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おもちゃクリニック [ボランティア]

5月28日(土)

癒し系です

柴犬.jpg

 名前は、「おしゃべり柴ちゃん」といいます。今日、おもちゃクリニックにつれてこられたおもちゃです。人間語を180以上しゃべるんだそうです。電波時計機能とかが入っているとかで朝は「いってらっしゃい」夕方は「お帰りなさい」季節が変わると「暖かくなったね」「寒いね」と言葉を使い分けるお利口ワンちゃん。そのほか、首をかしげたり、あどけなく見上げたり芸が細かい。

180以上もしゃべるのが、10数語しかしゃべらなくなってつれてこられたのですが、持ち主が高齢のご夫人というのもわかる気がします。

尻尾にあるスイッチを押すと、「暖かくなったね」「お花見したいなー」、「どうしたの?」悲しいの?」など次々に出てきます。

みんな口々に「癒し系だねー。けなげな目がいいね」「一人暮らしで寂しい時でもこれが慰めてくれるね」と興味津々。説明書を見ると「対象年齢3歳から」と書いてあります。そう、幼児用なのですが、「70歳からにも対応」と書き添えたほうがいいかも。このワンちゃんの良さが解るのは、人生の侘びさびを知った熟年だったりして・・・。首をかしげて「どうしたの?」なんて言われたら、たまんない。問わず語りに何でも言えそう。

「お年寄りの一人くらしで、何日も誰ともしゃべらなかったっていうのがあるんだってよ」とメンバー。ぜひとも180通りのおしゃべりを復活させようと、ドクターたちはがんばったんだけど、残念、今時のおもちゃ「壊れたら買ってください」式に出来ているらしい。

生き物じゃーないから、世話は要らない。だけど優しい言葉や慰め、励ましをくれる癒し系おもちゃ、私はきらいじゃないです。


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おもちゃクリニック [ボランティア]

ぴかぴかのお鼻が光らない

9月25日、おもちゃクリニックに運びこまれたサンタさん。手を圧すとクリスマスメロディが流れ、お鼻にほわっと明かりが灯る仕掛けでした。ところが壊れてしまって久しい。ダメもとで当クリニックに連れて来られた。持ってこられたのは、年配のご夫婦。奥様は車椅子に乗り、だんな様が押してこられた。

「思い出の多いサンタなんですけど、もうずっと壊れたままで・・・。このたび人にあげることになったんだけど、できれば治したいのです。メロディが流れるだけでも、鼻に明かりが灯るだけでも」と。

クリニックの開催時間は、9:30から12:00、「時間内に治らなかったら、お預かりします」と申し上げた。「私が持って帰ってやってみます」と、Sドクター。Sドクターが治したあと、切開・縫合担当のドクター(女性)がきれいに仕上げることになった。

サンタ.jpg

直りました!

「治らなかったですか」とお電話

依頼者の奥様から「治らなかったですか。それでもいいです。もっているだけでもかわいいですから」と、電話があった。(しまった! 縫合で留まっている) 「あー、すみません、治ったのですが、そのままになっていました。連絡が遅れてすみません」とわたし。実は翌日治っていたのですが、縫合をするドクターが歯痛のため、そのままにしていたのです。

歯痛のドクターは、もたついたお詫びに赤い帽子についたボンボンを新しくしてあげました。 (うん、か~わいい)

/// [るんるん]暗い夜道はぁ~ ぴかぴかのぉ~ おまえの鼻が役に立つのさ~[るんるん][揺れるハート] ///

喜んでくださった!

ご夫妻そろって、玄関に出てきて喜んでくださいました。「まぁ、ボンボンまでつけてもらって」とすぐ気がついてくださった・・・。今月の「おもちゃクリニック」でみんなに報告しなくちゃー。

このごろのおもちゃは、子供たちの扱いも乱暴ですし、(こわれるように)出来ているフシもある(場合も)。そんな中、思い出の多いおもちゃを治してあげることが出来たときは、本当にほっとします。

それにしても、ドクターズよ、ご自分の体の部品もイカレてきています。無理しないで早期に直すように、ネ!


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おもちゃクリニック [ボランティア]

声の出る地球儀

6月26日(土) AM9:30~「おもちゃクリニック」です。いつものように、保育園の木製おもちゃの修理から。素朴な木のおもちゃも扱いが乱暴だと壊れます。だけど、基本的に木製用のボンドで貼り付けるだけの手当てだから簡単。本来、おもちゃってこういうものだったんだけど。

次に、保育園(?)から頼まれたキーボード。カラオケとか、外国民謡とか、ラップとかいろいろ対応できる。ひょっとしたら、保育園の保護者の、関係者の・・頼まれものかもしれない。(鳴り物)得意なドクターが取り掛かる。「のこぎり無い?」「エーッ、のこぎりがいるの?」 要るんですね、これが。結局宮代台の自宅までとりに行ってくださった。

11時30分ころに来たのが、写真の「声のでる地球儀」。鉛筆みたいなので指すと、国名を答える。日本からの距離も答える。独立したところは旧国名もわかる。音と視覚でおぼえる地理というところか・・。でも、音声が出なくなってしまった。「何とか直してー」

近頃のおもちゃ、かなり高価です。おもちゃというより、教材。大人でも欲しがるようなものを、子どものためだから買える。

音の出る地球儀.jpg

中を開けても、残り時間では直せない。結局「入院」ということでお預かりしました。


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おもちゃクリニックの職人 [ボランティア]

元日本工業大生、おもちゃ職人Gです。

先ほど、ホァンホァン(携帯メールの着信音)と鳴っていた。見ると、日本工業大の卒業生、G君からだった。

「元日本工業大生、Gです。お久しぶりです。次のおもちゃクリニックはいつですか?」と。

若いのに、律儀で、親しみやすいG君だったけど、また連絡をくれた。          この人は、すごい技術を持っていたが、その技術の高さより印象に残っているのが、年上の人へのやさしさ、如才ない話方。シルバーのおもちゃドクターとも気さくに、尊敬を持って話が出来る人は少ない。

その彼が、時間が空いたから、今度の「おもちゃクリニック」に来るという。絵文字をいっぱい入れたメールを返した。「待ってるよー[ドコモポイント]!!」と。  

そういえば先日、別のドクターもメールを下さった。結局、用事が出来てこなかったけど、この人は、寡黙なんだけど、のってくると時間を忘れておもちゃ談義。        忘れないでいるなんて、ホントありがたい。


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