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進修館からごみ箱がなくなります [公共施設]

4月25日(土)

進修館のごみ箱なくなります

進修館にはゴミ箱があります。「あります」どころか、かつて進修館をつくったころ、この施設の設計者は、備品にも凝るあまり、単なるゴミ箱にさえ、過大な細工を施した。ゴミ箱を覆うものは家の模型。利用者は屋根の丸い穴からごみを捨てる。多分、安価ではなかったでしょう。

進修館の建物デザインも凝っているが、ゴミ箱から、テーブル、椅子にいたるまで、すべてのものが凝っている。進修館を訪れた人は、「まぁ、すごい。変わったテーブルね。ゴミ箱までこっているのね」という。

使い勝手より、独創性、芸術性?を重んじた一昔前のみやしろオリジナリティの遺産でもあるんですが、指定管理者制度導入により、どんどん変わろうとしている。

5月20日から撤去

5月20日からごみ箱が撤去されます。(自動販売機のごみ箱はそのままです)。

駅などのごみ箱も少なくなっている昨今ですが、ごみ箱が少なくなればなるほど、こういったところのごみ箱に外からのごみの持ち込みが増えているようです。

指定管理者のNPOは、「ご協力お願いします。ごみを持ち帰る際、ビニール袋が必要ならお気軽にお申し出ください」と言ってますから、遠慮なく言った方がいいですよ。

ゴミ箱に、自由な絵をかきましょう、という事業が実施されたのがおととし。(10年前なら、住民の提案があろうと許可は出なかった)高価な備品を大事に使わなければならないのは、行政直営(税金投入)だから?

民間委託にしたことで、タブーもなくなってきている。そう、ゴミは持ち帰るもの、と、みんなが慣れてくればなんでもない。


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圏央道開通式典 [公共施設]

3月29日(日)

圏央道ー久喜白岡JCT~境古河IC…開通

本日午後3時から圏央道の久喜白岡JCT~境古河IC(延長19.6km)が開通しました。

 それに先駆け、午前10時~11時まで幸手アスカルにて「圏央道開通式典」、そこから場所を五霞ICに移し、「開通セレモニー」(テープカット、くすだま割)、開通なった圏央道を古河境まで走り、Uターンして五霞ICまで戻る、というスケジュール。

 こういう式典は、なにしろVIPが多い。来賓は、埼玉、茨城両県から出ている国会議員、国交省関係者、両県知事、県の関係者、圏央道が通る沿線自治体の議長、議会関係(900m間圏央道がかする宮代町でも)、警察関係など。

一方、迎える側の出席者は、通過市町の首長、県土整備部長、関東地方整備局・長ほかの関係者。

これに、土地が用地にかかった地権者も招待される。900mかする宮代町でも40人を超える地権者がいらっしゃり、そのうち20人くらいの方が出席された。ちなみに今日の古河境までの19.6kmで、(聞き間違いでなければ)1400人の地権者がいるそうな・・。

「アスカル幸手」の式典は、来賓の祝辞だけだったが1時間ちょっとかかった。ここまでは順調でしたが、この後が大変。一般道を通り、五霞インターチェンジまで行くのに、車列がつながり、なかなか出発できない。

 両県知事、代議士の車などのVIP車46台、その他議員たちの車など180台,合計約220台を超す乗用車が連なる。そのあとに自治体が用意した約20台のバスが続くはずなのですが、20分してもアスカルを出発できない。やっと出発できてもノロノロ運転。

圏央道.jpg

↑ はるか遠くにセレモニー会場を眺めて

何kmもない五霞インターのはるか手前でバスは止まる。「VIPの車は五霞の会場に到着して、セレモニーは始まっていると思われます。このバスは、現場まで行かないでここで停止します。左手はるか前方に会場が見えます」と担当職員より説明がありました。みんなは「やれ、やれ」と言いながら、それでもバスを降りて、もらった「祝 圏央道開通」の旗を振る。

やがて、セレモニーが終わり、VIPたちがお帰りになったところで、やっとバスが動き出し、そのまま圏央道を古河に向かって走る。境古河インターには、旗を持った住民の方が集まり、車列に旗を振ってくださる。こちらもバスの中から旗を振り、ちょっと気分を盛り上げる。

圏央道2.jpg

開通式典の作業は1時で終わり、そのあと、3時の一般オープンまでにもう一度点検作業をするという。

 ほとんどをノロノロ運転のバスの中で過ごした宮代組の参加者たちでしたが、圏央道を降りてそのまままた集合した「ぐるる」の駐車場に戻り、解散したのが午後1時20分くらい。いやー、ご苦労様。[あせあせ(飛び散る汗)]

今回の開通により、埼玉県と茨城県がつながったことになる。圏央道総延長約300kmのうち、約220kmが開通したという。さらに27年度中に開通するところがあり、8割がた開通してくることになりそう。


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小中学校の再編計画動き出す [公共施設]

11月23日(金)

