住民投票について [合併問題]

リスキーであることは確か

合併に関する「住民投票」は、かなりリスクが高いことは確かでしょう。
新聞などでは、反対派・慎重派は「合併」を阻止するための手法に使う、といい、
推進派は、駄目押し、決定打、あるいは「合併後」の政治に(たとえ、どんなに混迷しても)免罪符をもらう意味でこれを使うと論じます。

首長がリーダーシップを示して進められない場合、議会の賛否がわかれ勢力が拮抗している場合、何で決めるのだ?こんな時こそ「住民投票」ではないのか、と言う人はかなりいる。

しかし、杉戸町、菖蒲町では、住民投票実施の手続きを進めながら、ぎりぎりのところで
なりふりかまわず、これを回避しました。

宮代町でも、議会内勢力が拮抗しています。
しかも、「まちづくり基本条例」という自治憲法を作りました。

首長が「私はやりません。議会でも請求できるんですよ」とサイを投げた以上、
これを実施するのが、政治なのか、実施しないのが政治なのか…?
この町でも、ギリギリで「秘策」を繰りだし、「住民投票」を回避するのか。

いずれにしても、誰かを悪者にし、誰かに責任をなすり付けられる方法をとっていなければどっちにも進まない。
それが「合併」だろう。

策定メンバーも、口角泡を飛ばす

先日も、住民側で「まちづくり基本条例」策定に関わった人に「住民投票を実施することが出来る」という条例文を入れたのだから、どう考えているのか意見を聞きたいといったら、
【あんた達(議員)は何を考えているんだ! 住民投票はやるべきでない。やったらメチャクチャだ。もし、合併にNOが出たら、どこも相手にしてくれない。2度もコケにされた春日部とは永遠に縁切りだ。もう宮代の道が閉ざされる。責任を取ってくれるのか? 将来にわたってうらむよ。住民投票を実施できるという条文はそういうときに使わないものだ。】
といわれました。

もう一人、住民の策定メンバーに聞くと、
「住民投票はやったほうがいい。政治力がないのだから住民にその権利はある。自分達で決めたことに納得する」
と言う。

私は聞きたい!

宮代町は杉戸町を切り離しても、春日部市に行く気があるのか。
ハイリスクでも、住民投票をやるツモリはあるのか
これらさえ、執行部は確実に言い切れないのか?

だったら、「住民投票」はやらざるを得ないのではないか。


「第6回研究会」報告の、最後の2行、
 〇次回研究会の日時は未定
 〇杉戸町の動向をみて   
とは、どう解釈するのか。


「合併」については、
どうぞTEL、FAX、メール(kanou@tb4.so-net.ne.jp)で。

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