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AEDの点検担当者 [危機管理]

AEDの点検担当者の配置を求める通知-厚生労働省
4月16日、厚生労働省は、AED(自動体外式除細動器)について、日常点検を実施する「点検担当者」の配置などの適切な管理を徹底するよう関係団体に周知することを求める都道府県知事宛の通知を出しました。

AEDは、現在、医療機関だけでなく、学校や駅、体育館・公民館などの公共施設、スーパーなどを中心に広く普及しています。
昨年12月現在、国内に20万台弱設置されています。

厚生労働省は、知事への通知の中で、AEDは適切な管理が行われなければ、人の生命や健康に重大な影響を与えるおそれがある医療機器だと指摘しています。
 そのうえで、救急救命でAEDが使用される際、管理不備により性能を発揮できないことなどを防止するには、これまで以上にAEDの適切な管理などを徹底する必要があるとしています。

管理の方法について、日常点検などを実施する「点検担当者」を配置すること。
また、点検担当者が、実施する日常点検については、「AED」の状態を確認するためのインジケータの表示の日常的な確認・記録」、「使用期限や寿命があるAEDの電極パッドなどの消耗品の交換時期を”表示ラベル”で把握し、適切に交換する」することを求めています。

設備投資が先行していますが
タイムリーに通知が出てよかったと思っています。
最近の設置状況を考えるに、設置はした、じゃー、この管理、いざというときの100%稼動をどう進めていくかが一番大事なんではないか、と思っていましたから。

新型インフルエンザ対策
新型インフルエンザ対策も同じです。
「鳥インフルエンザ」、「新型インフルエンザ」が蔓延した場合、かなりの罹患者が出、対応内容、速度しだいでは地域、自治体に相当の差が出てくることも予想されます。
まずは、日常、くり返しの(イメージによる)危機管理・想定確認と思います。
自治体も「その時」に備えて必要なことに、具体的な予算が割かれています。

宮代町は、昨年度に続き、今年度予算では、前線で対応することになる職員用などに、「防護服」100着を購入することになりました。
これは、近隣自治体と比べても、充実した供えになっていると思います。

しかし、ソフト面、行動計画は、どうでしょう。
例えば、
現在は、保健・健康分野で所管している「防護服」、安心安全室とのすみわけ、役割分担、いざという時、「着るのはだれか」など、。詳細が決まっていません。

国で言ったら、厚労省からの通達と、総務省ー消防庁の通達とが十分練り上げてないのが、そのまま地方に下りてくる現状ですが、現場すなわち自治体では、具体的な行動計画のなかで、くり返しのシミュレーションが出来ているというのが現実的です。

AED同様、「備え」に対する管理・行動計画、関係課の連携、窓口、優先順位などを徹底的につめておく必要があろうと思います。
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