現役出向先拡大に「NO」 [国政]

各省所管機関への出向

長妻厚生労働大臣のころ、厚労省から所管する機関への出向はゼロだったそうだ。長妻前大臣は「(仕事ぶりは目立たなかったけど、)唯一の功績だ」と変なほめられ方をされているのだそうだ。

なぜなら、現役出向が、その後の天下りの下地作りになっていく。だから、これを切ったのは大きい。

事情をよく知る人の話では、国土交通省の場合、閣議決定の前日に、「現役出向先を拡大する」書類を、他の書類に紛れ込ませて大臣に署名させてしまおうという役人の魂胆もあったそうだ。しかし、大臣がそれに気づいて拒否した、という話もある。

例えば、前原前大臣が、成田空港、関空、JR4社、高速道路6社、東京地下鉄、軽自動車検査協会、小型船舶検査機構など、もろに天下り先らしきところを現役出向先に指定したのに比べ、厚生労働省の「ゼロ」は際立っている。と河野太郎代議士のブログは言っている。

たしか、軽自動車検査協会は、もう一つ同じような機関で、同じような仕事をしているのがあって明らかにムダなので、今度の「事業仕分け」にかかると聞いている。


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