おもちゃクリニック [市民活動]

おもちゃクリニック
こわれたおもちゃを直すボランティア活動です。
広報「みやしろ」にも掲載していますが、第4土曜日の10時~12時まで、国納保育園で行ってます。

医師(おもちゃを直す人)、看護士(お手伝いしてくださる方)が不足しています。おもちゃが直った時の子供の笑顔を見たい方を募集しています。どうぞ気軽に参加して下さい。


個性豊かなお医者さんたち(ドクターズ)
蓄音機のことなら詳しいHさん、
春日部市から来てくださっています。
70代後半とか。

そのHさんが、「あんなすごい腕持っている人はいませんよ」
と脱帽するKさんは元NHKの技術部にいたんだそうです。
おもちゃの構造、カラクリはすぐわかる。
さすが、職人中の職人。
Kさんの、誰もが求める技術にも目の衰えがせまる。
「このごろ、目が悪くなっちゃって」と
わかいG君の到着を待つ。

G君は、日工大のOBです。
学生時代からずっと来てくれました。
シルバーの巨匠の教えで「アー、なるほどね」
和気あいあいの中でG君の作業が進みます。
G君は、巨匠たちとも話を合わせる気さくな若者です。

8年前のスタート時から関わってくださっている近所のS-1さん、
群馬県からきてくれるS-2さんも、黙々と作業。
二人とも最初からの人です。

カルテが人柄を語る
それはそうと、S-1さんのカルテは、あったかい
入院(お預かり)したおもちゃに必ずカルテをつけてて渡してくれる。

お散歩ぬいぐるみ犬の修理について

〇故障内容
 SW(スイッチ)をONにしても歩き出さない
〇故障原因(推定)
 SWの接点が磨耗によりONにしてもON状態が保てず、OFF状態のまま
〇修理
 SWの交換部品がなく、修理不能と判断しました。
〇お願い
 このおもちゃは、デザインも良く、造りもしっかりしていますから、置物にして
 かわいがってあげてはいかがでしょう!

S-1さんのやさしさが伝わるカルテだと思います。

ぬいぐるみは切開手術
ぬいぐるみは、ほとんど切開手術になります。
ぬいぐるみを全部丁寧にはがして、機械部分を出さなくてはならないからです。

Tさんのゴッドハンド(神の手)が役に立ちます。
Tさんは、洋服の仕立てが職業。
切開手術が終わったぬいぐるみをまたキレイに縫い合わせます。
傷跡も残らないように。

鳴り物が得意なFさんもいます。
今時のおもちゃは、メロディものが多い。

いい人たちの集まりが、いい時間を作ります。
みんな、たいへんだけど、いつまで続けられるかなー。

また、日工大の入学シーズン。
あたらしい職人、来るかな。
一緒にたのしみましょう。おもちゃを話の種にして。


おもちゃクリニック.jpg
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