まことに〈夢〉のない21年度予算(案) [議会]

3月議会2日目
2月26日に始まった宮代町議会、昨日3月2日は、2日目。
初日いっぱいかかった21年度予算(案)への総括質疑。

総括だから、細かいことは質問しないが、
「もの言い」をふんだんにつけさせていただきました。

なぜか。
一言で言ったら、「萎縮予算」「夢を見せない予算」かなーと思いました。
で、思ったからそのように言いました。

「夢のない、地味な予算」案
「逼迫した財政のなかでも、ちりばめる施策はある。
例えば環境。環境政策は当町の「売り」であるはず。なのに環境施策がない。
世は低炭素社会の構築に向けた試みをしている。
こういった潮流を意識した施策がまったく見えない。

21年度予算(案)が地味なんだから、せめて20年度補正は
予算書の中で、環境は”ISO14001”を21年度から庁内自前の体制でやっていく。
ということで20年度より減らされた予算になりました。
環境マネジメント59万7000円、みどりの推進事業22万4000円、花のあるまちづくり200万円が計上されただけ。ちっとも新しいものはない!
(中略)

国が示した20年度補正の目的をわかっていない!
国会で堂々巡りをした「20年度第2次補正」
定額給付金は、話題沸騰だから、3月5日の採決・討論のあと、お伝えします。

同時に国が示した補正の中の
〇地域活性化・生活対策臨時交付金 について総括質疑で質疑しました。

「地域活性化・生活対策臨時交付金」は、地域、住民生活の活性化、賑わい、元気が出るようなものなら何でもいい、という(ひも付きでない)交付金。
政府の趣旨は、「スピード感を持って効果が見られるような事業に自由に使ってください」のはずです。

 その自由なお金を、当町は、21年度に実施予定の道路修繕に、前倒しで入れた。せっかくもらえる臨時交付金を2つほどの道路整備、修繕に全部計上したという事ですが、まことに味気ない。
道路はいつでもお金がかかるモンです。きりがないモンです。
 
5700万円のうち、1割でも環境にでも使ったら、目に見えるかたちになる。
管財担当にきいたら、公用車がかなり古いという。「小型車だからもともと低燃費だし、我慢して使っているらしいけどけっこう古いです」という。

 これに環境に配慮したエコカーでも買ったらどうだったか。
環境対策も少し見える(小型車2ー3台買ったとしても、充当率75パーセントとして300万円~400万円だろうに)。5700万円の臨時交付金のうち400万円くらい、皆が喜ぶものに使ってほしかった」
と発言しました。

ホント、夢を見させない、20年度補正予算、そして21年度予算(案)にあきれました。

いくら貧乏な生活でも、夢の一つや二つ作って、はしゃぐもんです。
夢や、やりがいがあってこそ日常が楽しくなる。
まったくわかってないというか、住民に緊縮ムードを吹きかけ、気を引き締めさせる狙いっていうか…。
わかりません。

というわけで、「20年度補正予算」は私の中で、反対討論ができあがりました!!

21年度予算(案)の方は、委員会審議を経て、最終日に、出来るだけ賛成しようと思っています。現時点では。

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