法律を成立させた国会が、差別を [国会]

5月12日(木)

国会が障がい者の出席を拒むとは

参議院厚生労働委員会では、10日、「障害者総合支援法」改正案の審議での参考人質疑で、難病の筋委縮性側索硬化症(ALS)患者の出席が拒まれた。障がい者に対する差別を禁止した「障害者差別解消法」が4月1日から施行されたばかりですが、その国会の委員会審議でどうしてこういうことがおきるのか・・・。

なぜ、起きたか

出席拒否がおきたのは、別の法案をめぐる与野党の対立からだという。参考人招致を求めた民進党に対して、自民党は、その見返りとして、児童福祉法の審議入りを要求した。さらに、民進党ら4党は、保育士らの賃金引き上げ法案の審議入りを要求したあたりから難しくなり、結局、障害者総合支援法審議での参考人出席がダメになったのだという。

与野党は、「あっちが悪い」「そっちが悪い」と責任を擦り付け合っているようですが、障がい者の参考意見を聞かないで決めるという最低のやり方をやってしまったことは確か。

東京新聞1面では、「日本障害者協議会」の代表は、「当事者抜きで当事者のことを決めるべきではない。模範を示すべき国会に法の理念が浸透していないことが残念」と指摘している、と記載しているが、模範を示すべき、と今更言うまでもなく、模範なんかほとんどない、おごりと党利党略にまみれた集まりが目に余る。


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コミュニティー協議会で考えること [市民活動]

5月8日(日)

H28年度コミュ協総会

5月7日土曜日午前10時から、28年度の「宮代町コミュニティー協議会」の総会が開かれ、議員は来賓という立場で参加しました。

昨日の段階で、151団体ということで、出席は151団体中83団体が参加(うち、自治会78、その他の文化、地域、スポーツなどの団体73といったところでしょうか)

大所帯を束ねる方々のご苦労をお察しし、継続してくださる力に敬意を表します。

行政のサポートから離れて

宮代町は、「公共改革2005」の策定・推進に沿って、公共がかかわってきたコミュニティ活動から行政職員が距離を置き、やがていっさいのサポートがなくなっています。まったく職員のかかわりがなくなったのは、進修館の運営が指定管理者に任せられるようになったH27年からで、活動の準備、資料作りから作製作業まで慣れない作業を手弁当でガンバていらっしゃいます。

昨年は、指定管理に移って直後の総会。まず、そうかいの準備。手弁当での報告書類、計画策定、予算決算など大変さがしのばれる総会になったことを覚えています。

その後、1年間を経ての総会です。一連の活動、そのための広報、運営など精力的にこなしていいらした理事、役員、その他大勢の団体関係者のご努力があっての1年とお見受けしました。

が、団体員構成上、メンバーのほとんどが高齢化していることは否めず、若い団体、若い地域などが加入していない現状は、1年ごとに役員、理事、関係団体が高齢化の階段を上っていることになるような気がします。

役場内の、関係する課は、必要なところで、時間的、物理的、精神的なサポートを、必要に応じてしていかなければならない、そう思いました。

その目的

宮代町コミュニティー協議会会則・第2条に、「目的」があり、

【協議会は、「自治と連帯」の新しい時代にふさわしいコミュニティづくりを町民運動として全町的かつ総合的に展開することにより、町民の幸せをめざし、心の触れ合う活力のある住みよい地域社会を建設することを目的とする。】

そのために、〇住民の連携を深める活動、〇健康な心身をつくるための活動、〇美しく豊かなまちづくりに関する活動、〇コミュニティ意識の啓発活動、〇コミュニティづくり推進のための調査・研究 〇コミュニティづくりに関する指導者の育成及び確保 〇構成団体相互のつながりに関すること、〇その他コミュニティ活動の推進に関すること、といった内容の事業を行っていく、わけです。

とはいえ、こういった活動で、町民が直接関係したり、参加したりの意識は薄く、近ごろますます薄くなり、負担が多い割には認知されていないことも多いと思われます。

町民まつりや、清掃活動、あいさつ運動が、まさにこれに関する事業なのですが、町民の多くは、(誰がやっているの?あれ)といった程度の感想でしょうし、さらに、それに参加しようと自主的に思う人も少ないと思われます。

クリーン宮代

清掃活動の、最たるものが毎年5月末に、全町一斉に行われる「クリーン宮代」です。今年も5月24日(日)午前8時から地域の人々が家の周りの清掃活動に参加する、というもの。

しかし、だんだん、これも参加者が少なくなってきているように思います。さくじつの「コミュ協」総会資料を見ると、参加者1463人。今、宮代町の世帯数は増え続けて14000世帯以上になっていますから、単純に計算すると、10軒に1軒という参加率。(職員は全員参加? だとしたら一般町民の参加率はさらに下がる)

こう考えると、やっぱり少ないなー、と思います。出てくる人は毎年しっかり参加し、出てこない人は、毎年[知らんぷり]を決め込んでいるんだろうなー、と思います。

もちろん、年々家庭事情が変化し、単身家庭、高齢者だけ家庭が増えて、参加したくても体が自由にならない、というご家庭も増えているし、これからもっと増えるだろうと思われます。

