新しい公共 [行政]

新しい公共

今回、22年度予算で国が出してきた新しいフレーズに「新しい公共」というのがあります。「新しい公共」をしっかり捉える必要があります。「なるほど」とうなずける公共を。

地方自治体は、上から降りてきた新しいフレーズに弱い。すぐ使いたがる。なんとなく水戸黄門の印籠のように、見栄え良くすることが出来る。しかし、地域主権だからこそ「新しい公共」は民がつくらなければならない。

「新しい公共」とは、「官の下請け構造」を変えることだ。ところが今は首長と議会が談合し、まるで「公共」を独占支配しているかのようだと、福嶋(前)我孫子市長はいいきります。

宮代町の第4次総合計画に、新たな公共として、職員、住民を適切に当てはめていかなくてはならない。

先日の学習会でのパネリスト発言

「あいまいな公共を考えてみたい。今、<官>だけで言っていた<公共>を変える時。今まではコスト削減という一方的な都合で「公共」が行われてきた。「官」が苦手なものを民に押し付けてないか。それは違う。民が得意なものを民に移すのが「新しい公共」だ。

コスト削減。コストが<7割>下がったというが、民間は7割給料が安いということだ。同一労働=同一賃金の原則に反している。

単に民間に移すのではなく、仕事の質で決めていくべき。行政の中でいくら話してもわからない。<民>と対話しながら決めていくべき。 

〇本来、サービスの受け手である市民が、その手法を決めることが重要だ。

〇住民が、はたして権限、財源を望んでいるか?もらえば、本当に自分達でやれるよと、本当に思っているか。NO、だ(どこでもいいからやってよ、が本音)。    

〇分権という響きが<いまいち>だったので、地域主権という言葉を出してきたのでは変化は望めない。

〇市民参加というのは、意見を言いたい人が意見を言える、ということ。時には少数意見も前面に出られるのがいい。    最後に長や議会が決めればいい。

〇キーパーソンは、全共闘世代。この世代をどう地域デビューさせるのか。地域人間にうまく変える⇒活動のインターンシップをやる。実は、会社人間のままだとものすごく迷惑な存在だから。甘い言葉でちょっと関わって、というならダメだ。

新しい公共=民からの提案ですすめる下請けでない役割。                          


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