子どもの貧困と自立支援 [学習会]
6月15日(月)
生活保護家庭の子ども
昨日、浦和で行われた「子供の貧困」につての学習会に参加してきました。貧困の中に居る子どもの学習環境は極めて悪いとは方々で言われていることではありますが、見えない、見えにくいというのがあります。あらためて考えさせられました。
ほとんど進学する時代に
今、大学・専門学校への進学率は80%だそうです。不況とはいえ、子どもの教育費の優先度は高いといえます。それどころか、希望する職場がない、あるいは入れないという理由で大学院に残り、次のチャンスを待つ、という子ども(子どもというのか・・・)もいます。
だけど、貧困家庭の子どもは30%だそうです。大学4年間では800万円くらいはかかる。困窮して生活保護を受給している家庭ではこの学費を出せるわけがない。(世帯分離すればいけないこともないのですが)
さらに、児童養護施設の子どもの進学率は20%だそうで、埼玉県は、もっと下がって13.9%でしかない。
なぜ、行けないか。親に経済力がない。つまり、学力、進学率が、親の経済力で決まってしまう。
昨日の講師の、大山典宏氏は、県の職員であり、社会福祉士ですが、埼玉県の生活保護家庭の子どもの進学率を上げたいと、奮闘しています。
生活保護200万人時代の処方箋
生活保護とは、生活扶助、住宅扶助、医療扶助、教育扶助のほか、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の、計8種類があります。こういった助けをフルに使って、生活をフルセットで支える、のだという。
生活保護受給者は、このところ年々増えて、2014年12月には、217万0161人となっています。増えた原因は、〇景気の悪化 〇高齢者の低年金、無年金 〇生活保護申請への〝ためらい”が薄れた ことが上げられます。そこから生まれる問題点としては、△不正受給 △ワーキングプア(つまり、働いても働いても、生活保護以下の収入) △相談できるケースワーカーの不足 などが上げられるといいます。
しかし、今と同じくらい生活保護世帯(者)がいた時代もありました。戦後すぐの頃です。今より人口が少なかったので、割合としては、今よりずっと多かったといえます。しかも、今より申請することのためらいはずっと大きかった時代です。
生活保護受給者は、なだらかに減り続け、一番少なくなったのが、平成5~7年ころ。その後、急上昇しています。
全体に増えてはいますが、高齢化が進み高齢者世帯の需給が全体の半分を占め、H19年と比べてH26年度は1.5倍に増えているのは自然増でしょうが、若い世代の増加はH19年度と比べて、H26年度は、2.7倍ほどになっているのが目立ちます。これは、働きたくても働き場がない、という現状があります。
今は〈適正化〉モデルばかり
増え続ける生活保護費に、行政側は「適正化モデル」を主に言うようになりました。よくあげられる言葉に●納税者目線(税金で賄っているんだ)、●濫給(不必要な給付)はないか、●真に必要な人に ●国民の理解が得られない ●財政規律→聖域なき構造改革 ●自助、共助 が大事ですよ と。
人権モデル
これに対して弁護士連合会などは、人権モデルの立場をとる。すなわち、あげられる言葉は、●社会構造(政府)の責任がある ●適正化を上げる行政に対し、自分の意志で受給をやめた(やめさせられた)人たち→北九州市の困窮・孤独死事件 ●漏給(保護から漏れる)、きびしい就労指導 ●私たちの声を聴いてください ●公助 (政治の責任)を強調
以上2つの考え方がある、と大山氏は言う。県職員の立場でありながら、一方づいた考え方を押し付けない。
どんなに頑張っても、中軽度の障害を持っている人、低学歴、無資格の人、人間関係が上手く築けないなど「就労弱者」から順次職を失っているのが現実だ。
きめ細かいケアが絶対必要だ、という。
財務省主計局は、生活保護利用者は過去最高、生活保護費は引き下げるべき、不正受給者は増加傾向にある、などといい、世の中は(得している)のじゃないかと疑義を持つ。そして、人々の多くは、「公平な世の中」を強調し、不正受給はないかと目を光らせる。
しかし、不正受給の割合は、全体の0.4%で変化はない。全部が悪質というわけではない。働く場所、働ける条件が厳しく、意欲があっても働ける土台が無くなっている、と大山氏は理解を示し、一生懸命対応している。
親の経済力が子供の学力に影響
こういった悪循環の中から、突然変異的に、大秀才、偉大な成功者が出ること、今の時代にあってはかなり難しい。
親の経済力が子供の学力、教育環境を悪くしているのは明らかです。
学校にも満足にけない子どもは、小学校3、4年の学力から上に行くほどついて行けなくなる。本人の責任じゃない。
学力(支援)教室
こういった、学校に行けなくなった子どもたちに勉強を教える無料の支援塾があちこちにできています。
そこで、また、問題が生じている。1年、2年生程度しかわからない子どもたちに、わかるところまで戻って付き合ってあげることによって子ども本来の「勉強が面白い」がでてくる。やっと勉強の面白さがわかってきたところで、3、4あるいは5、6年生の勉強がわかっている子どもたちが混じってくる(公平だから、これはこれでわかるが)と、やっとわかってきた子どもたちは、ついて行けなくなり、学習意欲が急速にそがれる。
