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認知症患者の賠償責任、他 [高齢者政策]

1月12日(日)

快進撃?

この3連休で、否応なく「多忙」が始まってしまった。今月の予定は2日間を残しすべて埋まってしまった。快進撃?で、行こうという気持ちになってきました。

昨日は、4つの依頼・申し込みなどを片づけた。まず義父の1周期の件でお寺様と日時の折衝。19日か26日の日曜日の午前中でと申し上げたら、ご住職が19日午前11時ならOKという。菩提寺である浅草のお寺に出かけて実施することに決めた。この日は軽い食事会をして解散。すぐもどって午後3時からは進修館で賀詞交歓会に参加。

つぎに車検の申し込み。ぎりぎりセーフのときでありました。その次に、昨年末から持ち越した学習会の講師要請。26年度の動向などを「県・少子政策課」からの「県政出前講座」で聞くことにした。

県の出前講座は質疑応答も含めて1時間程度が目安となっていますが、そこは半プロ集団の「地方政治改革ネット」、そうもいかない。2時間は覚悟してきてもらわなければ、とあらかじめ念を押しておこう。

その次、生家の近くに持つどうしようもない遊休農地の草管理を頼む。

こういったことをこなして、会報213号に取り掛かろうと思ったのですが、全く浮かんでこない。翌日に持越し。まだ、おもちゃクリニックで預かった(治らなかったおもちゃ)を届けるのが残っている。気が重いから後回しにしてしまった。

議員活動の原動力=学習会の情報は、うれしいことに2月22日(土)までいただいている。学習会は、できるだけ参加して情報を仕入れておこうと思う。ここんところ思いがけず「子育て支援の在り方」に入れ込むことになったが・・。

認知症患者の賠償責任

話は変わりますが、認知症患者が、巻き込まれた電車事故が2012年までの8年間で150件にもなっていて、115人が亡くなっているという記事を毎日新聞で読みました。

超高齢化社会に突入していくということは、いろいろな問題を浮上させる。今年からは団塊の世代全体が年金受給世代に突入する。簡単に言っているが、かなり重い内容をもっていると思う。

認知症患者が、徘徊して線路内に入ってしまい、事故にあう。それはもちろん不幸でかわいそうな事件ですが、これは別の問題を含んでいる。事故後、遺族に対し、電鉄会社から、ダイヤの乱れなどで生じた損害の賠償請求がなされるということです。もちろん、認知症の本人には責任能力がない。だから、遺族に払ってもらう、ということでしょう。

2007年には、遺族に対し720万円が請求された。影響乗車数2万7000人(電車34本)というものです。2009年の南海電鉄の場合は、影響乗車数9万3000人(電車34本)という数だったのに、請求がなかった。想像するに、独居老人で、身寄りがない方かもしれない。とにかく、ほとんどの件で、遺族(がいれば)に対して賠償請求がなされるようだ。

小さな子どもだったら、保護者がいて監視の目が(比較的)行き届いている。しかし、行動、思考は子供並みに落ちてしまっている高齢者であっても、(おとなだから)一時も目を離さない、ということは不可能なのでしょう。

それに年長者に対する尊厳もある。「あれもダメ」「これもダメ」と縛るのは申し訳ないというのもあるかもしれない。自由に心地よく暮らしてもらおうというところにも盲点がありそうだ。

国は、1000兆円を超す借金を抱え、社会保障の財源を作るため、4月から消費税をアップする。超高齢化社会を支えるために増税分を充て、借金を増やさないといっているが、26年度予算を見ると、景気浮揚策と言って公共事業を増やしている。意味ないのではないか。せめて前年度並みの予算で、その中で借金を減らす算段をしてほしい。


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大手生保、介護保険拡大 [高齢者政策]

9月27日(金)

またもや大手生命保険会社のビジネス

公的制度での介護保険は、始まって13年たつが、需要が制度の安定、充足に追いつかないでいる。そんな中、大手の生命保険会社が、この分野の商品開発に力を入れている。

また、民間の生保か・・。公的には四苦八苦して事実上縮小の方向でいるのに、民間は(この分野こそ成長分野!)と新たな客の獲得に精を出す。人口減少、節約で、生命保険そのものは大手生保でも縮小らしいのですが、公的「介護保険」でケアできない部分は、十分ビジネスになるらしい。

国が運営する(実際の運営は自治体)公的介護保険は1割の自己負担で介護サービスを受けられるが「現物給付」。一方、民間生保の介護保険は、一時金、年金として保険を受け取る「現金給付」型。これで、必要なとき、介護保険サービスで漏れたり、不十分な部分を補完できたりする。

