ホームスタート [子育て支援]

1月21日(木)

ある講演会

全国的なネットワーク「子ども子育て会議」から講演会のML情報に大きな関心を持ちました。件名:「待つ支援から届ける支援へ」というものでした。

 講演会の日時は2月8日午後2時から。先日、選挙告示日前日の2月1日の学習会に参加してくるといいましたが、これは投開票日翌日です。告示日前日より、時間的には厳しいタイミングです。

投開票日翌日というと、運よく当選していれば「当選証書」を受け取りに行く用事が入り、運悪く落選となると(まァ、受かってもですが)選挙事務所運片付けに入らなければなりません。落選したら、周りの方々が遠慮気味になるので、片づけ作業は、ほとんど自力でやらなければならない、という笑えない事情が生じます。というわけで、2月8日は講演会どころではないのは確か。

ホームスタート・待つ支援から届ける支援へ

ホームスタートというのは、虐待予防を目的に親の孤立感・不安感軽減のため、地域の先輩ママ(ホームビジター)を養成し、子育て家庭に出向き、傾聴活動をするものです。子育て家庭は無料で支援を受けられます。

ビジター(ボランティア)の訪問は4回、調整役(オーガナイザー)の訪問を含め、約10時間の傾聴活動を通じ、親が自信を取り戻し、みるみる元気になって行くというもの。

主催団体は,NPO、保育園、社会福祉法人など様々な団体で、現在全国に80か所ほどの拠点があるそうです。

東京都では、現在6団体(清瀬、新宿、葛飾、江東、小金井、西東京)がホームスタートを実施しているとのことです。東京都の補助が付いているようです。

虐待がなぜ起こるか、。親が自信を持てないからです。親が不安の中にいるからです。子どもを救うということは、親を支援することです。

待っていても始まらない。待っているだけでは見えない環境がある。

届ける支援で、悲しい出来事が起こらないよう、先取りした支援があれば、事件や事故になる前に、小さな命が救えたり、かわいそうな環境から救ってあげられると思うのです。

この活動のことを知りたかった私は、2月8日に白梅学園大学で開催される講演会に興味を持ち、何とかしていけないものか、と焦っています。(まっ、無理かな、現状では・・)


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大雪の中の選挙戦 [選挙]

1月19日(火)

大雪の中にじっと立つ

昨日の雪は本当にやっかいでした。水分を含んだ雪は道路に小さな川をつくり、くるぶしくらいまで潜ってしまう。それでも、私のウオーキングブーツは意外と頼りになり、ひどい状態の生活道路を歩いて役場まで行く間、水が入ってくることもなく到着。終日「議会だより」編集(手直しいっぱいあり、あたふた)

こんな雪の中、選挙戦まっただ中の仲間もいるわけでして、本当に「お疲れさん」「がんばって」と遠くから声援したい。

吉川の仲間は、大雪の中、予定通り雪の中にじっと立ち、駅に急ぐ人たちに「おはようございます」のあいさつを決行したのだと、陣中見舞いに行った仲間から聞いた。さぞ寒かったろうに・・と思う。

もう1ヵ所、「地方政治改革ネット」の仲間が選挙戦の中に居る。茨城県取手市で、同日市議選がスタートしていた。こちらは2議席削減して24議席を32人で争奪戦だそうです。

言うまでもなく、われわれ市民派、無党派には組織がない。フットワークとネットワークだけが頼りの元気族も選挙となると、途端に人手不足に陥る。

ウグイスのプロを雇って盛り上げるところもあれば、10人にもなるうぐいす隊を誇るところだってあるが、市民派にはない。集まった人たちだけで、こなすのが原則。

昨日の吉川選挙は、久喜から応援にいった男性市議と、候補者だけの選挙カーだったそうな。ウグイスならぬカラスの2人組だったとか・・。いやー、いいんじゃないの、かえって面白い。