よくわかる。本当に、これはよくわかる。日本社会が、(経済も学力も)平均以上の子どもたちに焦点を当て、環境を整えてあげようとしている風潮の中、全体の底上げができなければ、悪循環は変わらない。本当の意味で日本のレベルアップはできないのだ。
学習(支援)教室
それでも、県内には、現在31か所ほどの「学習教室」があるそうです。しかし、県東部には越谷市、春日部市にしかなく、川口市、さいたま市、などのように何か所もある自治体、地域は少ない。調査もしていないのではないだろうか。
地方消滅を恐れる前に [学習会]
5月20日(水)
地方消滅を恐れる前にやることがある
本日午後、「日経グローカルセミナー」で、片山善博(前)総務大臣・慶応大学教授の講演を聴きました。私は、購読料が高い「日経グローカル」の契約はしていません。定期購読している友人が申し込んでいたがいけなくなったので、私が行けた、ということですが・・。
片山氏の著作「自治体自立塾」は明日発売されます。今日のセミナーの会場で売っていました。講演が始まる前に、さっそく1冊購入しました。
表紙についた赤い帯に〝地方消滅を恐れる前にやるべきことがある” 。このフレーズにそそられました。(ほー、面白そう) なにしろ、 地方消滅、地方消滅と、この言葉だけが踊り、なにかというと、「宮代町が消滅する自治体にあげられたぞ~」と話題にする。少々うんざりだった。
「自治体自立塾」は、これまで、片山氏が日経グローカルに寄稿したものの集大成ということです。
「地方消滅」を書いた前総務大臣・増田寛也氏と、明日発売の「地方消滅を恐れる前にやるべきことがある」を副題にした「自治体自立塾」を書いた片山善博氏は、じつは(お仲間)。オツな取り合わせではないか。
本のご紹介は、読み終わった時点でする(かもしれません)が、今日のところは、講演のことを少々お伝えしたいです。
「議会の自立、首長の自立」
講演のタイトルです。
〇議会の自立とミッション・・・誰のために何の目的で仕事をするか→市民のためしかない。
議会の役割と責任
●何より大事なのは、議会は決定機関だということ。質問するところ、陳情するところと間違えていないか。(これには心から共感します)自治体の方向性のかじを取る最高議決機関だと常に意識しなければなりません。
●たとえば、予算。財政のバランス確保と財政破たん防止。財源構成に無理があると思うなら専門家を参考人として呼ぶこともできる。 ●予算案の吟味と必要な修正・・・執行提出予算が承認できないとき、固定資産税のレイト(率)を変えて財源をつくることを提案するとか。(承認にはかなりの研究と提言が必要だということか。)
●議会改革は有効か・・・議会基本条例で議会は変わったか。つくっただけということではないか。
自律した議会のあり方
●フェアーで住民から信頼される存在にならなければならない。おそらくほとんどの住民は信頼していない。●根回しや談合であらかじめ決めない。個人プレーでなく、チームプレーで。(これは会派プレーで、ということではない)情が移ったり、手心が加わったりではまずい。 ●執行部と市民は対等に。ともすれば執行提案を重んじて、それが市民感覚とずれていることに無頓着。●議員は法令と自己の良心に、常に基づき判断。
住民・当事者をどうやって参画させるか、です。public hearing、請願人の説明、参考人質疑、つまり、〈決める前に聞く〉
議会の一般質問に力を注ぐ人がいるが、議案の審議・決定を中心に。(そう、そう、そう思う) 何かを執行にしてもらう時一般質問にしてもダメ。立法機関である議会なのだから、議案にして出すことだ。そこで審議して決定してしまうことが重要で効果的だ。年4場所(相撲だって年6場所ある、だって)を議案提出に使え。
議会事務局と議会図書室の充実
これは、いつも私が要望していることです。人数が少ないと、せっかくの事務局体制を雑用係に使っていることが多い。法的あるいは知的拠点として充実させることが重要だ、と。これは、片山氏だけではない。法政大学の広瀬先生、中央学院大学の教授で(前)消費者庁長官(元)我孫子市長の福嶋氏も、言っていたことです。
講演を聞いていて
兵庫県の県議が、政務調査費を使い込み、挙句の果て会見で号泣したり、都議会では低レベルのヤジがあったり、議会への評価は下がるばかり。また、このたびの統一地方選では無投票のところも多かった。
議会は何をしているの? そう思う住民はいっぱい。講演を聴いていて、片山氏は、議員、議会というものが嫌いなんじゃないか、よほど評価していない、と思ってしまった。それほど、手厳しい。
講演で訴えたからといって、急に変わるわけないけど、地方自治体は自立して、力をつけなければならない。それには議員、あなた方が力をつけなければダメなんですよ、そういわれていた。
1時間半を過ぎるお話を聞いた後の質疑応答。