全員協議会の協議事項

22日、宮代町議会は全員協議会を開き、以下の6項目について執行サイドから報告、説明を受け、協議しました。

素朴な疑問ですが、そもそも全員協議会っていうくらいだから、協議するところ? どうもソコがあいまいで、あんまり質問したり、要望したり、はたまた文字通り議員同士、執行と協議したりする場所じゃないみたい。質問も躊躇しながらです。

今回の協議事項

(1)小中学校再編計画の策定スケジュールおよび審議会の設置について

(2)埼玉県町村情報システム共同化について

(3)いきがい活動センターの機能転用候補者選定結果について

(4)専決処分の承認について

(5)保育料の見直しについて

(6)(株)新しい村の現況報告について      です。

その中で、小中学校の再編についてお伝えします。

■目的は、少子化による児童・生徒の減少に合わせて、学校規模の適正化と教育環境の改善。■公共施設の再編(身の丈にあった施設への再編)だそうです。(“身の丈”というワードを多用する町ですが)・・じゃー、これまでは、“身の丈”以上の公共施設をもっていたわけか・・・・)

〇まず、H25年度~H27年度の2年をかけて、審議会で●適正規模 ●学校数 ●位置 ●学区などを審議会に諮問し、27年度末に答申を受けます。

〇次いで、H27年度からH28年度にかけ、庁内で●多機能化 ●スケジュール ●財源などを研究し、29年度から実行準備に進むのが現段階で考えられている工程です。

この間に、適宜、広報・意識調査・説明会などを行うそうです。工程表は28年まで。着地点はいつなのか・・・。5年経つと背景が違ってくるようで心配です。

「審議会メンバーの有識者枠は、どんな人を想定しているのか」の質問に、大学の先生とか教育委員OBとか、と言っていたけど、小中学校の再編です、もっと(これからの人)を登用してはどうか、例えば、保育園や幼稚園の保護者とか積極的に入れて欲しいとお願いしました。


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宮代町の公共施設、大胆に更新投資を削減する?! [公共施設]

11月26日(金)

東洋大学P・P・P研究報告

昨日、宮代町は、かねて依頼していた東洋大学・根本祐二教授をチームリーダーとする「PPP研究」チームからの報告を受け、議会全員協議会に報告し、同時にホームページで公表するとしました。

正式なタイトルは「宮代町公共施設・インフラの更新のあり方の研究報告」で、これまで、秦野市、藤沢市、習志野市など人口10万人以上の市での研究報告はありましたが、人口3万規模では初めてのケースです。

大胆に更新投資を考え直す!!

また、公共施設だけでなく、インフラについて詳細に調査したものを盛り込んだのも初めてです。報告は、社会的な分析評価を行い(定住人口、産業振興、子育てなど)、町の魅力の発掘、更新管理、更新のありようなどにも触れています。

何より、公共施設について、将来設計の中で、統廃合を具体的なケースで検討した点がこれまでにない点であろうと思われます。

現施設を現状のまま維持することが財政上無理ならば、学校の統廃合と多用途の中核コミュニティー施設に変更するA案、大胆に集約して更新投資負担を大幅に削減する検討するB案、とそれぞれの投資負担額を試算して示してあるのは、根本チームの特徴といえます。

今後の計画のたたき台、ベースとして、「報告書」は、十分な検討材料として活かされるでしょう。

「進修館」「笠原」小学校

122ページにのぼる研究報告の中から抜粋して「宮代を代表する建物」2つについてお伝えします。

独創的なデザインと景観、周辺整備との調和を持つ、進修館と笠原小は、「象設計グループ」の力作であり、全国的に評価されています。反面、建設費はもちろん、メンテナンス、清掃を含めた維持管理に多くの人手や経費を伴う建造物でもあります。この2つの建造物を個別に分析しているのも、報告の特徴でしょう。

〇進修館・・メンテナンス、清掃が行き届き、良い状態。しかし、問題も露見できる。(1F、2F両方から広場に出られるが)1F広場側の天井に漏水箇所が見られ、漏水を起こした水の跡もある。土と木と建造物の総合美の施設であるが、土はいつも大量の水分を含んでいる。植栽枡は、水対策上、もっとも危険な箇所の一つであることに言及している。

進修館は、家具の一つ一つにもストーリィー性がある。作り付けのの家具は、建物の一部。しっかりとしたチームで維持していくことが必要。町の文化財、名物となりえる財産。

〇笠原小・・(木立ちの中の建物であるから)排水溝、排水口に枯葉や土がつまり、そこに植物が繁茂してしまっているくらいにひどい状態だ(実は、そういう空間を目的に作った独創的空間ではなかったか・・)。雨樋が(重みで)落ちてしまった箇所すらあった。早急な対応が必要。いったん水が建物に入ってしまうと水の道が出来てしまう。 

1Fが教室、2Fは土を盛った草木のガーディン。コンセプトはいいが、今後の維持管理に相当な改修工事を伴う。 窓・・笠原小の窓は、木製。外壁と窓の間はコーキング。あらゆる箇所で、コーキングの打ち替え。多くの箇所で、経年劣化。

他のページでは、老朽化した東小の廃校、笠原小への統合も検討材料として示されている。贅沢さ、独創性に富んだ笠原小も、設立当時の1学年2クラスから、今は1学年1クラスということで半分は空いている。夏涼しい建造物も、冬の空っ風が身にしみる~~!

