沖縄はマイナンバー返戻を独自集計 [マイナンバー制度]

1月25日(月)

2割が返戻された自治体も

沖縄タイムスは、独自の集計で、沖縄でのマイナンバー通知カードが「返礼11万通、はっきりと受け取り拒否738通」と報じました。(浦添氏にお受け取り拒否は不明となっている) それぞれの市町村に問い合わせて集計したものとみられます。

総務相が集計しようと思えば集計できる(させられる)が、表立ってはやっていない。だが、これは容易にできることで、だいたいの数はつかんでいることでしょう。

沖縄タイムス、ちゃんとやっているね。

宮代町で、約8%が返戻された。担当課は「予想を超えた」みたいなことを言っておられたが、8%は、われわれ(所属している「番号要らないネット」etc)は、8%は想定内に置いていた。

総務相は、まだまだこれから、役所に取りに来させて「返戻」数を減らそうと思っているから、〈今〉途中集計など発表する気はない。

しかし、年内発送が終わった時点で、約10%が戻ってきているのではないかと思われるし、トラブルもあえて出し方は少なくしているが、いろいろあったのではないかと思います。

沖縄県で返戻数が最も多かったのは、那覇市で2万5630通、(返戻率17.5%)、ついで沖縄市1万1777通(返戻率19.9%)、うるま市9548通(返戻率19.4%)というからすごい。各自治体は、てんやわんやだったのでしょう。実際、マイナンバーカードを発行する作業が1月から始まっているのに。

 愛知県稲沢市

稲沢市は、変なことで有名になってしまった。稲沢市役所は以下のような通知を住民に出した。

あなたのマイナンバーの通知カードを住民票の住所地に発送したしましたが、伊奈泡市役所に返戻されてきました。まことにご足労をおかけしますが、下記により御来庁いただき、お受け取りください。

なお、本通知は、居住実態の確認も兼ねていますので、後日調査の上、居住悪人が撮れない方は、住民票を削除する場合もありますのでご了承ください。  稲沢市役所市民課」

これは手続き上、間違いとは言えませんが、「受け取り拒否したら住民票から消すぞ!」と、ある意味「脅し」を言っている自治体としてかなり有名になってしまった。

消去とは文字通り、消し去ることで、鳥に来ないなら住民票から消すと宣言しているに等しい。

住民基本台帳法に沿った住民票の職権削除とは本来、家出したり、失踪したりした人を想定した制度で、削除されると国保や児童手当など様々な行政サービスが受けられなくなる。

通知カードを拒否しただけで、他の行政サービスがうけられなくなるなんてマイナンバー制度について、それはいきすぎでしょう。情報漏えい、国民管理、という危機感から反対も疑問も多い中、稲沢市のやり方は、すごいなと話題になった。

稲沢市は「表現が行き過ぎました。市にも厳しい意見が寄せられています。現地調査で居住実態などを調べ、それでも実体がない場合、住民票の削除もありますが、ただちに削除はぜったいにありません」と、冷や汗の弁明をしている。

こんなことで、有名になった自治体、住民感情にはいりょしなけrば、とふんだ稲沢市のあわて方が目に見えるようです。


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