「無投票のところがある、議員のなり手がいない、というのは歳費で食べていけないから」と、あいも変わらない質問が、四国の方の県議から出た。(笑わせないでよ、今、聞いたでしょ。県議の報酬でやっていけないとは。年4場所しかないのに。よほど選挙にお金がかかるとお見受けする)
有意義な時間でした。会場も大手町で降りてすぐ上のKDDビル22階、迷わず早めに到着できました。
生活困窮者自立支援法を知ろう [学習会]
1月19日(月)
生活困窮者自立支援法の学習会
私の所属している「地方政治改革ネット」は、23日にある学習会を企画しています。
一昨年12月に制定された「生活困窮者自立支援法」で、これは、今年4月から施行されます。法の施行に当たっては自治体にも関係あります。ご関心がある方は、私たちの「事前勉強会」においでください。無料です。せっかくレアな講師を招く会です。我々にとっても、たくさんの方に学んでいただく方が企画費用が活きるというものです。
日時 1月23日(金) 午後2時~
場所 北越谷駅前 男女共同参画センターほっと越谷 セミナールームA
講師 NPO法人 「ほっとプラス」代表 藤田孝則さん
貧困者支援などで広く知られている人です。
生活困窮者自立支援法とは
第185国会で成立、同年12月13日公布、今年4月から施行される。
2013年5月、閣議決定されると、すぐ衆議院で可決、参議院では審議が長引き、時間切れ廃案となったものです。
民主党時代「生活支援戦略」と呼ばれていた生活困窮者支援を体系化するという議論を引き継いでいるもので、「生活保護」にいたるまでのワンステップの制度(法)という意味が大きい。この議論は自公政権にも引き継がれ、着々と進められてきました。
「生活保護法改正法案」と、「生活困窮者自立支援法」はセットで考えなければならない。つまり、まったく新しい(メニューを増やす)支援制度ではなく、生活保護の役割を圧縮することを〈前提〉とするいわば装置であります。
生活保護法改正案は、新聞等で報道されています。しかし、セットのもう一つのほうは、あまり積極的に、その内容が論議、検証されていなかったし、メディアも取り上げてこなかった経緯があります。
いざ、施行ということになった時は、実施する行政は、プラス面、期待面しか言わなくなります。(そりゃー、そうです。税金と人件費を使って、これから実施するもののマイナス面は言えない。行政の宿命です)
事前の予備情報というものは必要です。一緒に勉強しませんか。
久しぶりの顔・日工大教授として [学習会]
11月16日(日)
第5回「低炭素のまちづくりフォーラムin埼玉」
昨日(11/15)、日工大で開催された「低炭素のまちづくりフォーラム」に出かけました。第一部「基調講演」は、学友会館で。約150人ほどが入っていた。
今回の基調講演の講師は、成田健一先生。H11年頃、宮代町で「環境基本計画」を策定する際、同じ策定委員会メンバーだった先生。シャイでざっくばらんな成田先生の話ってどんなの? 建築環境、風空間がご専門という。久しぶりに講演を聞こうと思って出かけました。
題目は「涼しさを感じるまちづくり」~passive urban design
私などが、下手な感想をお伝えすることもなんですので、省略します。気温は下げようにも下げられない。要するに体感温度をどうするか。そのための風の流れ。五感+心で認識する体感ということで、静けさなどももちろん、人類共有の財産とし取り入れていく、と、、ざっくりとまとめると、そんな感じだった。が、その最後のほうで、6年後の東京オリンピックのことに触れておられた。そのくだりを↓
「いわゆるオリンピックレガシーといわれるものを考える。オリンピックの遺産、その先のまちづくりを意識する必要がある。1964年のオリンピックの遺産は、歴然としたインフラ首都高、新幹線などの整備だった。これからオリンピックにために造るものが、その先のレガシーでなければならない。」「だけど、50年前のオリンピックは10月10日から開催された。2020年の東京オリンピックは真夏の開催(7月24日~8月9日)だ。あの東京の真夏の炎天下を走る競技者、それより沿道で観戦する人々、何より高齢者の状況は厳しいに違いない」 この言葉が、にわかに現実味を帯びて、去来した。そうだ、いいことばかりではなさそうだ。
分科会
見学ツアーの時間は、家に帰り、近場への会報ポスティングに専念。1時半からの分科会に再び構内にもどり合流。私は第3分科会「ごみ問題・市民が主役の発生抑制と食品リサイクル」を選んだ。
これは、HDMシステムを導入して、かなり大きい規模の生ごみ処理に成功している久喜宮代衛生組合の話や、発生抑制に取り組んでいる市民グループ、食べ物をたい肥化して小さな循環を作っている市民グループの話が中心だった。
久喜宮代衛生組合のHDMシステムは、行政が責任を持つ一般廃棄物の中の厨芥類の処理は、かなりすぐれた方法だと思っているので、とてもいい発表になると思っていた。ところが、DVDの操作ができないということで、急きょ、参加した職員の説明だけとなった。