私は、仲間の応援で、他市町の選挙の時、朝の駅立ちの一員になることはよくある。しかし、自分の選挙では、駅立ちはしない。

最初の選挙では、何がなんだかわからないまま場所取りをして駅に並んだのですが、どう考えても数で負ける。

団体で並び、運動員が大声を張り上げ「お願いします」「行ってらっしゃいませ」「お気をつけて」と連呼する中で、こちらの劣勢は否めない。場所取りからして負けていた。

それで、自分の議員選挙では朝の駅立ちをやめてしまった。

最初の選挙から助けていただいている方々は変わらない。それはありがたい気持ちでいっぱいなんだけど、それはすなわち4年ずつ年を取っていることになる。大切な助っ人の方々が風邪などひいてしまったら元も子もない。「あれ(駅立ち)はやらない」というのは暗黙の了解になった。

それに、いま私は体調を崩してい居て、長く立っていられないのです。10分もたっているとなぜか下腹が重く苦しくなってしゃがみたい状態。

そういうわけで、他の地域で繰り広げられている選挙戦、気になっていても応援には行けないです。ごめんなさい。

今週中(選挙期間中)に陣中見舞で、顔だけは出したいと思っていますが、気持ちだけ焦っています。

スタッドレス仕様

昨日、編集委員会作業中、トヨタレンタからtel。選挙カーのことではすっかりお世話になって、おまかせ状態です。

「今日の雪酷いですね。ご用意する選挙カー、スタッドレスタイヤにしますか」と提案される。「そっかー、そうですね、そのほうが安心」と即お願いした。「じゃスタッドレスで見積もり、送ります」と。

夜,MLを確認すると、スタッドレスタイヤ1日当たり1620円(10日間)が追加された。ほかに贅沢する選対ではない、こういうところにしっかり対応しておこう。だって、運転する人たちも間違いなく高齢化しているんだもの。

告示前日の学習会

いつもこの時期、「地方財政計画」の勉強会が国会議員会館で実施される。こちらは全国組織の「自治体議員政策情報センター」が実施する。毎年欠かさず参加して、情報、地域ネタを仕入れてくる大事な学習会ですが、なんと今年は2月1日[がく~(落胆した顔)]。宮代議会議員選挙告示日の前日ではないか! 一応、「参加します」でメールを出しておいた。いけない場合もあり得るけど…。

それにしても、吉川市議選、取手市議選、過酷な選挙になりました。体に気をつけて頑張ってください。[演劇][ダッシュ(走り出すさま)]


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雪・・・ [日常]

1月18日(月)

おきたら雪

朝起きたら雪・・・。夕べからテレビなどで雪注意報があったのですが、なにしろ雪って音がない気象現象。朝になりあたりが明るくなって、(そうか、雪だったのね)と改めて気づかされる。

そとの様子を見ていると、昔と比べると少なくなったけど、会社に行く人が歩いたり、恐る恐る自転車にのったりして通過。7時20分過ぎにはいつものように小学生の通学班が通る。いつもどおりなんだ・・。

8時にプラごみをもってごみステーションへ。これもいつも通り。しかし、雪かきをする人は皆無。まだ、ぱらぱらと雪混じりの雨が降っているからか、それともこの頃は家にいつでも男手があるから余裕で構えているのか。

私は、9時半には出かけなければならない。出かけている間に我が家の前だけ雪が残って、後処理が厄介になってはいけない、、。そう思い、雪かき用のシャベルをもって道路の中央部分から側溝の方へ雪をかいてみる。

お、重い。水分をたっぷり含んだ雪。かなりのエネルギーがいる。2メートルほどの幅、側溝に持って行って積んだ雪ですが、「止めた」。重い。それでなくとも痛む腰に悪い。

こういう水分の多い雪って昼間に大部分溶けてしまうんでしたっけ?それを期待します。

大通りと違って、住宅街の生活道路は通行量が少ないから溶けにくい。何日も残ってしまってアイスバーン状になったところは危険です。

10軒に1軒くらいの割で空き家がある学園台。人が住んでいる家と住んでいない家の前の道路は、雪をかいた跡もなく、あきらかに違いがでる。

それにしても、あのシャーベット状の(水を含んで透明っぽい)雪、重かった・・・。


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事務所やっと開設 [選挙]

1月17日(日)

事務所ひらく

年明けて、借りる契約だけ済ませておいた貸店舗に、なんとか「加納事務所」を開きました。場所は、旧学園台商店街の、元「お好み焼き」屋さんがあったところです。

昨日、妹や二女に手伝ってもらい、簡単な椅子、テーブルを運びました。それと同時に、すす払いや拭き掃除。もう10年以上使ったことの無い空き店舗はかなりの埃をためていました。ほうきでは埃が舞うだけでダメ。あわててマスク着用。