背景に要介護者の大増

背景に社会保障制度の縮小があり、結果として要介護者の負担増という現実がある。その時の備えた「準備型介護保険」といった感じです。

厚労省によると、2011年度には、過去最高の531万人が介護認定された。そのため、税金と保険料で賄う介護保険の保険給付額は、7兆6298億円という額に膨らみ、限界に達しております。自己負担の割合が増える可能性が出てきました。ここに、介護(される、する)年齢の人たちの危機感が募り、備えなければ、という動向になっているわけです。

民間「生命保険」会社のほうでは、少子化や独身者の増加で、死亡保険の需要は下降線をたどっている。民間介護保険の分野の加入者は、まだ少なく≪今後成長のよりが大きい≫≪伸びしろ、が大きい≫と踏んでいる。

大手の「生保」の独壇場

もう、5,6年前になろうか。出産時の医療現場のリスク(事故や後遺症で、医師が訴えられる事例が続いた)を回避しようと、「出産」に保険がかけられるようになった。「重症脳性まひ」対象だったか、この保険費用はそのまま自治体負担を増やすことになったわけですが・・・。(H20年、議会に議案が上がってきたとき、私だけが反対した・・・。反対理由はいくつかあったのですが、ここでは省略)

この保険を一手に引き受けたのが、民間大手の保険会社だった。結果はどうなったか、というと、国は腹を痛めないで、大手民間会社はものすごい蓄財をなした、という結果を生んだ。

考えていただきたい。ものすごく確率的に低い≪出産時の事故、それによる後遺症など≫に、高額の保険を投じたわけです。厚労省は、実際に保険金が支払われた例、額、この制度を民間保険会社に丸投げした結果、民間大手「生保」がどのくらい利益を得ているか、検証していない。(いや、していると思うけど、いったん始まった制度に無関心を装っている)

社会保障のために、税を吸い取られ、それでも(まだっまだ、足りない)といわれる納税者をしり目に、民間会社は、まことに〝タフ”だ。

済生会南栗橋病院の本田宏先生がツイッターでつぶやいていた(ていうか、吠えていた)のを見つけて、同感して書いた。

本田先生は「社会保障費を削っている日本。公的介護が縮小して、太るのはまた大手企業か」と嘆く。

※ 今日は、久しぶりに「地方政治改革ネット」の月例会。話題満載であろう9月議会報告を、みんな持ち寄るだろうな~、と思いながら、一方で(多分、行けない・・・)と半分あきらめている。

かなり仕事がたまっている。


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介護殺人 [高齢者政策]

9月26日(木)

認知症の妻

「市民福祉情報」MLから、頻繁に「介護殺人」のニュースが送られてくる。

(以下は毎日新聞からの抜粋)

9月19日、山形地裁では、今年2月山形県鶴岡市で起きた「介護殺人」の初公判が行われました。この事件は今年2月、認知症の妻を殺したとして、81歳の夫が殺人罪に問われたものです。

この老人は、8人家族。長女らの家族と協力して認知症の妻(79歳)を介護していましたが、夫自身も肺を患い、入退院を繰り返していました。「家族にこれ以上迷惑をかけられない」。老老介護は限界に達し、2月15日、自宅で老夫婦だけになった時、妻に睡眠薬を飲ませ、首をしめて殺害し、自身も自殺しようとしたところ、家族が帰ってきて発見されたもの。

他人事ではない「介護殺人」

弁護側は、「同情の余地がある。地元住民4,000人が寛大な判決を求める署名をしている」と主張しました。

ニュースは、「介護施設が充実しなければ、こういう悲劇はもっとおきる」としている。

この市民福祉情報は、毎日のように、全国で起きる、高齢者の介護から起きる殺人などのニュースを送って来る。


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地域サロン [高齢者政策]

8月29日(木)

「地域サロン」さかん

介護保険課の事業として24年度からスタートした「地域サロン」が町内のあちらこちらで始まっている。(立ち上げに介護保険課に申請すれば10万円の支援が得られる) 運営主体はNPO団体だったり、町内会だったり、自治会の支援を受けて自主的な立ち上げ団体だったり、さまざまです。

先行して4年ほどの実績がある宮代台「月曜クラブ」(有志が立ち上げたサロン)のこと、昨年度町内会の役員先導で始まった本田地区「金曜クラブ」のことは、お邪魔した時の様子などお伝えしてきました。