急なことで職員さんには気の毒なことになったが、正直、説明がうまくなかった(すいません)。この優れた仕組み、どのくらいの家庭が参加しているのか、たい肥化はどのくらいできるのか、といった質問にもポイントをとらえて説明できなかったのは、残念。
久喜宮代衛生組合では、次世代炉の計画が、これから進む。優れた仕組みのHDMのゴミ処理が、いずれ不要になるのは、いかにも惜しい。こういう状況下では、HDMの説明に、事務局そのものが、積極的になれないのか、(私はそう気を回した)
久しぶりの雨宮教授
一番言いたかったのは、このこと。
第3分科会の担当は、日工大の「ものづくり環境学科」。担当教授の雨宮教授は、これまで「廃棄物学会」で活躍してきた佐藤先生の後任らしい。佐藤元教授は、われわれと20年来「アースディ in 久喜宮代」で活動してきた人だから、久喜宮代衛生組合の歴史や取り組みは、くまなく知り尽くしている人だった。その後任という役割でもあるから、日が浅い雨宮教授はまだ「久喜宮代」についても情報、認識も浅いようだ。聴いていてそれがよくわかる。
ご近所なんだし、これからいろいろ教えてもらわなければならないこともあるだろう、お近づきになっておこうと、さっそく、佐藤先生にケータイで連絡を取る。「雨宮先生を紹介してください」。先生「いいですよ、紹介します。今後いろいろ双方で役に立つと思います」と。「でも、雨宮先生、まだ当該地のごみ処理について知らないことが多いみたい」と私が言うと「そりゃーそうですよ。これからです」と佐藤先生。
「ところで、雨宮先生、元『東芝』の技術者ですよ」と佐藤先生。「H10年ごろだったか、次世代焼却炉の研究部会やっていたころ、東芝も呼んだでしょ。あの時来た社員ですよ」と。
あー!❢ そうですかー! そういえば❢ どうも見たことある顔だな、と、今日ずーっと思っていた。どこでだったかわからないが、過去に会ったことがある・・と。
もう15、6年も前になる。「久喜宮代衛生組合」の新設炉建設検討委員会が精力的に活動していた。
あの時、川崎重工だとか、三菱だとか、東芝だとか、タクマだとか、ドイツ/PKAなど、当時、焼却炉の受注でしのぎを削っていた10社ほどの焼却炉メーカーを招いて、ヒアリングをやったことがある。久喜宮代衛生組合の焼却炉建設部会でのことだった。あの時、自社の次世代炉のプレゼンにやってきた「東芝」技術者だった。
ひょんなところでひょんな人に会うもんだ。努力を重ねるも、建設用地が決まらないまま、焼却炉建設は15年以上の凍結を余儀なくされた「久喜宮代衛生組合」。老朽がさらに進んだ1号炉、2号炉はまだ現役で稼働している。
一方、15年後に再会した『東芝』の次世代炉の最前線技術者は、あいかわらずスマートで、日工大のものづくり環境学科の教授という役割で現れた。時の流れが吹っ飛んだ。
視察の参加者 [学習会]
11月1日(土)
会津美里町の視察団
昨日午後1時、福島県会津美里町の視察団が当町に到着。今回は、議員8名と、職員6名という組み合わせです。ずっと昔は、職員の随行があったのですが、この頃議会の常任委員会視察に議会事務局以外、職員が一緒に行くというのは少なくとも町議会レベルでは少なくなっています。
今回の視察は、3町が合併してできた会津美里町が、懸案だった庁舎建設に取り掛かる、そのヒントにと、当町庁舎を視察するもの。そのほかに、PPP(公共施設マネジメント)などの研修もあり、職員と一緒に視察し、双方の見解の溝を埋めようというものらしい(宮代町のおいしいとこ、おさえていますね。それ、「売り」ですよ)
せっかく、お会いできるので、お邪魔にならないように、お土産くらいは渡そうと、1時前に役場玄関でお待ちした。「こんにちわ、おひさしぶり」くらいのあいさつで、新しい村で買っておいた「焼きまんじゅう」を手渡す。「新しい村の人気商品です」と、言うのもかなわないほどせわしなく、「じゃー失礼します」と帰ってきた。
視察、キャンセルします
午後、教育委員会に行く。11月18日に「地方政治改革ネット」が視察することになっていた東小学校の小中一貫教育の研修を(やむなく)キャンセルすることをお伝えするために。
これは、所属する研究ネットの月例視察で希望が出て、私が間に入って宮代町の教育委員会にお願いして進めていたものでした。
が、実際の参加者名簿を出す断になって、参加者が少ないことが分かった。この時期、(12月議会前ということもあり)議員たちは忙しくなる。ML上で参加者を確認したところ、5人しか参加者が集まらないことが分かった。
宮代町の小中一貫教育は、約10年ほど前に、同じ「地方政治改革ネット」で、研修(この時は須賀小・中学校)したことがあり、少ないメンバーのために、お忙しい学校現場を煩わせるのは申し訳ない、キャンセルしようということになりました。
そのことを、お伝えに行くと、S先生「ああ、残念」と、視察対応に張り切っていたことを笑顔の中にあらわしておられた。すみません。
今日は、千葉県八千代市に
今日は、ほかにいくつか案内が来ていたけれど、千葉県八千代市が11月1、2日両日に実施する「公共施設の事業仕分け」を傍聴しに行くことにしました。
ネットで「駅、乗り換え案内」を検索すると、東京牛田駅(北千住の隣の駅)乗り換え・京成線勝田台駅を経由するといいらしい。往復にすると5時間かかる場所だ。期待した収穫は、さてあるんでしょうか。