拭き掃除をしてやっと落ち着きました。大きな窓ガラスを拭いた後からは、事務所らしい環境になりました。

いつものように、お花を置きました。それじゃー足りないと、妹がさらに自分の家のベランダから追加。

さて、きれいになった事務所は、頻繁に人が出入りするわけでもなく、開店休業状態ですが、それでも来月の第1週に予定されているイベント?には絶対必要な事務所。

友あり、遠方よりきたる。見かねた議員仲間が顔を出してくれました。それに、ご近所には少数精鋭の頼もしい助っ人がいます。

しばらくは無人事務所

住所は、宮代町学園台2-2-20 もう少し後には、旧スーパー「生鮮市場」駐車場に、期間限定で駐車スペースも確保できます。お近くにおいででしたら、どうぞお立ち寄りください。あっ、今のところ、「要予約」です。当方、まだまだ公務など忙しく、現実は無人の事務所ですから。

18日,20日と、「議会だより」編集委員会。あ~あ


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省庁の地方移転 [国-地方]

1月14日(木)

文化庁を京都へ

地方創生の一環で政府機関の地方移転を、政府は検討してきたらしいのですが、その中で、文化庁を京都に移転する方針を固めたという。

候補地に挙がったところは、ぜひとも移ってきてほしいと思うでしょう。山田京都府知事は、誘致の要望を伝えに上京し、安倍総理、馳浩文科大臣と面談、具体策を話し合いました。

京都は、古くから文化、政治の中心地であり、国宝や重要文化財が多いことから、誰が考えても適切な地のように思えます。3月末までに決まるのでしょうか。

国は、このほかに、徳島県に消費者庁を移転するための具体的な検討に入っています。こちらは4月以降に調整が進みそうです。

今まで、地方に行政機関や商業基盤を移す、移すといっていながら、逆に東京集中をもたらしてきた。今回の方針が本気ならスピーディーに実践してほしいものです。

そうでなければ、相変わらず東京ばかり人口が集まることになる。

地方の求職率好転?

アベノミクスは、効果をだし、地方の就業率がアップしたといいますが、現実は、仕事を求めて東京都心に若者が移っているだけ。それに従い地方の求職率が下がり、つまり分母が小さくなっているから、地方の求職率が好転しているように見えるだけなのだ。


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生きたオオグソクムシを返礼 [地域発]

1月12日(火)

焼津市の「ふるさと納税」

ふるさと納税の返礼品の品数の多さでは日本一と言われる静岡県焼津市。マグロ、サバ、蟹などの水揚げ港を持ち、ウナギの産地もすぐ近く。さらにはお茶の産地も周辺にいっぱい。牛肉の産地も。

こういった自前の特産品につられて、「ぜひ、焼津市に納税し、お得な返礼品をもらおう」という人は、後を絶たない。何をもらってもおいしそうです。

生きたままクール便で

その焼津市は、過去に「オオグソクムシ」を使ったせんべいを企画・販売するなど、オオグソクムシを大いに活用。グソクラスタの間では、有名な聖地なんだそうです。

おいしいのか、食べたことないのでわかりません。が、食べてヨシ、飼育してヨシ、何だそうです。

駿河湾で行われる漁で確保した中から2匹を、生きたままクール便で届けます。注文が入ってから漁を行うため、発送まで3週間ほどかかる場合もあるそうです。でも、マニアにはたまらない返礼品になりそう(?)

「ふるさと納税」として、焼津市に1万円以上寄付した人が条件です。

宮代町のキジ

ところで、宮代町では、駅から数キロのところで野生のキジにあえます。これは感激ものですが、会おうと思ってすぐ会えるものではないのが難点。

ずっと見かけないでいたのですが、先日、西原団地前の町道を悠々と横切っているオスのキジを見かけました。建築許可申請が県内自治体でも多いといわれるこの頃の宮代町。年中、工事の音が聞こえている環境では、いよいよ雉もどこかに住まいを移してしまうのか、、と思っていたところですからうれしかったです。

