中核市のメリット [合併問題]

越谷市に改めて聞いてみました
中核市なのに「いりません」と断った越谷市。
越谷市議会の議員に「中核市になりたくないので返上したんだって?」
とからかっていました。
でも、実はその経緯も、基本的な見解もはっきり聞いてなかったので、今日は電話してみました。
対応は、企画課です。

地方交付税措置の不安定要素
「中核市の条件はそろっているのに、あえて指定を受けないのはなぜですか?」
職員「H18年に、部長職を中心に充分論議しました。
その結果、時期尚早ということで中核市は遠慮したわけです。
第一に、権限と財源を検討した場合、地方交付税での安定的な財源措置は望めない。
つまり、基準財政需要額にいれて交付税措置をされるといっても、算定材料そのものが流動的だからです。

業務が増えて負担増
第2に、保健所の業務が市単独で出来るといっても、市役所の近くにこの地域の保健所があるので、今のままで不便を感じない。
それより保健所の業務が移ってくる事の方が大変なので。
その為の専門職を雇わなければならなくなります。
中核市の業務では、40人ほど新たに必要になると想定しました。
そういったことを勘案した結果、中核市の条件があろうと、返上しようという事になりました。
これらの事は、市のホームページに数字的な分析も載っていますので、そちらを見て、わからないことがあればまたお電話ください。」

ありがとうございました。
中核市、中核市と騒ぐ前に本当のメリットは何か分析が必要なのですね。


それはそうと、先日「草加市の事業仕分け」学習会のとき、N理事と一緒に来た若い職員さんは、横浜市の職員だそうです。
横浜市は、小さい町、市などに積極的に交換職員を送り込んでいるそうです。
「マンモス市役所にないものを学んで来い」と。


参考:越谷市の公式ホーム・ページ
http://www2.city.koshigaya.saitama.jp/
トップページ→市政情報→市役所窓口案内(各課案内)→企画部→企画課→企画調整担当→中核市に関する調査・報告
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