本日9時半からは、宮代町文化祭が開幕し、開会式の来賓として議員は呼ばれている。他の視察のために、文化祭開会式を欠席するのは初めてだ。さて、どんなことになるやら。
県庁10階の仕事場 [学習会]
10月10日(金)
「チームぴかぴか」
行政視察でない限り、個人的な研修は、内容の良い視察でも参加者が少なくなってしまうこともある。みんな忙しいから調整がうまくいかない。昨日の、県庁10階特別支援課のモデル事業視察がそうでした。
10名参加のところ、結局6名。だけど、得るところ多かったです。
障がい者福祉課でなく・・・
障がいを持った方の授産施設や就労支援と言ったら、障がい福祉課が担当するところですが、ここは、県庁・教育局の(特別支援教室を所管する)特別支援課の始めた事業です。
特別支援学校の卒業生
特別支援学校高等部生徒の約4割が一般就労を希望しています。そのうち、7割が一般就労を実現しています。しかし、3割の卒業生が一般就労を実現できないまま卒業しています。県教育委員会の障がい者雇用率は、1.76%(法定雇用率2.2%)
そこで、教育局、特別支援課では、26年度からモデル事業として、県庁内で知的障がい者支援をスタートさせました。県庁10階で特別支援学校高等部の卒業生を直接雇用し、一般就労率の向上を目指したのです。
定員は12名。特別支援課の隣の部屋(元は倉庫として使われていた部屋)を開放して、今年4月から「チームぴかぴか」が始動を始めました。雇用モデルを探り、障害者雇用率の向上へとつなげる直轄の事業です。
募集は、県内の特別支援学校高等部に声をかけたそうです。県庁に通える距離というのもありますが、久喜市からも2人通っていました。「朝の通勤電車は混むでしょ?」と言ったら「はい,混みます」と礼儀正しい答え。
ネーミングの由来はピカピカの笑顔
メンバーが毎日「ぴかぴか」の笑顔で働き、他の職員もメンバーと一緒に働くことでぴかぴかの笑顔になれる。県庁をぴかぴかにする。この3つの願いを込めて命名しました。
パソコン入力
集まった名刺をデータ入力。正確な漢字を入力するのは、この方の優れた能力。
宛名貼りもきっちりときれい
処理するデータは県庁内からどんどん集まる。シュレッダーに入れて細かくする作業もお手のもの
4月からなのに、もう4名が巣立った↓
視察時の配慮 [学習会]
10月9日(木)
本日は、2か月に1回の定期健診で、大宮「自治医大埼玉医療センター」。
この頃は早く終わるので、「地方政治改革ネット」が午後予定している県教育局「障害者雇用の促進に向けたモデル事業~チームぴかぴか~」視察に合流する予定。
12:50時に県庁1階ロビー集合。第2庁舎10階に13時移動。(遅れないように行かなくちゃ。遅れたらごめんなさい)
配慮してください
視察に関して、事前に担当課から連絡が来たという。
「モデル事業は、カメラでもスマホでも撮影は可です。しかし、中に1人撮影NGの生徒がいます。作業生はみなエプロンをつけていますが、当日一人だけエプロンをしていません。その人が撮影NGの人です。よろしくお願いします」と。
とても、やさしい配慮だと思いました。今日はわれわれ「地方政治改革ネット」の有志6人と、蓮田市議、坂戸市議、佐藤県議の9人で伺います。みんな、そういうことには十分気を使おうと思っている人間たちです。
障がい者の方の雇用は、言うのは簡単ですが、なかなかうまくいかないのが現実。モデル事業もたくさん打たれています。何か支援できるものはないか、自治体で何ができるか、研修してきます。
とんぼ返りで
普通は、視察が終わったら、みんなでお茶して研修後の学習となるのでしょうが、私はとんぼ返りしなきゃならない。
昨日の「議会だより」編集委員会。編集したページを印刷会社に渡すところを「今日は渡せない。次回にしよう」ということになった。ところが、そのあと「やっぱり今日しかない」と、データを午後5時までに持っていったのだそうだ。私は自力で??(間に合うか)
(あーあ、また仕事が増えた)と、内心あせったが、「まっ、いいか、5時までにすべりこめるだろ)とOKした。
これを打っていて、思いついた。今から、メール添付で送れば、わざわざ行かなくても大丈夫かもしれない! (私は、どうも、頭に点火されるのが遅いようだ。)
構想日本フォーラム [学習会]
8月26日(火)
すこしがっかり「構想日本」フォーラム
昨晩6時30分からの「構想日本」203回J・Iフォーラムに出かけました。久しぶりです。
タイトル「地方議員ーどん底から反転へ」にひかれたからです。
結果、あまりわくわくした内容にはならなかった。まして、議員としての細胞が刺激を受けるほどでもなく・・・。
なぜか・・多分、討論者の人選があまりにもイージーだったからではないか。(公募してみたら・・・)
ステージ上には、①兵庫県議会議員、②戸田市議(29歳の女性新人議員)、③岩手県葛巻町議員、④茨城県守谷市議、⑤北九州市議、⑥東京都港区議員(33歳、子育て中シングルマザー議員)という肩書の人たちがディスカッションのテーブルに着いた。