わが学園台でも「学園台お喋りクラブ」が4月から始まっています。スタッフもたくさん揃っていて、趣向を凝らしたおもてなしで、ご参加くださる方も毎回たくさんと聞いていましたが、なかなか都合が合わず、お邪魔できないでいました。

26日の月曜日、午後に時間ができたので、我が家から150mほどの集会所へ。ちょうどお昼御飯が終わったところでした。冷たいうどんを主においしい副菜があったとか。私はお昼を食べてしまったので、お茶の会費150円を払って合流しました。

午後の部は、日舞の踊り手を招いてのお楽しみ時間。「昨日挽いたばかりのコーヒーです」と薫り高いコーヒーに、手作りの豆腐スイーツ。お代わりありますのコーヒーを片手に、風流なお着物姿の日舞にうっとりしている人、手拍子の人、etc。

演目がまたいい。知る人ぞ知る(私は全部知っているのですよ、これが!)懐かしい曲に合わせての舞。最初の「やくざ若衆木遣り唄」は、あの美空ひばりの若いころの歌。その次の「緋牡丹渡世」は、東映やくざ路線はなやかな頃の「緋牡丹」シリーズの曲なのでした。「やくざ若衆・・」なんてのは50年以上前の曲ですが、あら不思議、歌詞が口を突いて出てきてしまう[るんるん]

ぐるっと見回してみると、4,50人ほどいる。盛況だ。たのしそうだ。

9割が女性です。これはお隣の本田地区も同じ。宮代台「月曜クラブ」は、男性、女性半々くらいだったような気がしますが。

最初は男性も多いのですが、どうしても男性の足が鈍る。それでも、ご参加の男性たちはご機嫌で話に興じていますから、またのお越しを楽しみに。来たり来なかったりの波はあるでしょうが、男性も月2回の居場所にしてくださるといいですね。

それに、何より、こういった「居場所」があることは、参加していない人の近況、ご近所の様子なども話題に上るという利点があります。「孤独」や「孤立」にならないよう、みんなで見守り、みんなで助け合いの「はじめの一歩」です。

前回は、「ギターラ宮代」の方々の演奏、この次は大正琴が予定されているそうです。自分が演じ手だったり、聞き手になったり、さまざまな立場になれます。また、スタッフの方々も似たり寄ったりの年齢だから、分かり合えるのかもしれません。


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宮代大学(旧寿大学)の終了証 [高齢者政策]

1月20日(木

昨日、古利根川に(1羽だけ)白鳥が飛来したんだそうです。百間2丁目にすむ知人のTさんがうれしそうにおっしゃっていました。いつもより寒い朝に白鳥前線も南下したか・・・?

「宮代NOW」では、白鳥の姿がキャッチされていました。さすが、「宮代自然図鑑」はやいです。そちらをご覧になることをお勧めします。

さて、本題。

「終了証」がグレードアップした!!

今朝早く、ある人から電話。あいかわらず元気がいい。「会報、見ましたよー。今月も情報ありがとう!」と。この方(Xさん)は毎月必ずお電話を下さる。

Xさんが住む地域には配ってくださる人がいます。昨日玄関前においてきた会報は、いつものようにその日のうちに配ってくださったのでしょう。それを読んだXさんは、いつものように朝イチで、「読みました!」の電話を下った・・・。(いつものように)ありがたい。

それにしてもXさんはお元気です。戦争体験者だからおそらく90歳に近い。でも社交ダンスに、俳句に,,etc、嬉々として出かけていく姿を見るにつけ「おっ、今日もお元気だ」と思う。自転車に乗る姿は背中がピシッとのびてかっこいい。彼のこだわりなのか、背広をきちんと着て赤いネクタイをして・・・元気はまわりの人まで感染しています。

「私の提案」

Xさんは言う。「私、宮代大学(旧・寿大学)で、いろいろ提案するんです。昨年8つ提案したのは3つ採用されましたよ」 私「すごーい!」 Xさん「その中で、宮代大学の終了証はね、とてもよくなりました。それまでコピー用紙に印刷したペラペラの修了証だったの。教育長のハンコが押してはあるけど、これではあまりにも粗末。みんな一生懸命終わりまで参加したんだから、もっとバーンとした紙を使ってくださいと。そしたらバーンとしたのに替わりましたよ」

さすが! ていうか、当たり前です。Xさんの言うとおり。(パチパチ 拍手!) バーンとしたのに替えるのにいくらかかるって言うの? 元気で学習意欲満々の方々をたたえるのにふさわしいものになった、当然。提案が通ったと、うれしそうに話すのをお聞きしてこちらまでうれしくなりました。


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