キジは、納税の返礼品として差し上げるほど生息していません。駅から10分で貴重な里山風景が広がる宮代町ならではの貴重な居住動物です。

農作物に被害

でも、出あえてうれしい人もいれば、「何とかしてほしい」と、困り切っている人もいます。

数日前、ある農家で立ち話。「困っちゃったよ。雉にゃー、まいった。収穫前の葉っぱを食べられるし、あいつらは西瓜まで食べちゃうんだ。猟友会の人に頼んで、ある程度減らしてもらうように頼んだんだけど。加納さんにも頼むよ。何とかしてくれ」と。

私は、「いい方法がないか考えてみます」と言いましたが、まったくいい方法が浮かびません。雉と言ったら桃太郎の登場するおとぎ話の世界。ほんわかしたいい話なんですが・・。猟友会に頼んで駆除してもらう、なんてとてもとても・・・。

難しいものです。物事には、「絶対反対」と『絶対賛成」が往々にして存在する。どっちの言い分もわかる。悩ましい。

確かに、人家の庭先で見かけたり、町道を横切ったりするということは、畑の農作物が被害を受けているということなんでしょうネ。


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〝稼ぐインフラ″ [政策]

1月11日(月)

今日は成人式。宮代町では昨日「成人式」が開催され、参加させていただきました。新成人348人。そのうち、成人式に参加したのは300人弱と見ましたが…詳細はわかりません。いつものように、元気に明るく少々あどけない成人たちでした。

稼ぐインフラ

ところで、私が時々勉強会に参加している東洋大学PPP研究会の(昨年末の)ML報告です。そのまま記載します。

年末にたいへんうれしいニュースが飛び込んできました。

本専攻が当初から支援している(岩手県)紫波町オガールプロジェクトが、今年度の日本ファシリティマネジメント大賞最優秀賞に選定されました。

東洋大学もサービス提供者として、受賞対象になっています。

本専攻の内容は、2007年にJR紫波中央駅の、10年間塩漬けになっていた未利用町有地を対象に、PPP導入の可能性調査をしました。

サム田淵教授をヘッドとする院生チームは、紫波町は3,4万人のまちだが、盛岡、花巻、北上という都市圏60万院の中央に位置するという市場ポテンシャルを生かしたPPPが十分可能だという結論を出しました。

専攻修了生となった町職員の鎌田君、オガールプラザの岡崎君がキーパーソンとして参加しています。

 ふつうは、税金だけで運営することが常識の図書館の周辺に民間店舗などを誘導し、その地代収入を図書館の維持管理費に充てるという「稼ぐインフラ」のコンセプトを提案したのは、岡崎君です。

地方創生の成功例として注目されています

というもの。

紫波町の常に前向きな姿勢、政策は、今も衰えを知りません。生ごみのたい肥化にもいち早く取り組み、環境活動をやっていた市民グループから注目されたのは20年以上前です。久喜宮代衛生組合で視察したのは、私が初めて議員になった16年前でした。

職員のアンテナの高さ、発想の自由さ、先進性、こういったところに、いつも大変ひきつけられる(気になるまち)紫波町。

3万4千人と言ったら,ほとんど宮代町と同じ規模。

更新、修理などにお金がかかるだけの公共施設やインフラは、いまや「やっかいなもの」。手法として、民間との「合わせワザ」で、稼げたら更新の助けにもなります。


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選挙戦、神頼みは大吟醸、など [選挙]

1月10日(日)

昨日、吉川市の市議選応援に行った友人とお茶。吉川では20議席に29人が立候補。かなりの激戦になる模様。「地方政治改革ネット」のメンバーもいる。2月初めから選挙戦に入る当方、応援作業は手伝えない。が、顔出しくらいはして、激励してきたい。

一方、わが宮代町は14人定員に17人。あまり盛り上がらない。先日、議員仲間が「そっちはどう? 様子はわかるかい」と電話で言うので「さっぱりわからないですよ」とこたえた。先方「潜っちゃっているんだな」・・・そうなんですかねー。駅には、朝夕、数人の候補が立っているみたいですけどねー。

