埼玉県で65歳以上が4.6%増 [統計]

4月18日(土)

少子化と高齢化

17日、総務省が発表した人口推計によりますと、65歳以上の人口が14歳以下人口のの2倍を超えたということです。

その中で、埼玉県は65歳以上の人口が4.6%増と全国で一番増加しました。千葉県が゙4.4%とこれに次ぎます。東京に通勤していた団塊の世代たちの最後組が、高齢者枠に入ったことになります。

10年後の2035年には、75歳以上の人口が今の2倍になると想定されています。当然、病院や老人施設が足らなくなるわけですが、高齢化人口に合わせて作ることもできません。(これらの施設が要らなくなるのは20年後から始まる)

そこで、在宅医療、在宅介護をもっと充足させるという施策になるのですが、核となる病院が非常に心もとないのが宮代町と言えます。在宅医療医の診断なくしては、周りの人たちでの連携もうまく回りません。

今後数年で、これらの仕組みが構築されるようにしなければ…と思います。

子どもたちを身近に感じてこそ

 自慢にもならないですが、私の住む宮代町学園台の高齢者数は抜きんでて多い。その中でも我が家がある学園台2丁目が一番で、昨年宮代町の高齢化地区のナンバーワンに輝いた。第2位が宮代台2丁目だと聞きましたが、1丁目も2丁目も3丁目もありません。この地区はしばらくの間、抜きつ抜かれつしながらランキング上位をさまようのでしょう。

先日、宮代台の人に「学園台の方が少々高かったのは、年齢が高いというのでなく、子どもの世代が住まないからですよ、きっと」と言うと、宮代台の知人もまた「いや、宮代台こそ、跡取り世代が住んでないよ」という。「いや、こっちの方がすごいよ。老老介護でも息子は返ってこないもん」「いや、いや、こっちの方が単身家庭ばかりで・・・」と、妙なところで譲らない。

まァ、どっちもどっちなのですが、要するに「年とっても自分のことは自分でしたい」と言うけなげな人たちが多い。今はまだ、元気だから大丈夫だよ、と。

身内が離れて暮らすのはかまわない。でも、いつも身近に感じられる距離、関係は保っていたい。

目立とう

こういう住宅団地は50坪とか60坪の区画割なので、お隣が近いからまだいい。顔を見たら元気な声掛け、これでけっこう通じ合えるからネ。

これは必要です。

それでなくとも、年を重ねると、全体の景色が〈茶色かモノトーン〉なんですよね。表情がわかりにくくなる。茶色っぽい洋服を着て、茶色っぽい顔で、表情を抑え気味・・・じゃ、ダメですよ。

還暦過ぎたら赤とか黄色とかを着ましょ。そして、表情もオーバーアクションでいいと思うのです。


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個人企業経済調査 [統計]

7月12日(火)

総務省統計局

総務省統計局は、12日、H22年度個人企業の統計を発表しました。

年間売り上げ減少

1事業所あたりの年間売上高は、「製造業」が、879万9000円、「卸売業・小売業」が、1,849万9000円、「宿泊業・飲食サービス業」が、917万1000円、「サービス業」が562万4000円で、前年に比べ、「卸売業・小売業」が増加、それ以外は減少しました。

年間営業利益1事業所あたりの年間営業利益は、「製造業」が203万4000円、「卸売業・小売業」が、184万6000円、「宿泊業・飲食サービス業」が144万8000円、「サービス業」が177万6000円で、前年に比べ、「製造業」だけが増加し、他は減少しました。

事業主の年齢が高齢化

事業主の年齢が60歳以上の事業所の割合は、「製造業」が73.2%、「卸売業/小売業」が、69.4%、「宿泊業・飲食サービス業」が、62.3%、「サービス業」が、65.8%。

後継者がいる?

「後継者がいる」とした事業所の割合は、「製造業」が、22.4%、「卸売業・小売業」が22.3%、「宿泊業・飲食サービス業」が、19.7%、「サービス業」が18.4%。

事業経営上の問題点は、いずれも「需要の停滞(うりあげの停滞、減少)」をあげ、70パーセント以上、「卸売業・小売業」は、81.1%になりました。

貧困率、過去最高に

厚生労働省が、昨日、発表した「国民生活基礎調査」によると、全国民の中での低所得者や経済格差をしめす「相対的貧困率」が、前回調査した06年より0.3ポイント上がって16.0%になった事が分かりました。貧困率の上昇について、同省は、「低所得の高齢者や、非正規労働者が増えたためと見ています。

高齢者だけの家庭1,000万世帯超す

65歳以上の高齢者のみで構成される世帯は、1,018万8000世帯で、調査開始後、初めて1,000万世帯を突破しました。高齢者同士で介護しあう、いわゆる「老老介護」の割合は、65歳以上同士で、45.9%になりました。


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住まいの様式-若者と高齢者では明らかな違い [統計]

10月8日(金)

総務省統計局・統計研究所から

1、住まいの様式

世帯構成の中で最も多いのが、単身者世帯!