兵庫県議会議員は、話題の「号泣会見」議員の現場だから必要なキャストかも。2人の女性議員は、女性分野が苦手とみえる「構想日本」らしい人選、他の登壇者は、政令都市やそれなりに自治体規模が大きい市議会議員だった。
たった一人岩手県葛巻町だけ人口6,000人という自治体議会。町村は報酬月額21万円というのが相場だが、葛巻町議会はもう少し「多いよ」という。政令市の北九州市議会となると、報酬1300万円+政務調査費450万円、県議会なみの報酬だ。
ところで、地方議員が、報酬の割に低レベルだというのがわかったのは、このところ東京都議会、兵庫県議会、大阪府議会などで(どうしようもない議員)がひんぱんにメディアに登場したから。
都道府県議会の低レベルは今に始まったことではなさそうですが、市町村議員や国会議員ほど人目にさらされることも無く、いったん当選しちゃえば4年間高収入と、スペシャルな待遇が続く(おいしいお仕事)だったのに、である。
昨晩は、それなりに精力的な活動報告があり、先進事例と言っていい議会であり、有意義なフォーラムでした。しかし、「反転させる」という刺激的なタイトルに見合うと思われる材料があったか、というとがっかり。私は聞いていて消耗した。
(まっ、いいか、構想日本会員は無料だし、少しためになったから)程度の収穫だった。アンケートは途中で書くのをやめ、後刻、送ろうと思い、(アンケート)用紙はそのまま持ち帰った。
おもしろかった葛巻町
その中で、人口6,000人の岩手県葛巻町議長の話は面白かった。議長在職10年以上で県・町村議長会で表彰されたというつわもの(埼玉県ではありえないけど)。
葛巻町は430㎢という広大な面積の自治体。国の補助金を活用して、すべての家庭に光ファイバー接続。だから議会傍聴はめったにいないけど、家庭に居ながらいつでも議会の様子は放映されている。議員は10名。通年議会をスタートさせた先進議会でもある。
議長は言う・・議員は住民の中にいかに出向いていくか、だ。。町の中では、議員は常に監視されているようなもの。町村議会で、報酬が安い。そんなところに何で立候補する?というわけで補選でも候補者がいない。議会から4人ほどに折衝して立候補を頼んで選挙にしたほど。
※大きい自治体、県議などが「議会改革をやらなくては」「人口規模に見合った報酬、見合った働き」「ある程度の報酬は必要。ボランティアの議員活動では選挙ができない」と言っている。言葉は選んでいるが、これまでの発想、見解とちっとも変っていない。(これで≪反転≫できるかって!?)
こんな新鮮味のない意見の中、葛巻町議長の中崎さんの言葉はインパクトがあった。賛成するとかしないとかじゃなく、(なるほどー)(わかる、わかる)という反応はできるのだった。
語録
〇「議会基本条例はブームだったけど、実際機能しているところは少ない。 〇議員はみんな「みなさんの代表として頑張ります」というけど「会派の中でやっているのが現実」 「執行に立ち向かうのに議員一人ではできない。議会が全部で向き合うから執行に物が言える そのために(条例にあってもなくても)議員間討議を活発にしなければならない 〇小さい町では住民の中に入って膝詰め談判だ。
〇行政はアンケートを取る。住民は必ず「今の場所に、今の規模の施設を」というだろう。答えている人の多くは70代だ。議会は同じことをしない。保育園や学校に出向いて行って、違う世代に意見を聞く。
〇議会の仕事を絞る。地域の課題は何かを突き詰める。今年は何をやるか・・でもいい。〇議員それぞれの顔は(住民に)ワレている。地域に何をもってきて、という地域エゴはもう無くなった。
〇国の委任事務のような議案は専決処分でいい(くらいだ)。大事な議案で議員はまとまらなくては。
発言は面白かった。もちろん、(国の法改正などの議案は専決処分でいい)発言にそうだ、そうだと賛成するわけではないが、(なるほどー、そんなもんだ)とうなづいた。
「何をするか」を絞り込んで本腰でやるのは、議会としての本旨なのだと思う。地域がどう生き残っていくかなんだ! という議長の発言を裏打ちしているから面白いのだ。
県議や大きい市の議員が「みなさんの意見の見える化を図る」「サイレントマジョリティー」の声を生かしたい」「年に4回議会のあと駅頭で自分のチラシを配る」「身近な会合・イベントに出かけ住民の声を聴く」「政策立案能力を磨く」と言っているのと、葛巻町の住民接点はかなり違うようだ。
ポスターでやるか、膝づめでやるか
つまり、ポスターやキャッチフレーズで選挙をやるのか、住民と膝詰で選挙をやるのかの違い。あるいは「どこでも顔を売らなければダメ」と、「顔がワレちゃっている」のとの違い。
年頭あいさつ、夏祭りなどに、あちらにもこちらにも出かけ顔を売る(雲の上議員)。「顔見せだけが仕事なんじゃないの」とかんぐりたくもなる。
ポスターやキャッチ選挙がうまくいって当選すると、立派な仕事をする人もいるが、中には「おいしいお仕事」を満喫しているのがバレて、号泣会見になったり、ロリコン逆切れ会見になったりする人が出てくる。
フォーラムが終わって
