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指定袋 [ごみ処理]

10月13日(木)

全文を削除しました。配慮を欠いた文章を反省し、お詫び申し上げます。

ごみ袋有料化(指定袋)導入に関して、私は性急な導入に反対する立場ですが、導入に対する地域の意見、取り組みを書いていこうとしたものであって、お怒りのような趣旨(当該団地にもの申すものでも、挑戦するつもりでも)はありません。経年の尽力、ご努力に敬意を表します。これまでも、これからも、です。


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有料指定袋の導入・・久喜宮代衛生組合 [ごみ処理]

8月6日(土)

有料指定袋の導入

昨日午後、久喜宮代衛生組合議会は、全員協議会を開催し、1)「「家庭用廃棄物(可燃・不燃)の排出時における<ごみ袋>の指定について」、2)「焼却灰等に含まれる放射性物質の状況について」など、報告を受け、質疑を行いました。

2)・・放射性物質の状況>は、前々日などに私がブログで書いたもの、あるいは会報「視点188号」でお伝えしたのと変わらないので、ここでは省きます。あっ、1つだけ付け加えます。

久喜宮代衛生組合の、焼却灰、煤塵、汚泥は、すべて基準(8,000ベクレル)以下というのはお知らせしました。これらは寄居の県最終処分場、群馬県草津町の処分場などに搬出されます。その一つ、小山市の溶融化施設(高温で溶かして固形化)で、受け入れ「NO」になったとのこと、新情報です。

小山市の(株)「メルテック」に搬送し、高温度で無害化している焼却灰については、(株)「メルテック」が自社基準を2,000ベクレル以下としたことにより、受け入れを停止されているとのことです。

(株)「メルテック」は、民間の会社ですし、溶融後の管理、製品化のため、自主的に基準を設けることは当然の措置と思えます。5、6年前、この会社を衛生組合議会の視察で訪問したことがありますが、かなり高温で焼却灰などが処理され(1,300度以上だった)、それまで見たところの中では、ダイオキシン等の無害化ができているかなと感じたことを憶えています。

ごみ袋を有料指定にする理由

さて、有料指定ごみ袋の件です。これは「単純指定袋制」(実費負担方式とも)と言うんだそうで、ごみ袋を有料にして、売却益が執行側に入るのと違います。普通、ごみ袋を<有料>にする場合、その行政区の袋を有料にすることにより、ごみ袋の売却代がごみ処理費用に組み込まれる方式が多く、「受益者負担」=つまりごみを出す回数、量にしたがってごみを排出する人に負担してもらうわけですが、これと少し違います。すなわち、ごみ袋の売却益は製造業者に入るもので、組合の処理費に入る仕組みでないため、予算の中の「歳入」に反映しません。

じゃー、なぜ「有料にするの?」と思ったら、(執行側の説明によると)、

①廃棄物の発生が抑制され、処理量の減少等の効果が見込まれるのだそうです。また、管外からの持込(管内ごみ集積所への投棄)や不適切物の混入など二次的な効果も期待されるというのです。

②久喜が合併したことにより、久喜宮代衛生組合は、八甫清掃センター(旧鷲宮町、栗橋町)、菖蒲清掃センター、それに久喜宮代清掃センターという3つの清掃センターを管轄内に持つことになりました。八甫清掃センター、菖蒲清掃センターはそれぞれの管内において、すでに(実費負担方式により)指定袋を導入済みであり、一方、久喜宮代清掃センター管内では、長年透明袋による収集がおこなわれており、排出方法の相違が生じているため、早急に統一する必要があると考えられます。

どうも、②のほうに重きがあるように思えてなりません。だから、廃棄物減量等推進審議会において、まことに短い審議時間で、まとめられ、管理者・久喜市長様宛に、審議会会長名で「答申書」が出されたのだと思います。

で、これは早速、衛生組合だより「8月1日号」での特集「ごみ袋の統一について答申がありました」でいっせいに各戸配付、となりました。表紙には大きく写真が掲載され、答申を受け取る管理者と、答申書を提出する審議会会長の姿があります。(これ見ただけで。<もう決まりか…>と思ってしまう住民がいるかもねー。[バッド(下向き矢印)][もうやだ~(悲しい顔)]

性急な導入スケジュール

で、昨日の(オグラ)衛生組合事務局長の報告ですと、「議会全協」で報告後、今後の流れは、〇9月に、区長、自治会長会にて理解を取り付け⇒10月「廃棄物減量等推進員」さん(全域で400名ほどいる)を集め周知⇒12月から3月まで周知期間を経て⇒4月から実施、というスケジュールだそうです。

