学園台自治会「特別出前講座」での町長は [地域活動]
榊原町長との懇談会-学園台自治会
7月5日(日)、私の住む学園台では、「特別出前講座」が開催されました。 学園台地区の課題に対する、町の支援および町の財政見通し・まちづくりの課題等について、現職の榊原町長に忌憚のない意見、質疑を出していただくという趣旨でした。 学園台は、このところ次々に出前講座を企画し、1ヶ月に1回は開催している感じです。役員のみなさん、おせわさまです。
10分前くらいに行きましたが、50席くらいは埋まっていました。 その後も何人かいらっしゃいましたから、自治会役員、専門委員会メンバーも含め60人くらいは集まったのではないかと思われます。 女性は、私を含めて5~6人くらいだったでしょうか。
町からは、町長と、補佐として秘書室長のSさん。でも、すべて町長が答えました。
町で用意したのでしょうか。A3判一枚に、学園台が出来た昭和50年くらいからの人口、財政、背景などと、数字の移り変わりが折れ線グラフで書かれている資料が配られました。大変わかりやすいものです。
まず、これをもとに、町長がざっと歴史風にこれまでを説明しました。会場の方々は、第一線のサラリーマンだったでしょうが、住んでからの30年が次々と浮かんできたのではないでしょうか。
このあと11時50分くらいまでの長時間、会場からの質問に、町長は丁寧に精力的に一つ一つ答えてくださいました。
合併が白紙に戻った経緯、町長の見解、今後の見通しに質問の多くが集まったと思います。 合併新法内の合併成立はないので、当分単独の道を歩むことで、一応の納得は得られたようですが、春日部合併推進派の方が多い会場内は、全員すっきりした、という雰囲気にはならなかったと思いました。
町長が引退を表明したことはだいぶ報道されましたが、それでも噂の域を出ていないと思っている方が「引退するのですか」「まだ、気持ちは半々なんですか」という質問も。これには「出ません」と答えていました。
また、水道、下水道、国民健康保険の財政悪化の中、水道料金の値上げ、都市計画税の導入などが、チラッと町長の口から出ました。 この実施が近いことも匂わせていました(私は、この検討に前向きです)。 また、次期町長候補に、個人的には応援する人がいそうなことも匂わせていたと思います。 公人としてではないので、それも自由だと思います。
午後も公務があるとのことで12時にお帰りになりましたが、忙しい中、町長がおいでくださり、文字通り忌憚のないお話をされたのは、とてもよかったと思います。 会場の中には議会に対する不信をあらわにした方(加納個人への小さなバッシングも感じた)もいましたが、それも含めて、私はとてもいい時間だったと思っています。
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