フォーラムが終わると、お目当てのパネラーを取り囲み、名刺交換をするかたまりができる。「構想日本」のおなじみの光景だ。(この後、毎回、場所を移して懇親会4,000円 私は1回だけ参加したことがある)
私は、真っ先に葛巻町議長のところへ。名刺を出しながら(少々イレこみ気味に)「面白かったですよー。名刺ください。私はこういうものです」と私。葛巻町議長「あ~、宮代町?! うちの町の材木使ったんじゃないの。よく知っているよ」
そうなんですかー。広大な森林を持つ葛巻町から、わが宮代町の(住民こだわりの木造庁舎)に、たくさんの国内産材木が運ばれたんだったですかー・・。私「自慢の庁舎なんですよ、うちの役場。それにしてもおもしろい議会ですね。今度研修にいきたいですよ」議長「ぜひ来てください。埼玉県議会も来たよ」私「へぇー、県議会が・・。参考になったかな」
議長「総合条例あるよ」 私「議会の総合・・?」 議長「そうだよ」 そりゃー、面白い。
※ 地方議会を「反転させる」と銘打ったフォーラム、年収2,000万の県議会、それに近い報酬の大きな自治体議会。議員削減には議員自らが後ろ向き、なんて言っていた人もいました。
そんな論議しているようじゃ反転できっこないよ。増やしたらいいじゃないの。報酬を半分にして議員を増やす方が「反転」の可能性がある。要するに議会ごとに違っていいんですよ。そう発言したかったけど、発言しないまま、時間切れ。消化不良。
「ある程度の報酬は必要」といった議員。自分の顔が入った大小の封筒を発注したり、事務所を持ったり、、、。最初に高額な報酬ありきだから、そんなものが必要経費になるんですよ。
葛巻町議長が言っていた語録のとどめ:「待機児童の解消に取り組んだ? 40年後はどうなの。うちは高齢化率50パー、だけどしょげていないよ。10年後、40年後成長している」
消化不良だったけど、エキサイティングなフォーラムでもありました。
細胞が目覚めるー全国政策研究集会in千葉 [学習会]
8月9日(土)
前線に立つリーダーは面白い
「自治体議員政策情報センター」の政策研究集会1日目、中央学院大学6号館には、200人を超える自治体議員、市民が集まった。(センターに所属している議員、こんなにいたっけ?) まァ、いるかもしれないが、全国から全部が集まれるわけない。我孫子市民、中央学院から呼びかけた市民なども加わったのかもしれない。
ごく簡単な開会式には、我孫子市議会議長、我孫子市長、中央学院大学・学長が次々にあいさつし、檀上はそのまま「てい談」に。てい談のメンバーは、熊谷・千葉市長、稲村・尼崎市長、福嶋元我孫子市長(現中央学院大教授、前消費者庁・長官)
福嶋さんは、1999年から3期12年、我孫子市長を務めた革新市長、そのあとの市民派議員、首長に大きな影響を与えた人。2人の若い市長は、ともに1期目。尼崎市長の稲村和美さんは、「阪神淡路震災」のとき大学生だったとか。卒業して証券会社に勤め、その後兵庫県議に(あの有名なノノムラ号泣県議とは入れ違いで辞職市長に) 千葉市長の熊谷(くまがい)さんは市議から人口96万人の千葉市長になった人。ちなみに「阪神淡路」のときは高校生だった。いやー、若い、だけではなく話が実に明快でラジカル。
※若い政治家が、すべておもしろいというのではない。昨今、20代、30代というと「若い!」とそれだけで拍手喝采だが、とんでもない。若いというだけじゃ何の価値もない。それどころか、政策もなく、努力もなく、賞味期限の切れた情報と、キレの悪い頭を持った人もいる。年を取った人でも”旬”の政策を持っている人は、細胞が若い。のだ。
公共施設→資産経営部
たとえば公共施設。造りすぎちゃって、更新費用が出せないのはどこでも同じ。公共施設という名のものは、市町村で32万、都道府県で10万もある。体育館だけでも全国の市町村1700に、5800棟以上存在する。バブルの時「隣の町にあるものはうちの町にもほしい」「県の施設だから市よりも立派なものを」と立てられた。
尼崎市長「公共施設はどこも苦戦している。一つ一つの議論はダメ。どこも市民にとっては欲しいもの。全体像で考える」「議員をかました方が速いとまだ思っている市民。とんでもない、議員は他にやることがある」
千葉市長「資産カルテを作る。学校の統廃合は不可欠。だけど、跡地開発は基本的にない。跡に何かを作る、じゃなく売ったお金、返したお金をどう活用するか。タウンミーティング、懇談会じゃなく、ツィッター対話会で若い意見が拾える。」
福嶋さん「公共施設を利用している人たちを中心の議論は無理。多くの人を当事者にする。ソーシャル・メディアとは、少数派も口の重い人も入る」
市民自治として
自分たちの居場所を自分たちで決める。立場が違った人が議論するが適切。
分科会では、(新)教育委員会制度(を読み解く)に出た。
教育委員会制度
「首長の権限強化」に、多くの参加者が危険信号を見ていた。安倍政権は、極端に「国家」から出発しようとしている。この手法が「教育改革」であり「防衛力強化」である。復古主義、究極の保守主義、いや、新自由主義である。
教育長の権限強化。その教育長を選任するのが自治体の「長」となると、教育そのものが、委縮することは確か。
教育再生とは何を目指すのか?
