ただ今治療中

クモ

クモ（拾って１０年になる飼い猫）が、また通院です。昨日連れて行きました。毎月行くのでキャリーを出す音でもう緊張状態。逃げ出そうとするのを素早く捕まえてキャリーに入れる。不安そうなこわばった顔でキャリーの窓から外をうかがっています。（ゴメンね、また病院だねー）　

拾ったときから病気のデパートの猫です。交通事故にもあいました。

さかんに痒がったのは、皮膚病を起こす虫に取り付かれたからでした。「猫ではめずらしいんだけど」とお医者さんは言いますが、「この子は、口の中の炎症で毎月注射するなどで、体の抵抗力がないから、どうしても病気を取り込んじゃう」のだそうです。

かわいそうだけど、代わって上げられない。「飲み薬と、消毒液での消毒で、時間がかかるけどやっていきましょう」と。幸い、口の中の炎症は、かなり抜歯したので、前よりよくなっている。この間、ほかの薬も使えると言うわけです。

ただ、ただ早く直したい思いで、「はい、はい」とお医者さん頼りに、うなずく。

ガリガリ引っかいちゃうので、フードをつける。。とたんに行動がぎごちなくなります。えさに薬を混ぜて与えなければならないのに、まったく食べない。口を開けて直接飲ませなければならない。１人で飲ませると、どうしても奥に入れられないので、吐き出してしまう。二女の帰宅まで待って二人がかり。

緊張の疲れから開放されてゆったり寝ているのを見て、こっちもやっと安心します。

動物病院は、いつ行ってもいっぱい。犬が８割を占めています。ちょっとした変化にも飼い主が気がついて連れてきてくれる。ペット達は幸せだ。これから暑くて長い夏、ノラたちには過酷な季節ですねー。