食品への不安は解消できるか①…生活クラブの取り組み [災害]

10月6日(木)

「生活クラブ生協」の取り組み

10月3日のNHK「クローズアップ現代」は、”食品の安全は守れるか・放射能検査に密着”と題して、「生活クラブ」生協の独自検査の取り組みと、(反して)全国でも遅れている埼玉県の取り組み、県内自治体のことを放映していました。

「生活クラブ」では、生協会員の不安に応えるため、独自に、毎日精力的な検査を実施し、公表しています。検査品数は1日60品目を超え、夜中も休まず検査機器は(もちろん検査要員も)作動しています。

会員は、即公表される職員ごとの数値をインターネットで検索し、「ND」=<検出せず>を確かめ、注文します。この方法で、NDはもちろん、低い数値で「これなら私は食べる」と個人個人が判断したものを選べることになります。

産地と消費者が一体になった生協システムは、例えば「しいたけ」の産地に、菌の植え付けられた原木の廃棄を迫ることもあります。自然林の中に横たえているしいたけの原木は、そのまま放射性物質を付着させることになりました。この原木を廃棄した場合、あたらしいしいたけ菌を着床させて、最低2年は収穫できません。菌を植え付けて3、4年経った原木は、今もっとも収穫できる時期を迎えていました。生産者に戸惑いは広がりました。が、すべての原木を入れ替えることで、「生活クラブ」生協の信頼価値は保たれました。

そのほか、生協の取り組みは、始まったばかりです。

明日は、全国一遅れている埼玉県の食品検査、中でも全く手をつけられないでいる県内17自治体のことなど「クローズアップ現代」から抜粋してお伝えします。


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