マイナンバーないと職場から追われる [マイナンバー制度]

10月19日(月)

「職場から追放される」・・・マイナンバー

私のブログにいただいた、あるコメント。こういう現場もあるのだ、ということでご紹介します。

「突然のコメント、失礼します。現在、当方住所を持たず、日払いの仕事で生活をやりくりしているものですが、就業先の職場でもマイナンバーの提出を求められることになりました。住民票は住所不定のため当然なく、マイナンバーも付番されないため、マイナンバー自体提出できるわけがありません。現状職を失うことになりはしないかと恐々の日々を送っています。国民全員という名のもとに実質切り捨てられていくものもいるということを(ホームレスになったのは自己責任といわれてしまえば、それまでですが)知っていただきたく、コメントしました。」

生存することの困難さ

というものです。いろいろな事情があって住所を持たないという人はいます。この方も(例えば)マンガ喫茶などで寝泊まりし、そこでコメントを投稿してくださったのかもしれません。

「不正に生活保護などをもらっている人もいるんだから、そういうのをなくすのに、マイナンバー制度はアリだよ」などという(残念ながらそれが普通ですが)人たちがほとんどですが、働く意思があり、現状の収入でかろうじて生活している人を締め出すことにもなる〈国民総番号制度〉・・・。

コメントを寄せてくださった方が、また私のブログを見てくださるといいんですが。私は、今マイナンバーの問題点を挙げ、研究しているネットワークで活動中です。毎日何十というMLが集まる、そのMLに出したところ、情報管理の一人から以下のような意見が返ってきたので発信します。

ーー引用しながら途中抜粋ーー

「自治体職員の方から詳しいコメントがあることを期待します。が、とりあえず個人的な経験を。今は、「マイナンバー問題」以前の基本的人権の確保の問題として、現場主義的な対応として書きます。

数年間住民票を持たなかった知人に、住民票の回復をサイドから応援した時の経験ですが、住民票の回復は、とにかく現在住んでいるところの自治体の窓口に行けば、何とかなります。時間がかかる場合はありますが、何とかなるのです。

〇むろん、現に「住所不定」の人が住民票をつくれないのは、ひどく個人的であまりにも複雑な事情を抱え込んでいるからで、簡単に「住民票をつくればいい」といっているわけではありません。このケースもまた、そういう事情を抱えたものだったので、住民票を回復する手続きを本人が自分で行う気持ちになるまでに、とても長い時間が必要でした。

重要なことは、現在の「住所地」をはっきりと申請書に書くことです。

〇市町村から居住の実態について問い合わせがあると思われます。現在いる場所の市町村「居住の実態を証明」する人の協力が得られれば、住民票が作成できます。住民票をもっている第3者の協力が必要(これが意外と難しいのです)

〇逆に言えば、住民票さえ作れば、「個人番号カード」という国の身分証明書(!!)がつくれるので、このような方の身分証明にかかわる生存の困難は、ともかく緩和されます。

それが現在の日本の人権状況です。(でも、それだけの問題ではないのが、この方の「困難さ」なのだと思います。)

生存権と労働権

住民票がないために(マイナンバーが提出できず)働けなくなるん、という問題については、明らかに雇用者側の不当な行為なので、地域の個人加入の労働組合などに相談するのがいいと思います。(予備知識がなかったり、周りの労組でこういった相談に対応できない組合もあると思いますが)

※弁護士と連携できているユニオンもあります。

これは、生存権と労働権の問題ですから、「住所不定」であろうが権利がなくなることはないわけです。

〇この支援を受ける過程で、現場主義的な対応として住民票の回復を勧められ、「住所地」を申請するための協力が得られるということになる場合は少なくない、だろうと思います。くりかえしますが、それが現在の日本の人権状況です。

同じ「見えない人間(行政の制度から見えない人間)として社会から排除されている非正規滞在の外国人の場合なども、個人加入の地域労働組合(外国人を中心に構成されている労働組合もいくつもあります)や地域のNPOなどの支援が、現場で、生活を支え困難を緩和しているケースは少なくありません。

※10年くらいまえの尼崎でおきた、住民票コード通知の送付後の「大量の住民票削除」事件にみられたように、日雇い労働者などに対する行政の対応は、かなり厳しいのです。あの事件は「基本的人権」よりも「法の支配」を優先する現在の日本の政府と行政の基本的なあり方を、あからさまに示した事件だと思っています。--抜粋引用おわりーー

以上、長くなりましたが、≪法や制度から見えない=切り捨てられる≫人は、必ずいるということ。生存権をも脅かす、こういった事例はこれからたくさん出てくると思われます。

国の支配と管理が強まるということは、制度からはじき出された「社会から見えにくい人」をつくるということを世間に知らしめるという意味で、こういった事例を知りたい、また、できる応援があればしたい、と思いました。

