急速で回復中・胃腸炎 [医療]

2月4日(水)

突然、ひどい吐き気

一昨日、役場内で久しぶりに会った人と「お昼でも」とご一緒したのはよかったけど、食後よもやま話をしているうちに、突然(本当に突然)具合が悪くなりました。あまりにも失礼にあたると思い、気持ち悪くなったのをこらえて話していたけど(もう持たない)と、店を出ました。

役場に戻る信号が変わるのも待ちきれないほど、どんどん具合が悪くなってくる。信号が変わった。急いで渡る。食事をご一緒した知人に「わたし、きもちわるくて・・ここで失礼」と言うのももどかしく、トイレに駆け込む。(多分、久しぶりのその人、あっけにとられておられたでしょうネ)

それからは、嘔吐とのたたかい。吐いて吐いてその日食べたものはすべて吐いたであろうに吐き気からは解放されない。

2日目(昨日)になっても快方に向かいません。(これはひょっとして、今はやりのウイルス性胃腸炎?)と思いましたが、熱、下痢もないし、具合が悪いのは胃だけのようです。

学習会パス

昨日は、前からぜひ行きたいと思っていた、議員会館で行われる「国×地方」研究会の当日。とてもいける状況にない。ゴミも出せない。電話もかけられない。心細さと孤独感にうなりながら、ひたすら、せめて小康状態になるのを待つ。

午後3時ごろになって、いくらか動けるので、意を決してお医者さんへ。「点滴やりますか」に即「ハイ」。「むかつき止め」と「逆流性胃炎」の薬をいただきかえる。

 こういうものは時間が経たなければよくはならない。よくなる時は急激に治るはずだ。そう思っていても心細いもんでした。

グアム島で発見された横井庄一さんが言っていたではないか。タロイモかなにかにあたって、死ぬ思いをしたけど、ほら穴の中で絶食して、ひたすら時間を稼いだらなんとか自然治癒したって。なんて大げさなことまで考えるのだ、こんな時って。

こうなったのは、自分でもわかっているのですが、いつも体の疲れとストレスがたまった時で、私の場合、胃に来るようです。

夜になってもあまり気持ちはよくならない。「今日の学習会来なかったけど具合悪いの?」と、2人ばかり電話を下さった。意気地ない私には、いたわりが薬になるようだ。

そして今日。少しいいようです。お餅を2個焼いて食べた。あと、スポーツ飲料。

午後には、行きたい学習会が一つ入っていた。(行こうか。行けるかな)という気になった。12時の電車に乗れば、13時30分からの学習会に間に合う。もたもた支度をするもんだから12時12分の急行になる。

学習会が終了したころに「治った!」

市ヶ谷の自治労会館についたのが13時30分ちょうど。何とかセーフ。そして、休憩なしの学習会が終わった16時30分には、「あれ、気分いい。治っちゃった」という具合。

あんなにしんどかったのに、この手の病気は急激に治る。

だけど、まだ油断しないでインスタントのお粥にしました。

予兆はあった、先週はずっと腰が痛くて、それをおさえるために素人療法で市販の鎮痛剤を飲んで。、そのために胃がチクチクしていた。そこに日曜日の夜会合もいけなかったかもしれない。

全てが、自分の素人判断の結果であります。人には「素人判断はいけない」と言いながら、自分でもいつの間にかやっているわけですね。痛い思いをして、反省です。


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インフルエンザワクチン・こども接種に助成? [医療]

1月30日(金)

あらためて考えたインフルワクチン

今年の冬の初め、私はインフルエンザワクチンは、やはり効くから打ったほうがいいという医師の文章を紹介したことがありました。2014・12・19日のブログで、「週刊文春」に載った記事でした。

