「やりたいゾゥ」の見直し [市民活動]

2月28日(月)

やりたいゾゥ」の登録者・団体

意図がぼやけている

昨日27日午後1時半から、市民活動スペースにおいて、「やりたいゾゥ」登録者の意見交換会、登録見直し説明会が行われました。我々登録者への通知には「登録方法が変わります」、「あわせて新年会も行います」と記載されてあり、参加案内の意図がいまいちわかりにくかったです。

「やりたいゾゥ」

スポーツや文化、福祉、環境などいろいろな分野で活動しているグループ、団体、個人が登録し、まちづくりネットワークでつながり、双方の情報が伝わり、町と協働もする、というのが目的で始まった「やりたいゾゥ」は、スタートから10年くらい経つだろうか。私はごく初期の段階で「おもちゃクリニック」を登録しました。

登録した団体・個人などは進修館廊下壁面、ついで市民活動スペースの掲示板に常に張り出され、興味のある人がいつでも見られるようになっていました。

行政は、結構見ている人がいるようだ、との見解を持っておられるようだが、実は、市民側から見ると市民活動スペースにいる住民が、なんとなく、あるいは時間つぶしに見ているだけで、あそこから情報を取っているとは大半の人が答えていない。

その証拠に、10年も張り出されていても、問合せがあったのは1、2件、昨日集まった団体の中には、ゼロの人もいた。

本当にやりたい活動なら、どんな方法でも情報を集め、行ってみる時代だと思います。

実質的には50の登録団体・個人だった

私は「登録者数は、通し番号で言えば何百という数字だった。今日集まった人は30人。これをどう考えるか」と聞いた。担当は「いや、事実上登録者は今50チョットだ。だから参加率はいいほうだ」と。そうだったのですか。

このごろ連日、町はあらゆる分野の市民参加型会合を催しています。【協働】「参加」はアリバイ作りにも使えますが、時期的にそういう時期なのか、わからない。

「私は広報を活用する」と登録者

 自分達の活動をどのように知らせているか」の質問に、大概の人が「活動日、内容については広報みやしろに載せてもらう。それ以外は口コミなど」と応えました。つまり、「やりたいゾゥ」は、登録しただけで、それ自体が「役に立った」というわけでもなかった。だから数百の登録数だったのに案内を出したのは実質50ということなんだと思います。

登録の見直し

 そこで、登録の見直しということになったそうです。今後登録すると、市民活動スペースや進修館にある掲示板に掲示され、町ホームページに情報が公開される。ここまでは今までと同じです。その他、自宅のパソコンを使い、活動情報を町ホームページでどんどん発信できるようになります。パソコンが苦手でも「市民活動スペース」がサポートします。ということになりました。

登録者がクリアするもの

登録者には、申請書を書き、面談を受けて、講座を受けて、修了書をもらい、公開となる流れが作られました。これをクリアすると、何かを教えたい、教室を開きたい人は、発信してもらうなど行政の支援を受けられるわけです。実際、昨日集まった人(特に男の人)は、自分が持っている経験、知識などを活かし、教えたいという人が多かった。

もう一つ、これからの方向性の中に、登録者交流会と、市民活動スペース実施のイベントへの参加案内がありました。つまり、より町との協働体制を作っていこうという町側の意向を感じました。

意見交換の中で

テーブルに、5、6人が入り(3つのテーブルで)意見交換などをしました。これまで「困ったこと」これまでに「良かったこと」「これからこうしたい」を書き込んで模造紙に貼る、書き込むという、いつもの作業をやりました。結局時間がなくなって貼ったものを読み上げることは無かったです。童謡を歌う会、着物をリサイクルしている会の女性、それにくしくも「走ろう会」のような活動の男性が2人、それに私でした。

私個人は「困ったこと「特になし」、良かったこと「特になし」、これからこうしたい「今までどおり、和気アイアイで」と書きました。つまり、登録はしていますが、活動・運営に関しては自助努力でやってきたので。メンバー調達は、(友達の輪)で広げたり、日工大の先生からの紹介だったりでやっています。

それより、意見交換の中で、「長いサラリーマン生活から地域に帰ってきた男性のグループと、女性だけのグループで、活動に違いがあると思いますか?」 との私の質問に、深く深くうなずいて笑った女性たちの様子が印象的だった。うまく言えないけど「それは絶対あるネ」という感じです。

男性は自己実現のため、とか、経験を活かして教えたいとかの意欲が生きがいになりえる、と思っているようで、かたや、女性は集まって時間を費やす場所があればいい、成果を求めない、楽しくできる、ことが長続きするコツといったセオリーを持っているようで、活動も複数持っているようです。

個人情報を駆使して

町は、名前、住所など個人情報をすべて握っています。これからの「協働」にこれらの情報を駆使し、次々に会合を仕掛けていくことになるでしょう。PCを使ってといいますが、まだまだ不特定多数の気を引くまでいっていません。依然として個人宛の郵便の威力を知っているのは行政なのでしょうね・・。

 それから、最近の傾向として、飲み物・食べ物を用意することも多くなってきました。一昔前はそういうことがあったのですが、ここ十年程はいっさい飲食を伴わない会合が多く、行政も飲食を供しませんでした。しかし、和気アイアイに飲食は必要だと考えたのか、軌道修正の形はここにも現れているようです。

これからも募集がいっぱい

この会合で、次なる催しの案内もしっかりプッシュされました。3月13日には、「育てミヤシロ!しゃべくりカフェ」が同じ市民活動スペースで開かれるそうで、こちらは軽食代500円が要りますが、よろしくお願いしますとアピール。

 また、ミヤシロ未来ファンド検討チーム「たねの会」、「地域活性化くらぶ」なるものも募集しているとのこと。目白押しですね。いっぱい集まればいいですね。だけど、行政のクセで、同じ顔ぶれがダブルカウントになりがちなのは気にしてないようです。


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