管理職の割合が多い宮代町 [行政]
217人中管理職48人・・宮代町
宮代町の職員は、ただいま217人です。削減、削減といっていますが、現在のところ削減されていません。むしろ採用が上回り、増えているのですが、町が言うには、これから削減計画が確実に実施されていくとのことです。
11月9日のブログでお伝えしましたが、人事院勧告で、宮代町でも管理職手当ての見直しが行われ来年4月から実施されます。対象となるのは55歳以上の管理職で、手当てを見直した結果、削減額が400万円ほどになります。定率制から定額制にするのが遅かったと思います。もっと早く移行すればもっと早く削減効果が出たのに、と思います。
宮代町の課長級(級というのは、号、級、ライン、役職など複雑な付加がつくので)70050円というのは、聞いた中で一番高額なのではないかと思います。しかし、仕事の内容と密接に関係がありますので、即「高い!」と言っているのではありません。 ※詳細は11月9日の加納のブログをご参照ください。
ちなみに、宮代町では職員217名(削減されていない)中管理職手当て対象者は、48名(22.1%)です。この割合が他と比べてどうか・・・。
【教えてメール】
今「教えてメール」で、「地方政治改革ネット」のメンバーに、全体の職員数に対する管理職の割合を聞いています。今朝、ML上に出したのに、もう3自治体の市議から返信が入ってきました。
〇越谷市・・・職員2541名中管理職手当て対象者数347名(占める割合13.7%)、越谷市では57歳以上の管理職(81人の)手当てを1.5%削減、777万円の削減効果だそうです。越谷市は、だいぶ前から定額制に移行しているそうです。
〇吉川市・・・職員392名中管理職手当て対象者数72名(18.4%)、吉川市もずっと前から定額制に移行。
〇課長補佐 36人 3,0万円 〇課長 20人 4,5万円 〇次長 9人 5,0万円 〇部長7人 6,5万円
〇取手市・・・職員904名中管理職手当て対象者数195名(21.6%)、来年4月から定額制に移行の予定。
今日返ってきた「教えてメール」の返信だけです。これからどんどん他の自治体から返信があると期待しています。3つの自治体の中では、取手市が宮代町と似ています。管理職対象者が多く、定率で長いこと計算してきた、、ということが。
しかし、取手市の場合、現状で支払っている管理職手当ての平均を取るので、削減はない、とのことです。人事院勧告の目的の一つは、号、級、ラインなどで細かく分けられる管理職手当てを定額でまとめて解りやすくすることと、もう一つのねらいはある年齢以上の管理職手当ての率を引き下げることにあると思うのですが、平均をとって定額とは、、?!
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