それより前、私自身もインフルエンザ予防ワクチンを接種しています。

※ほとんどの自治体は、65歳以上の高齢者の接種に補助をし、高齢者は1000円程度で受けられるようになっています。

さて、そういったことを踏まえてですが、今回、あらためてインフルワクチンを再考することになりました。

いくつかの自治体で、1歳から15歳までの子どもの接種に、保護者の負担を軽減するための助成を始めたからです。

集団接種が中止された後

1994年に、インフルエンザワクチンの集団接種が中止されたあと、子どもへのワクチン接種は、保護者の判断により、個人負担になっています。

それが、最近子育て世代の支援の一環として、ワクチン接種費用の一部を助成する自治体がでてきました。

1歳から13歳未満の子どもは、(大人と違い)2回接種となります。1回につき1000円×2回の2000円を補助するというところが多いと思います。

私は、議員仲間への「教えてメール」を発信したり、ネットで調べたりしました。

その結果ですが、(これは自己責任しかない。自治体が一部費用を助成するのは、かなり慎重を要するナ)と、あらためて考えました。

いろんなワクチンに共通していることだけど、接種する、接種しない、は本人(子供や高齢者の場合、家族が)が得た情報をもとに自己責任で決めるしかない,との結論に至りました。

インフルエンザワクチンの場合、被害者連絡会が発足した「子宮頸がん予防ワクチン」のようなひどい副反応はありません。ですが、副反応に差はあっても、ワクチンにはリスクが伴うというのは同じだと思います。

高齢者の場合、抵抗力が弱っているため、肺炎などになりやすく死亡に至ることもあるので、自治体は補助金を出していますが、子どもへの助成となるとまだまだ慎重論が多く占めていると思います。

先日、子育て世代の方から「2回接種で負担が多い。宮代町で助成してもらえるようにならないか」と言われたもので,(できるなら宮代町も補助を検討するべき)と思った私です。しかし、あらためてネットで調べたり、友人から意見を聞いたりして、慎重論を持つに至りました。

自分では、(自己責任で)接種を受けてはいますが、子育て支援の一環という施策となると、悩ましい問題です。

子育て世代を支援する政策なら、ほかの費用を減らしてあげることの方が安全のように思った次第です。


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感染性胃腸炎 猛威 [医療]

1月25日(日)

感染性胃腸炎、東北などで流行

先々週、娘がかかり、先週から今週にかけて友人がかかって大変だったと聞いていたウイルス性胃腸炎(いわゆるおなかにくる風邪)、昨日は妹がダウンしてしまったようです。

北海道、東北などでかなり流行しているようですが、関東地方でもあちらこちらで聞くようになりました。

一口で、ウイルス性といいますが、ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルス、アデノウイルスなどあって、最初は風邪かなと思っていると、嘔吐、下痢などに苦しめられることになります。

ウイルス性胃腸炎の悪いところは、感染力が極めて強いというところにあります。家族がかかった場合、小さな飛沫でさえ完全に拭きとらないと、あっという間に全員感染、となることも。

大人は大丈夫ですが、乳幼児がかかると、脱水症状はじめ、体が消耗する状態になります。重くならないように注意する必要があります。

早く治す方法

〇水分を取る・・下痢やおう吐を繰り返すことで体内の水分が排出されます。吐き気がひどくて水分吸収が十分でないときは病院で適切な処置をしてもらわなくてはなりません。しろうと判断はやめてお医者さんに。

〇下痢止め・吐き気止めはダメ・・市販の薬で早く治そうと、下痢止め・吐き気止めを飲むのはやめたほうがよさそうです。急性胃腸炎のときの症状は体に有害なものを体外に排出するため防衛反応。それを止めることは、症状を長引かせることになるそうです。これも医師の判断で。

〇症状がよくなるまで食事は控える・・何とか体力をつけようと口に物を入れようとしますが、これも逆効果。食べられないときは水分だけでも。食べられるようになってからも、お粥のようなものをすこーしずつ、一日に5,6回に分けて食べる、というのがいいようで。

よくなってくれば、どんどん回復しますから焦らないことです。とにかく、他人からうつされない、運悪くうつされたら人にうつさない。無理しないでゆっくり治す、というのがいいようです。

それにしても、1月というのは、人込みに出る機会が多いです。どうか、みなさん、お気をつけて。


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RSウイルス感染症・患者急増 [医療]

11月26日(水)

