「メディア芸術総合センター」が何物かわからないから、、、 [国政]

マンガやアニメを扱うから反対しているのではない。

自民党の河野太郎さんは、与謝野財務大臣までが「メディア芸術総合センター」設立を擁護しているのが、歯がゆいらしい。

誰もこの別名「国立マンが喫茶」が、マンガやアニメやゲームなどを取り扱うから反対しているのではない。この分野は、日本の優れた産業として認めている人も多い。

最初に117億円ありき

文科省は、このセンターが何をするか、どう展開するかわからない。そこで、民間の検討委員会に丸投げした。そんなことなのに、最初から117億円という予算がついちゃっているのが問題なのである。  そこをわかってほしいと思っているのに、財務大臣が予算を前提に首相発言を擁護するのがつらいのだ。

「世界最高水準の研究拠点を日本につくる」という名目の文科省予算があったそうだ。世界最高水準の研究機関を日本につくるための予算です、と言えば誰も反対しない。   

  しかし、現実は、博士号を取ったけど仕事がない人達を、ティーチングアシスタント、リサーチアシスタントとして雇うための予算だった、というのである。世界最高水準の研究機関…なるほど博士号が集まるのだからそう言えなくもない。だけど、国費を使った雇用対策だったとしたら情けないではないか。

その予算が具体的にどう使われるのか、国民益にはどうつながるのかで、予算は決めなくてはならない。財務省のトップである与謝野大臣が、内容も吟味しないで、「必要な施設だ」といっているのが、河野太郎さんは歯がゆいのだ。


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