敬老祝いに関して [日常]

面会できたのは35%!

今年度中に100歳を越える高齢者2万3000人余(注・読売系のニュースでは4万4000人)について、自治体職員が面会できたのは35%だと新聞が報じています。想像以上に低い数字でした。

100歳以上の人に対して、今まで自治体は、世帯に対して、お祝いのカタログを郵送してきたり、商品券を届けたりしてきた。本人に手渡し、とか所在確認とかは、大きい自治体になればなるほど手が回らなかった。

「直接本人へ」を担うのは民生委員さんの役割かと思っていたら、「そこまでは出来ない」のだそうだ。

「祝い」を出せば福祉に手厚いというわけでもないでしょう。手渡しして確認するまでが、必要な作業のはず。民生委員、介護相談員などの連携も時によっては必要かもしれない。

いずれにしても、確認率35%ということは、65%のところに「何でもいいから、贈ってしまおう」という作業になっていて、税金の無駄にもなっているのは確か。

ちなみに、宮代町は、107歳の最高齢の方をはじめ、全員(100歳以上8人とか)の安否確認が出来ているとのこと。安心しました。[わーい(嬉しい顔)]

介護相談員がうろうろされるのは迷惑?

ところが、先日、議会「決算委員会」をのぞいた時に、議員からこんな意見があった。「介護相談員が突然家に来て、元気か、普段どうしてるとか聞いている。家にまでドカドカ入り込んで、なんだかんだ言うのは行き過ぎだ、という意見を聞いている」と。これに対して、町は「介護相談員は、介護を要する立場の高齢者サンの相談に乗ったり、家族にアドバイスしたりするためにそうしたのではないか」と答えていました。でも、意見を言った議員は、よほど地域の方から「いやだった」思いを聞いているのか、納得した感じではなかった。

ここら辺が微妙なんでしょうね。私は、知り合いの介護相談員、民生委員、ケアマネージャーさんから「おじいちゃん、変わりないですか」と、よく声をかけてもらいます。お心遣いがうれしいです。でも、感じ方はそれぞれです。

「そこまで踏み込んでほしくない」とか「こちらから相談したことだけに応えてほしい」とか注文が出てくるも、意外なことではないし、わかる気がする。多分、微妙なこだわりがあるからかもしれない。介護相談員もケース・バイ・ケースで、ということなんでしょうか。

ところで、宮代町の介護相談員は、現在7名だとか。もっと多かったような気がするけど、なり手がないのか・・・。7名だと、地域の隅々の家庭の事情はわからない。これをカバーするには民生委員さんしかないような気がする。

銀杯だかなんだか・・・

先日、高齢者福祉担当職員から「県(だったかな)から銀杯と賞状(みたいの)がきている。お宅のおじいちゃん、敬老会にいらっしゃらないのなら、後日町長が訪問して手渡します」と言われた。

ありがとうございます。でも、できればお断りしたい。地域の民生委員さんから受け取るほうが実情にあっています。民生委員さんにお願いしてください。


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