RSウイルス感染症・急増

終日雨で、相当寒く感じた今日(もう日付が変わったか・・)でした。当方の風邪は、ほとんど治っていますが、はなみずが止まりません。

ところで、ウイルス性の感染症が流行っているようです。

乳幼児を中心に感染する、RSウイルス感染症の患者報告数が首都圏で急増しています。11月10日から16日までの週の患者報告数(小児科定点医療機関)は、埼玉県で大幅に増え、前週比66%増という。千葉県(前週比54%)、東京都(前週比32%]でも軒並み増えており、報告が多かった自治体や保健所では、患者の発生動向を注視しています。

埼玉県によると、県内の定点医療機関からよせられた11月10日から16日までの1週間の患者数報告は、前週より90人多い226人で、幸手、本庄保健所管内で大きく増加したということです。年齢別では、4歳以下が90%以上。

幸手保健所管内といえば、宮代町も入っています。乳幼児だから、ことさら注意が必要です。

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症は、乳児(1歳未満の赤ちゃん)が感染すると重症化する恐れがあります。2歳以上児や大人が感染しても、風邪のような症状でRSウイルス感染症とは気が付かずに乳児にうつしてしまうことがあります。保育園の年中以上児や大人も感染には十分に注意しなければならないと思います。

流行パターン

冬場に流行する感染症です。通常だと、12月にピークを迎え、年明けに徐々に減少し、3月頃に落ち着くという、流行パターンを示します。

報告数は、あくまでRSウイルスに感染した人で、症状が強く医療機関で受診した人の中で、RSウイルス感染の有無を検査された人だけの数字なので、実際にはこの何倍もの患者数、感染者数がいると思われます。

乳児の場合

RSウイルス感染症は大人に感染しても軽い症状で済みますが、赤ちゃんに感染すると重症化することが心配です。1歳未満の乳児の場合、インフルエンザよりも死亡数が多いというデータもあります。

生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%が、少なくとも1度は感染するといわれています。大人になっても何度もかかることはありますが、はじめて感染発症した場合は重くなりやすく、乳児、特に乳児期早期(生後数週間~数か月)に初感染した場合は細気管支炎、肺炎といった重篤な症状を引き起こすことがあります。

症状は、乾いた咳が見られます。発熱、はなみずが数日続き、熱は乳児の場合、38℃台が多く、39℃以上の高熱はまれです。生後1か月未満時の場合、診断が困難なことがあり、突然死につながる無呼吸発作にもつながります。

感染期間

ウイルス排泄期間が7~21日と長いため、感染が広がりやすいです。

保育園で気を付けること

保育園は、子どもを預けている保護者への支援も役割の一つです。RSウイルス感染症が疑われると思ったら、子どもの保護者に受診を勧めることが大切です。

保育士の方も、感染症の知識をしっかり持ち、また、今管内で流行しているということを踏まえ、保護者に伝えることも大事です。また、感染力が強いので、流行期間中の密な接触は控えるなども意識しておくことも大事かと思います。


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子宮頸がん・副作用で重篤 [医療]

9月16日(火)

副作用で重篤の可能性高いー子宮頸がん予防ワクチン

日本繊維筋痛症学会は、13日、「子宮頸がん予防ワクチン」成分によって脳の炎症や免疫異常が起きている可能性が高いと発表した。東京新聞9月14日付朝刊記事です。

子宮頸がん予防ワクチンによる副反応については、厚労省はワクチンとの因果関係を今のところ否定していますが、先日の厚労大臣の「9月から過去の副反応を含めて調査を始める」との発表に次ぎ、繊維筋痛症学会も一歩進んだ見解を発表したことになります。

学会は、一連の症状をワクチンが引き起こす「子宮頸がんワクチン関連神経免疫異常症候群」(HANS)ととらえるよう提唱しました。

記事から:「厚労省が公開している2500人の副反応報告を分析した結果、厚労省が重篤と認定した176人の約6倍にあたる1112人を重篤と判断。「接種者全員の追跡調査を行い、実態を明らかにするべきだ」と訴えた。

学会の西岡理事長は子宮頸がんワクチン接種後、症状の出た少女を診察したのをきっかけに、調査チームを学会と立ち上げた。チームは副作用をうったえる44人の患者を診察。症状や脳の血流の状態から、中枢神経や免疫システムに異常が起きている可能性が高いと判断した。個別にみると、病態をつかみにくい多彩な症状をまとめてHANSとし、診断基準も作成した。--記事は抜粋、引用ここまで