 いつもは会報を出さない人もカラー刷りのパンフレットなどを全戸配布したり。そんな程度で、ほとんど戸別訪問に徹しているのか。誰とも会わない。

あいかわらずグレーゾーン

あいかわらずなのが私とK党(支援者)のようです。

わたしは、会報233号(12月20日から配布)を配り終わっていないので、用事や議会だより編集委員会(なんと!20日まで編集をやっている[もうやだ~(悲しい顔)])の合間、くばっている。

昨日は、宮東地区の方に出かけてポスティング。そこへ、また、例によってK党が街宣カーを回している。「ご近所のみなさーん、こんにちわ。K党のGです」と呼びかける。

「あれ、!?」本人は乗っていない。

K党員が一人、運転し、G候補の肉声テープを流しながらぐるぐる農村部を徹底的に回る。車の屋根には「日本K党」の看板。執拗に繰り返しても、(仮に)選挙違反ギリギリの内容だったりしても、農村部は反応が鈍い。だからなのか、徹底して回る。こういう戦闘要員が何人もいるのだから、個人営業の当方はうらやましいかぎり。(いいなぁ、わがことのように働いてくれる要員がいて)

「Gは宮代町から国に安保法制の反対をうったえます」「Gはエアコンを全教室に入れます。」「Gは、介護保険、国保の負担を軽減します」「Gは指定ゴミ袋を撤廃させます」「Gは保育料を安くします」 これって、全部公約?

まさにやり得[ダッシュ(走り出すさま)]。でも、あんまりなりふり構わずやりすぎると、〈弱者の味方〉という党のキャッチフレーズが泣くよ・・。

ほかの議員は「他人のことなんてかまっていられないよ」という。そりゃーそうだ。だけど、「正直もんがバカをみる」なんてわたしゃ、いやですから、他のひとの分まで文句言うのですよ。

くるしいときの神頼み?

神にも仏にもお願いしたいつらいときはある。ワラにもすがる思いもある。だけど、普段無心人な人間が、何をいまさら頼めよう。だから、まだ、今年は初詣にも行っていない。(あっ、沖の山の後ろの方の神社の前を通った時、静かなたたずまいにつられて、100円賽銭箱に入れてお参りした)

神様は辛口の大吟醸が好き(?)

もう20年近く前になるか、いろいろよくないことが続いて大変だったころ、信心深くない私でも神様に頼りたくなった。そこで、関東3大名山のひとつという、超有名な厄除け大社に行った。

5千円のコースを申し込んで、お祓いを受けることになったのだけど、お祓いを受ける(祈祷をしてもらう)部屋まで行きつくのに、2時間もかかったのにびっくりした。ロープで仕切り、長い廊下を粛々と進み、なんとかありがたきお祓いを受ける神前に着く。

畳の部屋に50人ほどが入り、祈祷してもらい、そのあと訓示というのか(神様の声?)を聴く。その時のはなし。↓

祈祷を終えた神官が「みな様の厄を落とすため、みな様の思いを神様に聞いていただく際、できることの中で浄財をするのも大事なこと」とか神妙な声でおっしゃる。その通りでしょう。苦しみや不安から少しでも逃れられるなら、できる範囲で神前にささげたい。

ところがである。神様の代弁者みたいな神官は続けてこういった。「神様は、辛口のお酒が好きなんです」

(辛口のお酒の方が、身を清めるとか、そういう効能があるのか)、こうべを垂れて聴いているお願い人は、素直に聞き入っている。私は、ここで(ん?)と思っちゃった。

続けて神官は「辛口のですね、白鹿、とか〇△とか、それに大吟醸など好きですね」という。必死で、わらをもつかむ思いの人はさらに耳を傾ける。私は少し、ここで笑った。

神官はさらに続ける。「神様は甘党です。羊羹なんかもお好きです。虎屋の羊羹など・・・」と。

本当の話です。素直に、辛口のお酒をお供えする人も、虎屋の高級羊羹をお供えする人もたくさんいるんだろうな。

ほとんどの方々は、5000円のお札を大事に持ち帰っただけでしょうが、中にはお酒を(事態が好転した場合などにも)あらためてお供えする人もいっぱいいるのでしょう。

わらにもすがりたい、とはそういう切羽詰まった気持ちですから。多少気になったとしても、この際、やらないよりはやったほうがいい、と自分にいい聞かせて・・。

甘党の私は、めったに口に入らない「虎屋の羊羹」をたくさんもらえる神様がうらやましくてしょうがない。


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国立市マンション訴訟に高裁まさかの判決 [怒り]