「象設計」は、初代町長の遠縁とかで、進修館、笠原小という建造物、周辺設備も含めて精力的な仕事だった。予算もどんどん膨れて、議会でも問題になったと聞いている。しかし、当時の(右肩上がりに増えた)財政力を持って、近隣、いや建築業界の評価で言えば全国的に有名な建造物を持つことになった宮代町。

これを活かすも殺すも、考え方、言い換えれば大胆な割り切り方が必要ということでしょう。なかなか町や町民が気づかないところ、思い切れないところに、あらたな検討材料を提供した根本チームの「報告」。

1年延長させて策定する「第4次宮代町総合計画」は、今までの「継ぎ足し」「継ぎ足し」の計画から大きく発想転換を図ることになるのか? ある意味そうであってほしい。新しい局面を乗り越えられない。


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図書館へのリクエスト [公共施設]

<リクエストには応えている>に、すこし??

過日、図書館から「リクエストされた本が入りました」の連絡をいただきました。1月に1冊、5月に2冊リクエストしていたので、「どっちだろう」と思って、おととい出かけました。

「はい」と渡されたのは、三浦しをん氏の「天国旅行」。内心(なーんだ、こっちか)と思ってしまいました。もちろん、買わずに済んだのはありがたかったです。

しかし、「リクエストには十分応えている」という、図書館現場に近い人の代弁には、あいかわらず??なのです。

現場に近いその方いわく、「人気本に応えようと副本を多く購入すると、人気本の特徴としてニーズがなくなるのも速い。だから(無駄にならないように)適切な冊数を考えて計画を立てている。リクエストしたものがすぐ読めなくても、そういった事情を考えて待ってほしい」と。(頭から、私のリクエストは話題本でしょ、と決め付けてはいましたが)、この論理はわかりますし、理解もしました。

しかし、納得!!ではありません。(素朴な疑問は、あいかわらず持っています)

なぜなら、2ヶ月(弱)前、私は人気本を2冊、リクエストをしました。一つは、湊かなえ氏の「告発」、もう一つが上記の「天国旅行」。(「告発」は、その直後、映画の方も上映が開始されヒットしています。)

「告発」は、2日後に「リクエスト本入りました」の連絡が入りました。副本がいくつあるのか知りませんが、すぐ読めました。

次に「天国旅行」も、2ヶ月足らずで読めルことになりました。そういう意味では、人気本、話題本は、けっこう速く読めるといえそうです。

しかし、(こんどこそ1月にリクエストした本か)と期待したけど、今度もそれではなかった。この本は県立図書館の順番待ちらしいです。一体どのくらい待つのか実験のツモリで待っています。(たしか、1月の段階で、私は17番目だった)

「さすがネ! 指定管理者!」 となるの?

図書館が指定管理者管理運営になれば、雰囲気がよくなり、サービスが向上(開館時間が拡がる)し、経費(人件費)が1200万円浮き、おまけに同じ図書購入資金で、20パーセントも多く本が購入できる、という<いいことずくめ>の指定管理者制度導入への説明。

そもそも、なぜ今まで高い経費を使っていた町直営だとこれらが出来なかったのか、民間(の指定管理者)だと出来るかの「合点」が行かないまま、指定管理者制度に移行したとたん、連絡が入り「ほらっ、リクエスト本、入りましたよ!」となると、(私は)揉み手をしながら「指定管理者、さすがですね」と言わなくちゃーならないのでしょうか…。

誰も何とも言わなくても、誰かが何か言っても、「指定管理者制度」導入はほとんど(98パーセント)決定に向けた作業を遂行中です。


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杉並区の「施設白書2007」 [公共施設]

先日の学習会で

11月9、10日、衆議院議員会館での総務省、環境省職員からのヒアリング学習会のとき、「公共施設が老朽化して、お金がかかるようになっていますよね」などと、和光市の女性議員と話しました。そしたら、いいアドバイスをいただいた。       施設台帳をつくった杉並区が参考になるかもよ」と。

施設白書2007」をもとに

杉並区が、固有財産として施設を「個別外部監査」(公認会計士が4人も入っている)し、報告をまとめた。                                   計画的な施設整備のあり方、既存施設の計画的な保全・改修、効率的な施設運営(施設管理経費の縮減)などが記載されている。                    施設台帳をつくることで、単年度収支が基本である自治体における中長期計画を可能にした。

その元手になったのが、S30年代からの施設群の「ありのままの現況」を映し出した「施設白書2007」らしい。

面白そうだけど、実際担当課(営繕課-施設保全担当)に、聞いた方がもっとわかりやすそうだ。


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