選挙戦、神頼みは大吟醸、など [選挙]

1月10日(日)

昨日、吉川市の市議選応援に行った友人とお茶。吉川では20議席に29人が立候補。かなりの激戦になる模様。「地方政治改革ネット」のメンバーもいる。2月初めから選挙戦に入る当方、応援作業は手伝えない。が、顔出しくらいはして、激励してきたい。

一方、わが宮代町は14人定員に17人。あまり盛り上がらない。先日、議員仲間が「そっちはどう? 様子はわかるかい」と電話で言うので「さっぱりわからないですよ」とこたえた。先方「潜っちゃっているんだな」・・・そうなんですかねー。駅には、朝夕、数人の候補が立っているみたいですけどねー。

 いつもは会報を出さない人もカラー刷りのパンフレットなどを全戸配布したり。そんな程度で、ほとんど戸別訪問に徹しているのか。誰とも会わない。

あいかわらずグレーゾーン

あいかわらずなのが私とK党(支援者)のようです。

わたしは、会報233号(12月20日から配布)を配り終わっていないので、用事や議会だより編集委員会(なんと!20日まで編集をやっている[もうやだ~(悲しい顔)])の合間、くばっている。

昨日は、宮東地区の方に出かけてポスティング。そこへ、また、例によってK党が街宣カーを回している。「ご近所のみなさーん、こんにちわ。K党のGです」と呼びかける。

「あれ、!?」本人は乗っていない。

K党員が一人、運転し、G候補の肉声テープを流しながらぐるぐる農村部を徹底的に回る。車の屋根には「日本K党」の看板。執拗に繰り返しても、(仮に)選挙違反ギリギリの内容だったりしても、農村部は反応が鈍い。だからなのか、徹底して回る。こういう戦闘要員が何人もいるのだから、個人営業の当方はうらやましいかぎり。(いいなぁ、わがことのように働いてくれる要員がいて)

「Gは宮代町から国に安保法制の反対をうったえます」「Gはエアコンを全教室に入れます。」「Gは、介護保険、国保の負担を軽減します」「Gは指定ゴミ袋を撤廃させます」「Gは保育料を安くします」 これって、全部公約?

まさにやり得[ダッシュ(走り出すさま)]。でも、あんまりなりふり構わずやりすぎると、〈弱者の味方〉という党のキャッチフレーズが泣くよ・・。

ほかの議員は「他人のことなんてかまっていられないよ」という。そりゃーそうだ。だけど、「正直もんがバカをみる」なんてわたしゃ、いやですから、他のひとの分まで文句言うのですよ。

くるしいときの神頼み?

神にも仏にもお願いしたいつらいときはある。ワラにもすがる思いもある。だけど、普段無心人な人間が、何をいまさら頼めよう。だから、まだ、今年は初詣にも行っていない。(あっ、沖の山の後ろの方の神社の前を通った時、静かなたたずまいにつられて、100円賽銭箱に入れてお参りした)

神様は辛口の大吟醸が好き(?)

もう20年近く前になるか、いろいろよくないことが続いて大変だったころ、信心深くない私でも神様に頼りたくなった。そこで、関東3大名山のひとつという、超有名な厄除け大社に行った。

5千円のコースを申し込んで、お祓いを受けることになったのだけど、お祓いを受ける(祈祷をしてもらう)部屋まで行きつくのに、2時間もかかったのにびっくりした。ロープで仕切り、長い廊下を粛々と進み、なんとかありがたきお祓いを受ける神前に着く。

畳の部屋に50人ほどが入り、祈祷してもらい、そのあと訓示というのか(神様の声?)を聴く。その時のはなし。↓

祈祷を終えた神官が「みな様の厄を落とすため、みな様の思いを神様に聞いていただく際、できることの中で浄財をするのも大事なこと」とか神妙な声でおっしゃる。その通りでしょう。苦しみや不安から少しでも逃れられるなら、できる範囲で神前にささげたい。

ところがである。神様の代弁者みたいな神官は続けてこういった。「神様は、辛口のお酒が好きなんです」

(辛口のお酒の方が、身を清めるとか、そういう効能があるのか)、こうべを垂れて聴いているお願い人は、素直に聞き入っている。私は、ここで(ん?)と思っちゃった。

続けて神官は「辛口のですね、白鹿、とか〇△とか、それに大吟醸など好きですね」という。必死で、わらをもつかむ思いの人はさらに耳を傾ける。私は少し、ここで笑った。

神官はさらに続ける。「神様は甘党です。羊羹なんかもお好きです。虎屋の羊羹など・・・」と。

本当の話です。素直に、辛口のお酒をお供えする人も、虎屋の高級羊羹をお供えする人もたくさんいるんだろうな。

ほとんどの方々は、5000円のお札を大事に持ち帰っただけでしょうが、中にはお酒を(事態が好転した場合などにも)あらためてお供えする人もいっぱいいるのでしょう。

わらにもすがりたい、とはそういう切羽詰まった気持ちですから。多少気になったとしても、この際、やらないよりはやったほうがいい、と自分にいい聞かせて・・。

甘党の私は、めったに口に入らない「虎屋の羊羹」をたくさんもらえる神様がうらやましくてしょうがない。


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