子宮頸がん予防ワクチンは、アジュバンドに、人間の免疫を混乱させる薬剤を使っている。これは以前、学習会の内容からお伝えしました。免疫を混乱させる、免疫システムに異常を起こさせるワクチンを使うことのリスクを考えてみるべきでしょう。しかも、接種後5年とも6年とも、効果のある期間がわからない、エビデンスが済んでない薬剤なのです。

12歳以上の女子に接種して、(効果が何年あるかわからないが)予防する、5万円近くもするワクチン。

それより、学校できちんと「性教育」すべきでしょう。子宮頸がんが性交渉で移るというのが基本的な見解ですから。学校での性教育を怠って、「ワクチンで予防できる」ことばかり推奨、本末転倒。

さらに、子宮がん検診を毎年受けていれば、早期に発見できるのに、子宮がん検診の受診率は、年々下がっている様子。自治体が実施しているがん検診は、500円~1000円くらいで受けられる。


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子宮頸がん予防ワクチン/H25年度実績 [医療]

9月11日(木)

国が勧奨を停止中も

地方議会は決算審議中であります。昨日は、町民生活課、福祉課、保険健康課の25年度決算審議で、終了は午後6時半。

その中の一つ。健康課所管「定期予防接種」の「子宮頸がん予防ワクチン」

ご承知のように、H25年4月から定期接種になりましたが、相次ぐ「重篤な副反応」報告により、国は6月14日「積極的な勧奨」を停止しました。(接種対象者は、中1~高1の女子)

つまり、国は積極的に(接種してくださいと勧めることを)やめました。が、自治体が公費で接種するという「定期接種」は、そのままという状態が1年3か月近く続いています。

そこで、25年度当初組まれた全額公費の接種のための費用はどのくらい消化されたか、関心のあるところです。

施策の執行状況を示す「説明書」には、91件の接種が計上されています。前年度と比べるとマイナス285件。多くの不用額が発生しました。

さて、この91件ですが、4月から勧奨が停止された6月14日以前の接種なのか、それ以降、接種した女子生徒(判断は保護者と思われる)は、何人くらいいたのか、詳しく聞いてみました。それによると、

25・4月ー 33件  5月ー14  6月ー23件(6月14日勧奨停止)  7月ー4件  8月―6件  9月ー1件   10月ー7件  11月ー3件  で、合計91件となったそうです。

国が積極的な勧奨を停止して以降も、「うちはやっぱり受けさせよう」と判断した保護者が少数ながらいらしたということです。それぞれの家庭での判断ですから、いいと思います。

他の自治体ではどうなんだろう

しかし、この数字は興味があります。私は、所属している(主に)県内の市民派議員の研究グループに「おしえてメール」を出すことにしました。「みなさんの自治体では、どんな数字が出ましたか。不用額はどのくらい?」

また、全国的にはどうか・・。もう一つ所属している「自治体議員政策情報センター」にも発信してみようかなと。(こちらは市民派議員が100名以上所属しています)

 あらためておもいました。このワクチンには副反応が報告されていること、ワクチン接種したから安心なのではなく、効果の持続期間は不明(5年とか6年とか言われていますが、その実証、エビデンスが不十分なまま認証された薬)であることくらいは、引き続き、(実施主体の自治体は)対象者へ説明することが大事だと。


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デング熱埼玉県でも3人 [医療]

9月5日(金)

感染者が59人になった「デング熱」。埼玉県でも3人の感染者が確認されました。

代々木公園は立ち入り禁止になったけど、公園内には数千匹がいるのではないかと言われる。雨が降ってうすぐらい木陰や水たまりができると、格好の産卵場所になるそうです。蚊(ヒトスジシマカ)は生涯5-6回産卵するそうで、寿命は60日とも言われますがどんどん増えていく可能性があります。

きれいな水より、腐った栄養が多い水たまりなどを好むようで、お墓のお花立てなどは、水があって腐敗した花があるので、かなり危ないです。

今回、立ち入り禁止にして広範囲の駆除が実施されます。それと寒くなって蚊が生きられない気温になるまで待てば大丈夫なのでしょうか。万一、越冬できる蚊に進化したら・・大変です。