もちろん、異論があるのを承知で、今日はブログ上に出しました。


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防災訓練 [防災]

10月18日(日)

百間小で防災訓練

年に1回の合同訓練、今年は百間小学校で行われました。(すみません、私は特定健診を入れていたので、開会式には間に合いませんでしたが)

久喜地区消防、消防団、宮代町役場職員、地域の区長会、自治会などからたくさんの防災担当者が集まり、「いざ」という時に備えて、真剣な訓練を体験していました。

空から救助ヘリ

10時30分頃から、救助ヘリコプターの登場。百間小の屋上に、救助を待つ人がいる! という設定。百間小の上を旋回したヘリは、屋上の上30メートルくらいのところでピタッと止まった。

つぎに、するするっとロープ(みたいなの)が下りてきて、隊員が負傷者と自分の体を結ぶ。隊員が手を振ると、(オオーッ)上がっていく。

防災訓練1.jpg

防災訓練2.jpg

防災訓練3.jpg↑や也防災訓練4.jpg

閉会式の模様です。↓ みな様、お疲れ様でした。

防災訓練5.jpg


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運動会 [歳時記]

10月17日(土)

町立保育園運動会

宮代町立のみやしろ保育園(六花隣接の保育園)、国納保育園は、合同で運動会をやります。今年は雨のため、「ぐるる」の総合体育館が運動会会場になりました。

げんきな体操から、運動会スタート! オレンジ帽子がみやしろ保育園。水色帽子が国納保育園。

運動会1.jpgけっこう広いです。おうちの方も総出で応援。

運動会2.jpg

運動会3.jpgアンパンマンの歌に合わせたダンスはお父さんやお母さんと一緒です。お面は、手作り。よく見ると、目が離れていたり、口が曲がっていたりで、個性あふれるアンパンマンになっていました。

私は、越谷での集会があったので、来賓参加競技に参加してから退出。

今日も街宣カーが

駅に向かう時、後ろの方で街宣カーの声が聞こえ、近づいてくる。このところ、この議員は毎日のように街宣カーを回す。用事の無い限り、というのが適当か・・・。

町民の方は、どう受け取るのか。「多くの町民は杉戸町との合併を望んでいます。なのに宮代町議会は請願に反対しました。」というアナウンスを・・・。

 この頃の議員たちの話題。「来年2月の議員選挙まで、合併、合併で突っ走る人と、エアコン、エアコンで突っ走る人と、選挙モード全開だなーー」

「劇場型」選挙だ。「この町は取り残され、消滅する」「エアコンなしで子供がかわいそうだ」・・。センセーショナルな言葉が飛ぶ。

ある宗教も、選挙モード全開だ。写真入りの立て看板があちこちに立てかけられた。日本全国の自治体で、この宗教の議員がいる議会があるのかしら。無いとしたら、宮代町が一番乗りをねらうの?

いずれにしても、政治やまちづくりは、一つや二つの要素で成り立ってはいない。たくさんの施策、政策をブラッシュアップしていくしかないはずだけど・・・。


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「天空の城ラピュタ」ほか [日常]

10月17日(土)

天空の城ラピュタ

横浜市のマンションで三井不動産グループが販売したマンションのニュース。打ち込む杭が支持層まで達してなかったのに加え、コンクリート量のデータも改ざんされていたという。

まるで「天空の城」だとML上に。本当だ。やっと手に入れた自分の城が天空に浮かぶ〈ラピュタ〉だったなんて。

工事を請け負ったのは旭化成傘下の「旭化成建材」。全国では3000棟の工事を請け負っていた。これから全国の該当するマンションなどの地域、名前などを公表するというのですが、どこの工事が大丈夫で、どこが怪しいのか、自分が買った住まいがそれに当たったらどうしよう、と不安な方もいるでしょう。

ニュースによると、改ざんしたのは、ほとんど一人の技術者という。こういうのって、やっぱり人為ミスで起こり、単数の人の秘匿行為で続けられてしまうのだ。それがもとで3000棟の建物が(実際この技術者が一人で担当した建物は30未満だそうだが)危険になると思うと、恐ろしい。いや、会社ぐるみでってのも、それはそれで恐ろしいけど。

普通は一生に一度の買い物、こんな目にあいたくない。

通知番号、大幅に遅れる

マイナンバー関連のMLには、毎日10通以上の連絡メール。関西の方のメンバーからの連絡によると、「通知カード」の発送が遅れているらしい。

 議員のレターケースには連絡書類が入っている(ことがある)のですが、豊中市では、議員控室のレターケースに担当主幹から「マイナンバー通知カードの配達時期は11月14日から23日くらいと議会答弁しましたが、郵便局に持ち込まれるのが11月12日くらい。実際の配達は11月末になる予定」の連絡メモが入っていたとのこと。これで12月にずれ込むのが確実になりました。と。

また、あるメンバーからは、(不達の処理などを含めてということなのかもしれませんが)1月にずれ込むことになる。税控除などに間に合わない、との見解が・・・。

夕べの懇親会では、にわかにマイナンバー学習会になった。懇親会のメンバーはほとんどが法人番号はない個人事業者。「正直にやっていればいいんだ。マイナンバー(制度)は怖くないんだよね」という話に。私は下を向いて(・・・・・・・)。

運動会やります。えっ?