すべては、学識経験者3人、区域代表5名、全域からの代表8名、商工会関係久喜2名宮代1名、事業者代表1名など20名からなる「廃棄物減量等推進審議会」の答申によるものだそうです。「・・審議会」は第3回から第5回の審議会において活発な意見が出され、最後に採決、賛成15、反対4で可決されたんだそうです。

この審議会、最初は「非公開」にしようとした審議会でした。(旧)久喜、宮代地域では「非公開」などという物騒な審議会、委員会は「死語」になっているようなものですが、このたび、久しぶりに出てきた「非公開」「秘密会」に「なんだ、それ!?」とびっくり。結局3回あたりから「公開」の審議会になりました。

久喜の市民グループが反対意見書

で、この「ごみ袋有料化」には、久喜市の市民グループ、生活クラブ生協などから、「導入は慎重審議で」「反対」等の意見書が「・・審議会」当てに出ましたが、受付拒否だったそうです。(議会に出すのかどうか分かりません) いろいろ事情はおありでしょうし、当局の説明も一応理解できますが、私は、有料化の第一の目的は、久喜市の制度「統一」に過ぎず、根拠のない<ごみの発生抑制>のためという文言に<疑義>を持ちます。

全国に誇る、「久喜・宮代」方式のごみ処理、処理に歴史の違い、ごみ処理文化の違いがあってもいいと思っています。エリアが広がった久喜のため、無理やり「統一」につき合わせる必要が、今ありますか? ぬきんでいた「資源化率」が急落したのと同様、ごみ処理の後退につながりかねません。今日はこの辺で・・。


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HDM視察に同行・・久喜・宮代衛生組合 [ごみ処理]

11月16日(火)

リピーターも多いHDMシステム

HDMシステム.jpg

午後2時から、「生ゴミの資源化」研究会を始めとした、いろいろな団体の集合体とも言える「HDM視察団」に同行させていただきました。今回の「多国籍軍」(笑)は、相当広い地域の集合体でした。逗子市、葉山町、東京稲城市、西東京市、東京23区内の人、所沢市、和光市etc,etc 総勢20人の熱心な人たち。

本日は、視察の前に衛生組合の近くの和食処「M」で、食事をしながら予備知識を入れておくということらしい。午前中は「戸田市」のゴミ行政を視察・研修し、そのままバスを飛ばして宮代に入るから、「加納さん、お昼例のところに20席とっておいて」と言うことになりました。1時から2時まで「M」で食事をしながら事前レクチャー、その後2時から現場で視察という運びです。

議会などの視察は、お行儀良く、ほとんど1時間半というのが定番になっていますが、こういう環境団体、市民、NPO団体は、(熱心すぎて)あまり時間を気にしない。後になればなるほど時間が押していくことになります。

「M」は、注文してからお料理が並ぶのが速いというのがありがたい。でも、ここで話しに力が入りチョット遅れ、衛生組合へ15分遅れで入りました。

衛生センターの玄関で、課長に「また加納さんが来た~って、思ってんでしょ」と恐縮していうと、「いやー、いいですよ」と。いつものように資料で概略説明の後、現場に向かう。

「HDM」システム現場で、(多分、委託している熊谷清掃者の社員だと思うが)現場の職員に「視察多いでしょ、月2回くらいはある?」と聞いたら「いやー、今月はもう4、5回受け入れているみたいですよ」という。ありゃー、大変ですね。

その後、枝葉のたい肥化の作業場に。これで終わりかと思っていたら、粉砕した「枝葉」つまり「有機1号」たい肥置き場に。結局説明にずっと同行してくれた職員Tさんが解放されたのは4時チョット前。すみません、視察団、とても感謝していましたので、お許しください。

今回は、リピーターも多かった。実は夏場に1回視察しているのだけれど、という人もいた。いいことだ。1回きりの視察や、人のお膳立ての視察は頭から消えやすい。だけど「もう一度・・」というのは<前向き度>が違う、と思います。

おかげで私の情報網も広がっている。和光の市議は「道路の学習会」で友達の輪に入れていただいた人だ。夜になってなって早速メール「今日はありがとう。ところで道路の学習会は12月に続編をまたやります」と情報を入れてくださった。

「道路の学習会」は気になる学習会です。どこも財源が厳しい中で、道路について基礎から学習し(道路局のOBの話なども聞きました)、優先度等を研究したり、行政に提言したりと、頑張っている。

