市長から市議へ 夕張市の場合 [行政]

1月19日〈水)

次は議会改革・・・夕張市

4年前、財政再建団体となった夕張市の市長に立候補して当選した藤倉氏は、1期目が満期となります。その市長が、「後は後進に譲って、市議会議員のほうで出馬する」のだそうです。きわめて限られた財源のなかで立て直しに頑張ってこられた市長です。320億円を超える赤字をH26年度までに返済する計画は、道半ばではありますが、こちらのほうは地道に返していくしかない。誰がやっても借金は借金なのですから。

もうすでに、市長候補のほうは何人か名乗りをあげています。今後の焦点はいかにして「活性化」事業を(お金を使わないで)打てるか、、、。

藤倉氏は、<議会改革>をやらねばならないと言っています。思えば、夕張市のお隣【栗山町】は、5年前、最初に「議会基本条例」を作った議会。全国の市町村議会は「栗山を目指せ」と改革意欲をそそられました。栗山町議会の議長さんと事務局長さん(多分、この方の役割が大きかった)は全国の議会から引っ張りだこです。

 その後も順調に改革が進んでいて、今も全国からの視察が続いているのです。栗山と夕張、よく比較されますが、(昔ならず者がふらりと居ついても)仕事があった炭鉱の町・夕張の勢いが消えた今(多いときには12万人もいた。だから2万人の今も「市」なのであるが)お互い競い合っていい議会にしなければならない。

定員9人の議会議員全員が「全力」で立て直しに力を注がなくてはならない。議会の役割に、ここでも「一石が投じられた」。


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