1月8日(金)

政策に損害賠償など聞いたことがない

昨年末、東京高裁で出た判決に驚き、疑義、義憤を感じています。これは、東京国立市の元市長だった上原公子(ひろこ)さんがマンション建設をめぐって、受けて立ってきた裁判です。

上原さんは、私が所属する「自治体議員政策情報センター」のセンター長で、全国の市民派議員をひっぱってきた人です。その政治活動の中で、1999年から2007年まで国立市長を務めました。

上原さんは、公約で国立市の財産ともいえる道路の美観保護を訴え、当選後も政策で自らの信念を貫いてきた。当選した年に、国立市では高層マンション建設計画が浮上。同時期、「高さ制限の地区計画条例」が制定された。

01年、建設業者が「営業妨害」として損害賠償を求めて市を提訴。02年、東京地裁は4億円の支払いを市に命じ、市が敗訴。05年、控訴審でも市が敗訴。しかし、賠償金は2500万円に減額。

07年、上原さんが退任。新市長に関口氏。上告棄却。控訴審判決確定。

09年、今度は市が上原氏に賠償金相当額を請求するよう、住民が提訴。

10年、住民側が勝訴。

11年、市長選で関口氏が落選。佐藤氏が当選。佐藤氏は公約通り住民訴訟の控訴を取り下げ、市が上原氏を提訴。

13年、市議会は、上原氏への請求放棄を議決した。

14年、東京地裁が、市の請求を棄却。

ここまでの流れで、ほっとしていた。しかし、

高裁が逆転判決

2015年、市議会は上原氏への求償権を求める決議。(つまり、請求を復活させるため)

同年、控訴審で東京高裁が上原氏に3100万円と遅延損害金の支払いを命ずる。

以上が、これまでの国立マンション訴訟の経緯です。

1審判決では、「政治理念に基づき行われた行動で、上原氏が私的に利益を得たものではないん」と認定し、国立市の請求を棄却したものが、なぜ、東京高裁で正反対の「不法行為」となり、当時の市長に責任を押し付ける判決になったのか。

とにかく、昨年暮れの東京高裁判決にびっくりした。

それに問題提起しているのが、今日の東京新聞「こちら特報部」の特集だった。当然の問題提起だ。

こんなのに個人が損害賠償するというとんでもない判決が出るのなら、新国立競技場の建設計画の白紙撤回、最初当選したデザインの撤回、無駄に使った税金などはナント解釈すればいいのだろう。

国立駅からまっすぐのびる美しい道路にあこがれて国立に住みたいという人はたくさんいる。その当時の市長の公約であり、政策であったものに、首長でなくなった元市長が、損害賠償するという、おかしな判決ではないか。

我々の仲間、全国市民派の旗頭、上原さんは既に上告している。まだまだ、続く。

判決には、しばしば〈時代〉の勢いや、権力なども介入する。司法の場が〈大局〉を見失うこともあるのでしょうか。


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ポイントカードにマイナンバー [マイナンバー制度]

1月6日(水)

ポイント一本化にマイナンバーカード

政府、総務省は仕事始めに、マイナンバー活用の新しい案を出しました。みんなが持っている各種ポイントカードを一本化して、マイナンバーさえ持っていれば、すべて処理できますよ、という案。

テレビコマーシャルも新年になって、マイナンバー関連企業のCMが増えたと思っていたら、いよいよやってきましたね。マイナンバーの「こんなに便利!」作戦。

コンビニやデパートで、ポイント付けてもらうのに、「マイナンバーカード1枚あればOKですよ!」という触れ込みか。ずっとマイナンバーカード携帯しなきゃならないのは、危険極まりない。

政府、総務省のもくろみは、マイナンバーカードを、住基カードのように普及できない、認知度が低い、利権につながらないものにしたくないため、新たな利権(いいかえれば新たな危険)作りに、必死なんでしょう。

みなさん、真剣に考えていただきたい。顔写真入りの個人識別カードのトップを持ち歩き、気楽に使うことの意味を。

だけど、世の中には(ポイントためるの大好き)人間がごまんといますからね。私などは、いや~な感じがしてきました。


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