「橋梁ごとトラックが落ちた!」

東北地方「河北新聞」ニュースから

河北新聞によると、宮城県のある町で、老朽化した橋で、トラックが橋に差し掛かったとたん橋もろとも川に落ちるという事故がありました。

地方新聞の地方版ですから、埼玉県では報じられませんが、これなどインフラ整備の考え方に一石を投じたことになりました。いいすぎでなければ「手落ち」に間違いない人災でした。

山間部の町ですから、何百という橋を持っています。議会では「維持管理」についても当然論議があったはずなのに、「維持管理」「調査」の優先順位が橋の「規模」の大きい順にこだわった傾向にありました。建設年で古い順だったら当然優先度が高かったでしょうに。河北新聞では、山間地のインフラ管理の問題などが解り、興味深かったです。


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ダブルパッカー車 [ごみ処理]

ダブルパッカー車

昨日、衛生組合議会を傍聴して帰りしな、「パッカー車が、2つに分かれていて、生ごみと、燃えるごみを、同時に収集できるものがあるんですって?」と聞いてみました。

「あっ、そうか、宮代のほうは走ってないんですね」と言う。私「そう、そんなの見たことないんだけど。この間視察したジャーナリストが書いた本に、<久喜・宮代衛生組合の新しいパッカー車>って載っていたのよね。向こうのほうが知っていたんですよ」

職員「今、ありますよ。2台のうち一つが。案内しますよ」と、わざわざ案内してくださった。パッカー車が並んでいる中に(W-1)の記号があるのが目的の車です。 「ワオー! ほんとだ。  へぇー、便利ですね」と、写メでとったのがこれ。すみません、写メ下手でした。 

ダブルパッカー車.jpg

一台で生ゴミと燃やせるゴミを収集

どっちか片方がいっぱいになると帰ってくるのだと。とうぜん「可燃ごみ」のほうでしょう。

今度、10月に東京23区、戸田市などのグループと「シンポジューム」をやることになりました。新しいパッカー車のことも知っておかなくちゃね。

9月15日

すっきりした!!

今日は、久喜宮代衛生センターに、粗大ごみを出しました。セミダブルベッドと、学習机です。粗大ごみ処理券3枚買いました。ベッドは、台とスプリングで別々の処理代がかかります。合計1,500円かかりましたが、30年以上使用したおんぼろ家具を1,500円で持っていってくれるなんて、チョーありがたい。なくなってすっきりしました。 

途方にくれていたけど

2階で物置状態になっていた部屋に、どうしょうもなくボロのセミダブルがありました。その上にはこれまたボロのギターケースや、ストーブが乗って・・・。何とかしなければと思っていましたが、私の力ではビクともしない。とりあえず、8月の終わりごろ、衛生組合に電話して予約だけしました。それまでに「引越し屋さん」「便利屋さん」を探して2階から下ろさなくちゃ、お金がかなりかかっても仕方ないなー、などと思って、憂鬱になっていました。

過日、女性だけで食事会をしたときに、このことを話したら「大丈夫ですよ。私達がやってみます。分解しましょう。それで運べば、多分下ろせます、1階に」という。すごーい!頼もしい。

日曜日にやってきました、2人の友人。道具とお茶を持ってピクニック気分。「こういうの得意なんです。加納さんは下(1階)でテレビでも見てていいよ」という友人は、ねじをはずし、分解し、切断して、約1時間で学習机、セミダブルベッドを階下に下ろしてしまった。友人は言う「女2人で何でもやりながら生きてきたんだモノ。何でも言って下さい。なんでも工夫すれば出来ます」と。

どうしよう、どうやればいいんだ、と悩んで何もやらなかった私と比べて、圧倒的な生活力、う~ン、たいしたもんだ。

感謝、感謝のわたしに、「人間、誰でも一長一短があるんですよ」と言ってくれる。「一長」が<無芸大食>じゃー自慢にもならないわたしなのに。 

※23:10 たった今、映画のレイトショーを見に行った二女が帰ってきました。「借りぐらしのアリエッティ」でしたが、「完全に私ひとりだったー」と。大丈夫なの?シネコン。ちゃんと儲けるときは儲けてんの?


