視察研修で何度も行った東北の町 [議会]

5月16日(月)

被災地とあたらしいリレイションを・・・議会懇談会

 川端公民館の質疑で気になったのが、被災で宮代町に来ていた富岡町などと新たな関係を築くべきだったという意見。どういうことかというと、例えば当分農地を使えない。当分地域に戻れない人を宮代町にとどめて仕事をしてもらえなかったか、という提案。お世話をしたことが新たな展開につながるようにすべきだった。「まちはこれをしないでただ杉戸町から頼まれた人を預かり、帰しただけだった。議会の総括はどうか・・という質問でした。

 私はこの方の意見に賛成だったが、議会からは、「6月議会では何人か質問が出ていますから、とか「今回の震災をこれからの地域防災計画に生かすでしょう」という意見があったが、目指す答弁とチョット違う。

 だから、私も手をあげ、「亘理町など、今回の被災地には2年前視察に行き、手厚い接待を受け勉強させてもらった。そういう町に議会はどんな行動を起こしたか。見舞いの電話などしたのか。そこから新たな展開、町の政策が生まれるのではという意味だ」といった。

何人かの議員から「もうやってます」という声があった。「この前、『全協』の後、はなしあったし、加納さんにいわれなくてもやってます。過去に行ったことのある自治体で10箇所以上の町が被災した」ということでした。

 安心して「よろしくお願いします」と話を切ったのですが、後で聞くところによると、お見舞金の話だったようです。これだと狙いが違う。

伝わらなかった提言

 完全に、私や先に意見を言った本田地区の方が引き出したい答弁とすれ違いました。私たちが言ったのは、そこへ出かけるとか、電話で「何か困ることはないか」と気遣い、できることがあれば「引き受ける」ものがあるのではないかということです。 言い方は悪いが、それを戦略や政策に出来たんではなかったか、という意味ですから。

 何もなかったから、富岡町や楢葉町の人は帰っていったのだし、これで縁が切れてしまったのです。どこの町も同じことをこなしていれば、進展はありません。町はとりあえず「いいきっかけ」を逸してしまったのは確かなのですから、じゃー議会はどう思っているの?という話だったのにナー、と2、3人で話しました。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
議会懇談会放射線測定について ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。