地域サロンで政治の話 [高齢化社会]

10月14日(水)

学園台おしゃべりサロンで

以前お話したことがあると思いますが、メル友のSさんはロシア通。それもそのはず、現役時代はロシア在住が長く、かの地で木材の商談をまとめていたという。

みんな楽しく、ある意味で(子供がえり)しているお喋りサロン。もう現役時代は、はるか遠く、あのころの栄華や、ご活躍の話はご法度だ。そりゃーそうでしょう、みんなそれぞれ輝かしい歴史はもっているのだから。

まして、青筋たてた政治の話などは、座が白ける。女性たちからブーイング必至でしょう。

主催しているボランティアグループの代表からは「政治的な話は禁止ダヨ」と強く申し渡されているのに、時々掟破りをするのがSさんだ。

 Sさんは「病気で半身の動きが鈍いけどメル友募集中」などのチラシをサロンで配るお茶目な≪きかんぼー≫。このお茶目さに、みんなは笑いながら許しちゃうのだ。(時々は政治がらみの話もいいもんさ)と。身近にある生々しい政治話とも違うし・・・。

私は、忙しくいけなかったのですが、一昨日の「学園台おしゃべりサロン」で、久しぶりにまたあるものを配布した。ロシアのことが気になるSさん、「北方領土問題解決に関する意見書」を(あくまでお茶目に)配ったらしい。(ここからもっと拡散しないのを承知のうえで)

ソビエト連合の頃も含めて、ロシアのことは、あまりわからない。アジアやヨーロッパ、アメリカなどのニュースと比べたら圧倒的にニュースが少ない。第一、バルト3国がどこにあるのか、ウクライナはどこ? 国と国との長いいざこざなど、地理的に検討がつかないのだからウトいのも無理はない。まるでブラックボックスを覘くような、興味があります。

いいじゃないの。国際的な政治の話。≪007ロシアより愛をこめて≫を映画館で見た世代には、それ以上なじみがない国だ。でも、もうちょっと上の世代は、それまで日本人が住んでいた日本固有の国土という北方領土。

お茶目な笑顔で「ハイ」「ハイよ」と、自前の意見書をちゃっかり配っている様子が浮かんでくる。「ねぇ、少しくらい北方領土に興味を持ってよ」みたいな感じで・・。わたしも、その意見書(案)とやらが見たくなった。

もう、2か月ほど「お喋りサロン」に行ってない。陽気な高齢者たちは、みな様、げんきかしら


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