広島・歴史的な瞬間 [国-地方]

5月27日(金)

午後5時半、広島平和公園

オバマ大統領が歴史資料館を見学した。その後、安倍総理大臣と、原爆慰霊碑まで歩き、献花を行い、スピーチをした。ただの国家的な行事ではない。現職の大統領が、心からのスピーチをしたのだ。

「8月6日、死が空から降ってきた」という言葉で始まったスピーチを聞いていた。この日を忘れてはいけない。この人たち(被爆者)のことを忘れてはいけない。と続くスピーチを聞いた。聞くことができ、見ることができたということが、とても貴重だった。

スピーチの後、オバマ大統領は、91歳になる一人の被爆者のもとに歩み寄った。握手し、言葉を交わした。もう一人の被爆者は涙ぐんでいた。その人をオバマは抱き寄せた。

G7という国際会議の間の出来事だったかもしれない。日本とアメリカは、難しい局面を抱えていることは確かです。

でも、それは(置いといて)、人の心にしみるやり方で「核兵器廃絶」「人類の未来のために」をうったえた5月27日の夕方の画面は、歴史的に有意義な時間だったと思う。


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