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久喜宮代衛生センター・・マックスの暑さでも臭気OK [ごみ処理]

8月27日(木)

「久喜宮代衛生センター」視察

衛生センタ.jpg

マックスの暑さの中でも、臭気問題ない

昨日(8/26)午前、総勢16人で、「久喜宮代衛生センター」(旧衛生組合)にて、視察研修させていただきました。私にとっては、合併後、はじめての視察になります。

長時間になり、恐縮です

昨日の視察は、越谷市、三郷市、八潮市、それに茨城県取手市の議員、市民の皆さんが中心の視察団でした。知人が多かったものですから、私ともうひとり、宮代台のAさんもご一緒させていただくことになったのです。

午前9時半からということで、総勢16人は20分前に現地に到着していた人たちも含め、熱心な研修になりました。あとで考えますに、この視察ツアー、特にツアー・コンダクター(?)がいない団体だったため、(聞きたいことがいっぱいあったので)終了時間が延び延びになって11時45分までセンター職員にお付き合いさせてしまったこと、申し訳なかったです。

※はじめに、「じゃー、これから始めます」と、終わりに「これにて。ありがとうございました」がはっきりした挨拶でなかったことが後で気になりました。もちろん、仰々しい議長挨拶や、首長挨拶などとは無縁の市民団の視察ではありましたが・・・。

センター側は、いつものように、茶托付の熱いお茶のサービス、後半の質疑には4人の職員が対応、お世話になりました。

そのおかげもあってか、本来の目的である、「菌床」による生ごみ処理をじっくり見学し、枝葉の粉砕⇒堆肥化施設にも足を伸ばしての説明を受けました。37℃にもなった猛暑日、そんな環境でも、生ごみ処理の臭気は問題なし、ということがわかったのは収穫だったと思います。時期的には最高の視察でした。

その後、会議室にもどり、質疑応答になりました。東埼玉環境センター(越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町の5市1町)の対象人口は、約87万人。その管内のメンバーが多かったのですが、依然として燃やすごみにたよっていく処理形体を打破しようとする市民グループは、常に先進的な取り組みをしている「久喜宮代衛生センター」の説明の中から、いかに住民、議会、行政が取り組んできたかのヒントを得ようと、質疑をしていました。

視察団の中に、お住まいは東京西部地区だという(環境ジャーナリスト)Aさんもいました。Aさん、提供された資料の中から、直近の数字に「たいしたもんですね」と、関心していました。彼は、H5~6年頃からの、「久喜宮代衛生組合」の取り組みについては、熟知していて、現在の「堆肥化」についても、合併による取り組みの渋滞はあるもののかなり評価していました。

昼食を食べながら意見交換会

視察後、昨日の「第二の目的」-管内住民との意見交換会になりました。場所を近くの「都古」に移した交流会・意見交換会もたっぷり2時間、相互活発な意見が飛び交いました。

「大地のめぐみ」堆肥化プラントは?

環境ジャーナリストのAさん、「大地の恵み堆肥化プラントについては、こっちもいわなかったし、組合側も触れなかったけど、どう評価していますか」と。一連の取り組みを知っている環境通なら当然関心をもつ事項であります。

私は「アレは住民代表を軸とする堆肥化検討委員会が、ヒアリングを繰り返した後、【久喜宮代】仕様を実現できると踏んだJFE(日本鋼管)に発注したものでした。5年間悪戦苦闘したプラントです。検討委員会の積極的推奨ではありましたが、成功例とはいえませんね。堆肥化は成功しましたが、現実は、ランニングコストと臭気にずっと悩まされていた。現場は、温度管理、プラントの管理と寝ずの番をした5年間でした。皆さんのところは、アレを参考にして、うまくやってください」と、いいました。

行政というところは、結果がいいも悪いもパイオニア的な取り組みを担わなければならない。これも行政の使命だと思っています。行政(というより現場)は、住民・議会が出した方向性に沿って最大限の努力をしたことは間違いなく、悪いというなら悪いのはこっち(住民主体の検討会、承認した議会)だ。しかし、その延長線上に、今全国から注目されている「菌床型生ごみ処理」があるということです。

まぁ、「あの5億円のプラントは成功したとはいえない。皆さんは成功させてください」って言ったもんだから、かえって皆さんの胸に、ストンと「納得」が落ちたようです。

それで、「だから、(そういう意味でも)久喜宮代はすごいよ」といってもらえました。「何もやらないで、楽なほう(つまり、何でも燃やしちゃえ)を選ぶほうがそりゃー簡単だ」とも。

合併後の今後も大変

本当のこというと、センター側の説明はかたくて、言葉が十分でなかった。「もっと自慢していいのに。もっとうまくいえるのに」と、宮代台のAさんとひそひそ。まぁ、合併なった今、鷲宮、栗橋、菖蒲など3町との調整、取り組みの歴史を、「久喜宮代」レベルまで持っていく「今後」を考えると、饒舌になれない心境と見ましたが・・・。

その分、昼食交流会では、私たち、かなりの評価をしながら「久喜宮代」を喧伝しましたから。


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