昨年の総会もそうでしたが、いろいろな課題を突き付けられながら、関係者の方々に感謝の「総会」になりました。


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資源ごみ、新ルールに [ごみ処理]

5月5日(木)

資源ごみ、置き去

まず、世の中は「ゴールデンウィークだ」「9連休だ」と浮かれている中、きっちりといつものように家庭ごみを収集していただいていることを、今更ながら感謝します。

 さて、4月から資源ごみの出し方が変わりました。ちょうど1ヵ月立ったところですが、まだ新ルールを飲み込んでいらっしゃらない人が多い。紙類の出し方がややこしい。

今日は第1木曜日。段ボールはOK。だけど、雑紙(チラシ)類、雑誌、古新聞紙、紙パックは、回収しません。

段ボール、古衣料などは第1、第3木曜日、古新聞などは第2、第4木曜日という、この微妙さが、かえってまごつく。「なんで、同じ紙なのに違う週なの?」

今日も、あちこちのごみステーションで、雑誌、雑紙などが取り残されていました。

じつは・・

雑誌などとダンボールを別枠にすることなど、実は小さい変化です。久喜宮代衛生組合では、資源ごみ全体の回収を民間回収に100%移行させる計画が検討され、審議会ではこの秋にも答申が出されようという段階です。県内では、新座市が前面民間委託方式をとっていますが、さて、、、。


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加須ージャンボこいのぼり [地域発]

5月3日(火)

巨大! 100mの鯉のぼり

6年ぶり。加須の日本一(!)鯉のぼりを見に出かけました。

前回見物したのは2010年だから、6年ぶりになる。再び、あの巨大な鯉のぼりに圧倒されました。

場所は加須市でも北のはずれ、利根川の河川敷です。

このでっかい鯉のぼりが風に泳ぐには、程よい風に乗る必要がある。

3~5mがいいのだとか。それ以下だとクレーンがいくらひっぱりあげてもだらんと下がったままだし、それ以上に風が強くなると、大きな口(直径10mか16mだったか)が吸い込んだ風の力で、布が裂けてしまう。実際、2代目のジャンボこいのぼり(110mもあった)は、口から裂けた。

今日の風は、まさにそよ風。多分3~5m。予定通り午前11時30分、巨体を持ち上げた❢

以下、ご覧下さい、その雄姿を。

鯉のぼり1.jpg

鯉のぼり2.jpg

鯉のぼり4.jpg

参考までに。ジャンボ鯉の下に、メダカのような細い線が見えますか? これは普通の鯉のぼり(の特大サイズ)です。いかにジャンボこいのぼりが大きいかわかっていただけるかと思います。↓

鯉のぼり5.jpg

鯉のぼり6.jpg

鯉のぼり7.jpg

土手の上も、なだらかな坂も、河川敷も、人でいっぱい。このイベントのために、市の職員、消防、警察、地域のボランティアなど、たくさんの、たくさんの力が集まっている。

同時開催で、クラシック・カーの展示も。マニアなら喉から手が出るようなすごい車、懐かしい車が集まってきていた。

おすすめします。加須のジャンボこいのぼり。でも、シート、ゴザなど敷物は、絶対忘れないで。


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たくさんのお声をいただいた [活動]

5月1日(日)

会報配布もやっと終盤

ゴールデンウイーク3日目。今日から5月。国道や高速道路と違い、宮代町のような田舎の道は、空いている。私の会報配布作業も、すいすいとはいきませんが、いい陽気に助けられてなんとか進んでいます。

前回配布したのが1月末だったのが信じられない。2月の選挙、3月議会と会報をお休みして長いご無沙汰をしたのがウソのよう。1月といえば冬の真っ最中だったはずなのに、ついこのまえ通ったような(いつもの)道なのです。不思議。

「加納さん?本人?」

長く議員をやって、長く会報を配っていますが、この頃、今までになく、気さくに声をかけていただいている。昨日も沖の山地区のほうで、「加納さん?」と、声をかけてくださる人がいる。「わたし、Xですよ、ほら、メールで・・」

Xさん! よーく存じ上げていますとも。メールで何度も励ましていただいた人だ。選挙の前にも「がんばって。同級生などにも声をかけておくからね」とメール。ありがたかった。だけど、お会いするのも初めて、お声を聴くのも初めてだ。

今日は西原地区方面。ぶどう棚の下から「こんいちは! 久しぶり」と声をかけてくださったり、剪定した枝を集めながら、「ああ、加納さん、元気だったかい」という方も。

遠く、東武動物公園からは風に乗って、ジェットコースターに乗った観客の「キャー」という声も聞こえて、気持ちいい時間が過ぎていきます。

何でも、今年のゴールデンウィークは、全国で2340万人が動くというのです。しかも、ガソリン安の影響で、車移動がぐ~ンと増えたのだとか。昨日までが1回目の遠出、次が2~4日、その次、最後の高速混雑は8日、と「安、近、短」にで、気楽に出かけるのが特徴。いいじゃないですか、こういった傾向も。

私は、今日、図書館で「熊本地震」救援のため、わずかだけど募金した。図書館の募金箱はわかりにくい。本を借りたりするカウンターに近いところに置けないだろうか。


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