この2、3日、湿度が高い。蚊が多い。冷房を切ってドアを開けている議場にも入ってきます。私の会派の辺りに、蚊がさまよっていまして。昨日も、机の上にキンチョールが待機という、議場に似つかわしくない光景でした。

蚊は、血液源を見つけるのに、人間が出す二酸化炭素、それに体温に誘われるのだそうです。


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子宮頸がんワクチンー副反応調査を強化 [医療]

8月31日(日)

子宮頸がんワクチン副反応に

厚労省・田村憲久厚生労働大臣は、長引く痛みやしびれなどの副反応が報告され、国により接種の勧奨が停止している「子宮頸がん予防ワクチン」に関し、過去にさかのぼって副反応の症例の調査や、報告された症例の追跡調査を強化する考えを明らかにした、と今朝の朝刊。

副反応に対する適切な治療が受けられる協力医療機関を、少なくとも都道府県に1か所整備し、過去の症例も含めた副反応を確実に報告するよう医療機関や自治体に協力を要請する。取り組みは9月に始める

これまで、副反応の報告漏れがあるとの指摘や、副反応をうったえた人のその後経過について情報が不十分との意見を受けた形です。(少なくとも、下線を引いた部分で、自治体の担当課、学校の保健室などがきちんと対応しているか、チェックをしていきたい)

今後、厚労省は集まった情報を整理し、専門部会が対応を検討する。

厚労省の専門部会は、これまで接種時の痛みなどを、思春期特有の「心身の反応」だとして、ワクチン成分が原因である可能性を否定してきたが、やっと対応の一歩を踏み出したか、といったところ。

接種時の注射が痛い、手足がしびれるなどといった表現しかしていないが、歩行困難、記憶の減退、簡単な計算ができない、はては死亡例もある副反応なのだ。痛み、しびれ等とひとくくりにすること自体おかしい。

死亡例は、もともと体に病気を持っていたからそちらの原因だ、としてきたが、例えば心臓に軽い疾患を持っている人にとって命取りになる施術だったり、薬の成分だった、と考えるべきだ。

サーバリックス、ガーダシル、というワクチンの成分は、人間の免疫そのものを混乱させるという薬だ。相当なリスクを考えてあたりまえのものなのだ。

定期接種再開は見送るべき

ワクチン接種が、国や自治体の助成による任意接種、昨年4月からの定期接種と(なぜか)急がれて実施され、問題が表面化した昨年6月から国は、自治体が勧奨して(実施しなさいと勧めて)接種するのを停止しているのが現状です。

停止しているだけで、この後、再開するのかどうかの見解は出ていない。この中途半端な対応の中、自治体は接種をやめているわけではなく、「接種したい」という女子には、全額助成している。

定期接種(自治体が全額公費で助成して推奨する)はやめるべきです。個人の責任で接種したいという人は、自費を払っても接種を受けるでしょう。

定期接種というのは、副反応などの情報を持たない人(当人や保護者)が、国が進めているのだし、タダでがん予防ができるなら(これは厳密には間違い)受けたほうが得という程度の判断で、受けたりしがちだ。自治体は副反応に責任を持てない限り、やるべきではない。

全国や埼玉県の「子宮頸がん副反応を考える会」などは、今回の発表は、これまでより(厚労省は)前進した対応だと思っているでしょうが、今のところ、発表した効果を期待するところまでは至っていない。


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アイスバケツというアピール [医療]

8月24日(日)

アイスバケツ

アイスバケツチャレンジ、氷水バケツかぶりとでもいうのか、ここ1週間ばかりでものすごく広がったある種のパフォーマンス。毎日のようにテレビ、新聞などを賑わしています。

筋委縮性側策硬化症(ALS)の治療研究を支援する(チャリティー運動)の一つなのでしょう。氷水はアメリカのスポーツ界では、祝福、応援などで行われるのだそうですが、広がりの元となったのは、ALS患者のスポーツ選手が支援を訴えるためか(わからないが)動画で氷水をかぶったのが、まずアメリカ国内で流れ、爆発的に広がったのが元らしい。これまでで65億円、昨月末からでは短期間で40億円が集まったという。

