仙台市内のガレキは来年夏処理完了 [災害]

4月26日(木)

仮設の焼却炉も稼働

仙台市は、自己完結型のガレキ処理を目指しています。これは、昨年秋 東洋大学白山校舎で開かれた第24回廃棄物学会のガレキチームの報告でもその順調な進行が伝えられていました。

仙台市は、海岸近くに、第1次、第2次仮置き場を一元化した搬入場所を設置し、搬入路も整然とつくられました。これにより、ガレキ処理はどんどん進みました。

また、場内に仮設の焼却炉を作り、燃やせるものは燃やすシステムも作りました。これにより、当初通常の3年分とされた量のガレキは来年夏にも処理が修了する見込みになりました。その後も順時宮城県内のガレキを受け入れて行く予定だそうです。

仮設焼却炉は、日量480トン(3基で)の処理能力があり、一般の焼却場が持つ付帯設備は省略したプラントですが、バグフィルター、温度管理は一般廃棄物処理のものと比べて遜色ない施設。

300トン処理能力のもので40億円、メンテナンス費用は年7億円ほどだそうです。

いずれにしても、県内のガレキが片付けば、解体する予定です。

仙台のガレキは別

しかし、これは学会の廃棄物専門チームが精力的に入った特殊例と見たほうがよさそうです。他のところでは、報道されているように、10%程度の進捗状況なのもたくさんあります。


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