり10ベクレルの機器で3,980円だそうです。今検査依頼で大変混んでいる民間検査機関だと1件当たり7,000円から1万5000円位します。格安なのと、食品を設置したらボタンを押すだけ、というのが一般消費者向けに親切です。「ベクミル」には、6つのブースが並んでいます。
細かく刻んだもの、ミキサーにかけた食品、食材や、土を容器に入れ持ってきた利用者は、自分で機器を操作、約20分で表示される数字を確認できます。
テレビでも今日は、この「ベクミル」のニュースを何回も流していました。予約制だそうで、前日に予約を受け付けるのだそうです。6台の機器が20分ずつ、間断なく回転すればかなりの数の検査が出来るのではないでしょうか。
※ 測定した食品・食材の数値は、その場にデータとして残し、みんなで共有すれば、ダブらないでより多くの検体の検査が出来るのではないでしょうか。
全くその気がない自治体、国や県の動きや様子を見ている自治体が多い中、民間はちょっとしたアイディア、ヒントでどんどん進めていると思います。
安全かどうか知りたい食品は、すぐ測ってすぐ使いたい・・・それが商店街にあるというのは、いいですね。
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