 有名人がこれを実行し、実行した人が次の有名人を3人指名して広げるというのは、ネット時代にあっては瞬く間に効果をあらわすのでしょう。指名された人は100ドル出すか、氷水をかぶるかのどちらかをする、というものですが、有名人なので両方する人も多い。

 多くの人がより影響力のある有名人を指名することにより、ニュース性は高まる。政界、財界、スポーツ界、芸能界などで広がっている。三浦カズが岡田元監督を指名した(リベンジも兼ねて?)とか、政界の山本一太代議士が河野太郎代議士を指名したとか・・・。

 しかし、指名された人はミッションは遂行するが、次の有名人の指名はしない、というのもだんだん目立ってきました。次の人を選ぶ苦しさは「こっくりさん」に似ている。

パフォーマンス・・・チェーンメール

チェーンメールはよくない。一時期の「こっくりさん」みたいに、自分で止めてしまうのを罪悪のように思ったり、人にバトンを渡してしまえば用が済んだと思うのもよくないと思います。善意の行為は、他人に強要するものではないです。

難病はたくさんある

筋委縮症、その中でも筋委縮性側策硬化症というのは、治療方法がない難病。発病から3-5年で、筋肉が委縮し、運動能力を低下させながら最後は呼吸不全で死に至るというALSのことは、罹った人とその周りの人以外ほとんど知らない。だから、少しでも多くの人に知ってもらい、研究が始まるのを願う、という運動は何としても進めたい。

それには心から賛成する。その趣旨には賛同するから、有名人は何らかの行動をするのでしょう。

でも、罹っている人しか知らない、あるいは家族しか知らず、主治医さえ見つからないという難病はたくさんある。

米国のALS支援団体には、巨額の支援金が集まったけど、他にもたくさんの人知れず苦しんでいる難病患者がいます。こういった人々にも目を向けてほしい。そのためには何をしたらいいか。まさか、有名人が難病の数だけ氷水をかぶり、寄付をするのか、というとそういうわけにもいかない。

自分の周りに、難病、まだそれにも指定されない人がいたら、そのことを知ろう、何かできることを探ろう、そういう動きが広がったらいい、と思います。


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〈ピロリ菌〉中学校で検査 [医療]

8月21日(木)

「ピロリ菌」検査、中学校で

「胃がんゼロのまち」を目指している兵庫県篠山市では独自の取り組みとして、市内の中学1年生全員366人を対象に、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の検査を行う。今年度の学校健診に合わせて実施する。学校健診でピロリ菌検査を行うのは全国初ということです。

ピロリ菌は胃の粘膜に慢性的な炎症を起こし胃がんが発生しやすい状況を作り出す。胃がん患者の95%はピロリ菌をもっているといわれます。

篠山市は2010年から兵庫医大ささやま医療センターなどと共同で研究検査を行い、小児への感染が主に家族内感染であることなどが判明している。若年期(12~15歳)に感染の有無を確認して除菌治療につなげるということです。

これは、本人の診断だけでなく、(今治療しておくことで)親になった時の子どもへの感染を防止するという目的もあります。

毎秋、中学校健診で行われている尿検査後の、尿を使ってピロリ菌検査をし、自宅へ結果を郵送する方法です。

ピロリ菌の検査方法は、内視鏡でなくても、尿検査、血液検査でできます。尿検査の場合、3000円くらいから検査できますし、尿検査を実施しているなら、(ついで)にできるようなもの。

また、近くの医療機関と共同の研究ということで、もっと実用的な価格でできていると思われます。

ピロリ菌が、家族や世代で受け継がれてしまう要素を持っているといわれるなら、早いうちの検査で治療をし、またこの子たちが親になったとき、同じ箸を使う、口移し、井戸水を使うなどで、これまでやすやすと感染してしまっていた菌に対して、生活の中で気を付ける習慣が子供のころから自覚できると思われます。できるなら、全国の中学校で実施してもいいのではないかと思いました。

それにつけても思うのは、50,000円近くの公費をかけて実施しながら、副反応に対して明確な診断ができていない「子宮頸がん予防ワクチン」のことです。こちらの方がよほど、あやふやな事業のように思えてなりません。


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