行政からの発信が少なくなっていないか? [行政]
庁舎玄関前の「情報板」
昨日、何気なく庁舎玄関前の(ガラス戸の中の)情報板を見ました。「どんな、審議会、委員会が開かれているんだろう」と。しかし、それらが分かるものは掲示されていなかった。
以前(だいぶ前か)は、教育委員会の開催日時くらいは知らせる紙が貼ってあった。しかし、今ガラス戸の向こう側は、通達みたいなお役所文書があるだけ。普通の町民は、まず何が書いてあるか分からないだろう。これで情報公開、町民参加といえるのだろうか。
中には、湿気で紙がひっくり返っているもの。3~4枚の「通達」の表の一枚(たいてい、以下のことを通達する、とか事務的に書いてある表表紙に過ぎない)しか見えないもの、などだ。
早速「教えてメール」で、所属している政策集団、改革ネットにメールを出して「皆さんのところではどうなの?」を聞いてみたい。
それでなくとも、最近は町が出す情報の少なさを話題にする人が増えてきた。
ところが、自分が審議会、委員会に出ている人に情報が十分でないと聞くと「そうかなー」というのである。つまり、出ている人は自分が(その中に)いればいいのではないか・・・。「市民参加評価委員会」の人が「いや、あるでしょ、情報は」と言うんだから、「えーっ!」と愕然。この方は誤解していた。「委員会等の募集はちゃんとしているでしょ」という視点だ。何も委員会委員だけが市民参加ではない。
住民参加とはいえ、どこを見ても「金太郎飴」状態になっているゆえんである。
委員会に参加するのがステータスの人もいるでしょう。しかし、傍聴などをきっかけに町に詳しく聞いてみようという人の方が、あらたな「住民参加」なのではないだろうか。
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