図書館へのリクエスト年間5500件

リクエストはしたけれど

１ヵ月半ほど前、読みたい本を、宮代図書館にリクエストして来ました。すぐに回答があるものとばかり思っていた私は、なかなか回答が無いので、「購入してくれるまでけっこう時間がかかるんだな。忘れられちゃったのかしら」と思っていました。　　　　　　　　　　　　　　　　昨日、予算審議の傍聴で、館長にお会いした折、「リクエストしたのに、返事が無いんですけど」と、言いました。　

「いったいどのくらいリクエストがあるんですか。リクエストには全部対応しているのですか」との質問もして、後で回答を下さいとお願いしました。

私の頭の中では、リクエストというのは、読みたい本を購入してくれるというイメージでした。

ところが、今日、自宅に館長からお返事があって、リクエスト対応の仕組みがよ～くわかりました（宮代図書館は、近隣では貸し出し数、来館者数ともに多い図書館です）。

リクエストは年間5500件も

本のリクエストは、年間5500件くらいある。月平均450件ほど。　　リクエストに対応できるもの月平均448件(対応率は99㌫です）、　そのうち自館で対応できるのが平均213件、他館取り寄せが165件、新刊購入が50件、購入予定に入っているもの2０件　ということだそうです。

私がリクエストした本は、他館から取り寄せ、待機者のうち17番目だそうです。「もう少し、お待ちください」だって。リクエストされた本の購入額は、平均12万6000円くらいだそうです。

あ～、そういうことだったんですね。リクエストすれば、購入してくれるとは限らないんですね。っていうか、購入してくれる方が少ないんだ。　リクエストって「待ち」ってことなんだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ということは、予算に計上されている年間の購入額は、リクエスト以外の本の購入費用もけっこう多いのかな？　じゃ、購入する本やＤＶＤなどは、誰がどういう基準で決めるんだろう？　　　　　　　あらたな質問が湧いてきた。また、聞いてみようっと。　　　　　　

それから、私の読みたい本に関しては、遠慮しないでじゃんじゃんリクエストするほうが効率がいいのだ。そうすれば、「待ち」状態が緩和される。ちょっと図書館に遠慮しすぎたことがわかった！！