草案で、新しく加えられた26条3項、「国は、教育が国の未来を切り開くうえで欠くことのできないものであることを鑑み、教育環境の整備に努めなくてはならない。
聞いているとまっとうな、理路整然な文言であるが、教育が国の未来を切り開く、のところは本来教育が子供の未来を切り開く とするべきではないか。「富国強兵」の道具としての、教育の強化なのである。
競争、評価、賞罰(教師たちの失敗は許されない)にウエイトがかかる。目的とするところは公教育の縮小+エリート教育への重点投資、切り捨ての色は当然濃くなってい行く。
当然、市町村の教育も商品化し、他との差別化でしのぎを削ることになる。
すとんと納得できる講師の話
第3分科会、講師は埼玉大学の準教授(教育行政学)。埼玉大学の准教授がこんなに切れ味鋭くていいの? と思うくらい、スピーディーで、歯に衣着せない講義だ。ストンストンと落ちていく。かなり面白く、あっという間に時間が過ぎる。
今日も楽しみです。新しい角度から政治を見られたり、国策のはらむ危険性を具体的に分かったり、使い古されていない表現に触れたり、変な言い方だけど、≪細胞が目覚める≫時間でした。
先日、杉戸町の新人議員が、聴いたことのないような用語、いろいろなことをよく知っているのは共産党議員で、職員の説明を聞かなければわからない、というようなことを言っていたのでびっくりしました。新人さん、その井戸の中では限界ですよ!
今日は2日目。ホットスポットからでた8000ベクレル以上の指定廃棄物の保管場所を見るツアーにも申し込んだ。行ってきます。
全国政策研究集会 in 千葉 [学習会]
8月8日(金)
政策集会1日目
今日は、所属している自治体議員政策情報センターの政策研究集会の一日目です。全国の所属議員が企画する毎年夏に行われる集会です。今年は千葉県・我孫子市・中央学院大学を拠点にしている。自前の講師、パネリストを中心に全員参画、充実の2日間となりましょう。
〇てい談・・「あらたな地域づくりと市民合意」 千葉市長ー熊谷俊人さん 尼崎市長ー稲村和美さん 中央学院大学教授・前消費者庁長官ー福嶋浩彦さん
〇講演・・「放射能ホットスポットにおける市民自治」 大石光伸さん(常総生協副理事長) 木本さゆりさん(放射能から子どもを守ろう関東ネット共同代表)
〇分科会
Ⅰ-1 未来にツケを回さない公共施設再生 伊藤伸さん(構想日本) 岡田直晃さん(習志野市公共施設担当主幹)
Ⅰ-2 放射能汚染から子どもたちを守る 大野ひろみさん(佐倉市議 子ども被災者支援法自治体議員連盟代表) 木本さゆりさん 大石光伸さん
Ⅰ-3 「首長の権限強化」で教育委員会制度はどう変わる 高橋哲さん(埼玉大学) 上原公子さん(元国立市長) 佐藤浩子さん(元中野区議)
第1日目は、以上のスケジュール。分科会は1-3教育委員会制度に出ようと思っています。
このほか、地産地消レセプションといって、全国から集まる議員、市民が各地の名産を持ち寄って交流するレセプションがあります。私は、猫のことで気がかりがあるもんですから、さっさと帰ります。が、あったら宮代町の「巨峰ワイン」を持っていこうと思っています。(今時分、あるのかな)
★どなたでも参加できます。参加費(2日間通し) ●自治体議員政策情報センター議員5000円 ●非会員議員10000円、(ただし、町村議員3000円) ●首長5000円 ●一般1000円(1日のみ500円) です。
町村議員の参加費が別枠になったのは、最近です。政務活動費がないばかりか、報酬そのものがが少ない!と、みみっちくずっと訴えました。
※今年家族になった地域猫サブが3日間、帰ってきません。半分、イヤ7割あきらめています。もし、どこかで死んでいても、うちのこになった6か月間は愛情を注いであげたと思っている。生きていて風来坊になったとしても、去勢手術をしたから世間に迷惑はかけない(と思う)
二女とのメール 私「サブが帰ってこない。半分あきらめている」 二女「そうなんだ・・。不器用な生き方しかできないネコだからね。顔もブサイクな方だからどこかの家猫になるとは考えられないし・・。もう少し待とう」