10月7日午後10時発信の総務省情報メルマガによると・・・本格的な人口減少時代に入っている中、世帯規模の縮小化がなお進んでおり、世帯構成の中で、今や単身世帯が最も多くなっています。

〇若者の単身世帯では、9割が借家の共同住宅、これに対し、高齢者では5割が持ち家の一戸建てに居住している。持ち家の一戸建て居住は、65~69歳で逆転している。

40代の女性

〇女性の単身世帯では持ち家の共同住宅の割合が40歳代でもっとも高く、男性の同年代の2倍

男女別に見ると、持ち家の一戸建て、借家の一戸建て、借家の共同住宅は、各年代とも、男女間でそう違いはないが、持ち家の共同住宅で違いが出ました。

持ち家の共同住宅(分譲マンション)に居住する割合に違いが顕著です。持ち家の共同住宅に居住は、男女ともに40代、50代で高く、男女の差も大きくなっている。もっとも割合の高い45~49歳では、女性21.9%、男性11.7%と、2倍の差がでました。

2、住まいの耐震性 都道府県で大きな差

S53年の宮城県沖地震から耐震基準が抜本的に見直され、S56年から住宅についての新しい耐震基準が施行されています。耐震診断、耐震改修工事の視点から、状況がわかります。

〇持ち家の3分の1は、S55年以前に建てられて耐震診断、耐震改修工事もしていないもので、47都道府県のうち、25件では4割強がなされていない

一方、もっとも割合の低い神奈川県(25%)を含む関東・東海地方のうち6都県は、ともに2割代後半と低く(つまり耐震補強率が高い)、都道府県によって住まいの耐震性の状況に大きな差が見られました。

※埼玉県は、神奈川県(25%)、東京都(26.5%)、についで(26.8%)と国内3位の耐震補強と出ています。他の県と比べて耐震、補強の意識が強いといえます。埼玉県についで、愛知県、静岡県、千葉県、兵庫県と、大都市の近くの県で耐震意識は高いと思えます。

反対に、S55年以前の家で、耐震診断も耐震改修工事もしていない持ち家が多いのは、島根県(51.2%)、鳥取県(46.7%)、秋田県(46%)、富山県・・と、日本海側の県で高くなっています。


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結婚観調査;結婚しなくていい70% [統計]

内閣府の調査から

5日、内閣府が発表した世論調査の結果ですが、「結婚はしなくていい「どちらかというと」が70%を占めました。

大前研一氏は「世界の様々な国を見てきたが、こんな国は見たことがありません。『価値観の多様化』などと言うような表現で片づけられる問題ではないと思います。」と言っています。大前氏は「これは教育の結果です。家族・人類を維持していくためにはどういうことが必要なのか、家族の愛情はどれほど重要なのか、という価値観について日本は教育してこなかったということだと思います」とも言っています。

今回の調査を「ほほー、なるほど」といっていられるレベルの数字ではないと、危機感を訴えています。

おそらく世界の国で同じような調査を行ったとしても、日本の数字の半分にも届かない結果になるんじゃないかと、大前氏が言うように、「人のことは知ったことじゃない。とにかく今を快適に生きたい」「この生活レベルを落とすくらいなら一人の方がマシ」という人が多くいる以上、一方で結婚をのぞんでいる人がいても、うまくいかないのは当たり前なのでしょう。

人口が増えるところと減るところ

よりシンプルに生きようとする人が多くなればなるほど、人口が増えるところと、過疎になるところも、相変わらず変わらない、ということにつながります。        家族がいなければしがらみもいらないし、無用なノルマ?押しつけ?からも離れたところにいられるから。

新設住宅着工戸数が、前年比27%減

国土交通省が、11月30日発表した10月の新設住宅着工戸数が、前年比27.1%減の6万7120戸となり、11ヶ月連続で減少しているという。

直接の関係があるかどうかはわかりませんが、そもそも「家庭を持とう」という人が激減しているわけだから、当たり前の結果なのでしょう。                もちろん、そのほかローンを組めない、それ以前に生活をするのが精一杯で家を建てるお金がない、という人がいるのはもっと大きな理由としてあるでしょうが。

宮代町においては、まぁまぁ新築工事は絶え間なくあるようです。          しかし、定年を迎えた人がこれを機会に建て替えてしまおう、増改築しようという感じの新築工事で、若い世代が「家を構えよう」は少ないのかも。            たとえ、新築してもリニューアルしても、跡継ぎがこちらに帰ってくるというよりは、「いよいよ動きにくくなった高齢の両親」を都市化された<あちら>に呼び寄せるということも少なからずあるようです。                              この近辺にも、(まだ住める)空き家が結構あります。

何もかも一緒くたにして、「少子化だ」「高齢化が進む」「結婚したくない」「結婚相手がいない」と騒いで、一方では「生活感の多様化」とすまして言う。

「多様化」という便利な言葉は、<面倒くさいから、とりあえず今のままでいいや>も大いに含んでいるとおもいます。                              政治が<当面しのぐ>と<将来の夢>をちゃんとやってないからかなー?


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