9月、10月は、運動会の季節。毎週末どこかで運動会。今日は町立保育園の運動会です。昨日からの雨。勝手に(明日は雨だから中止だな。よかった)といちはやくほっとしちゃっていた。そんな私を見越したのか、議員仲間が「加納さん、明日行くでしょ?」と聞いてくれた。「えっ、何、運動会? 明日雨でしょ?」と私。「言うと思ったんだー。明日雨でも体育館でやるんですよー」・・・・ そうだったのか[あせあせ(飛び散る汗)]・・。よかった。(セーフ[たらーっ(汗)]!)[わーい(嬉しい顔)]ありがとうございます、言ってくれて。感謝します。


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ある議員の訃報 [仲間]

10月16日(金)

骨髄異形成症候群

昨日、突然、ML上に「自治体議員政策情報センター」のメンバーで、岡山県議(女性)Yさんの訃報が発信されました。全国組織の、この議員研究会をけん引してきた議員の、突然の訃報に、耳を疑った人がほとんどだと思います。

私などは、あとからメンバー入りした新参者ですから、年に何回か、議員会館会議室で行われる「国×地方」研究会でお会いするだけ、お昼を地下の議員食堂でご一緒したりするだけの立場ですが、明るく元気な姿を見たのは、ついこの前だった気がします。

でも、ついこの前だったと感じるのは、時々しか会わないからで、この半年は、骨髄移植、移植後の無菌室での安静、抗がん剤治療と、凄まじい治療とのたたかいだったことは、想像に難くありません。

骨髄異形成症候群。私もこの病気の持ち主です。私が約20年間、この病気と付き合っているように、亡くなった岡山県議も長いこと薬を飲んでいたのか・・それとも急に発症し、治療も間に合わないほどの速さで骨髄機能がダメになって行ったのかわかりません。国会議員会館の食堂(のテーブル)で、そんな話が出る由もありませんから。

骨髄異形成症候群とは、骨髄の中で作られる血液成分(ヘモグロビンだったり、白血球だったり、血小板だったり)が、不完全(素人でよくわからないのですが、要するに、正常でない不良品を生産してしまう)で、それは血液検査をすると、普通の人の半分以下、ある時は20分の1なんて数字を示します。

 私の場合、一番低い時は10年ほど前だったのですが、ヘモグロビンで6万個以下(ふつうの女性で13万個から15万個)、血小板で2万個以下(普通の人とは1ケタ違う)という数字でした。

毎月、定期検診して輸血をして帰ってくることをくりかえしていました。階段などのぼるときはきつかったけど、長年親しんだ体ですから、そういうもんかと気にもならない、普通の生活(もちろん、議員生活も)をしていました。

この血液(良品の血液です)をつくる機能が急激に落ちてしまうこともあるのが、骨髄異形成症候群です。信じられないくらいそれぞれ血液成分の数値が落ちてしまうんでしょう。それこそ、普通人の100分の1とか・・・。

有名人では、もと東京都知事の青島幸雄氏が急激に弱り、亡くなりましたし、カンニング竹山の相方(何て名前だったか忘れた)だった人も、治療の甲斐なく死亡しました。

機能が急激に悪くなっていくのを治療するには、骨髄移植しかありません。しかし、ドナーはあまり見つかりません。唯一,兄弟、姉妹で4分の1の確率で合致するものをもっているといわれます。

私の場合、万一に備えて調べましたが、4人の妹弟のうち2人があっていたという幸運でした。(私はB型ですが、2人はO型なので、移植すると、私はO型?)これで、いつ骨髄移植をやることになっても大丈夫と「いざという時」に備えていました。

が、人間の体は「生身」とはよく言ったもの。不思議なもので、急激に骨髄の中で正常な血液を作り出す機能が落ちちゃうこともあれば、何かをきっかけに、落ち続けていた数字が上昇しだすということもあるんです。

私の場合、約3年前から、まずヘモグロビンの数字がよくなり、続いて血小板の数字が、、という具合に復活してきたのです。2か月に1回の定期健診でも、数値はじりじりと上昇しています。

輸血もなしになりました。自治医大の主治医も「詳細はわかりません。鉄分を体の外に出す薬が刺激になって復活したということもあるし・・」と、いうだけ。

今でも、数字は普通の人より、かなり低いのですが、自分では〈ふつうの人〉より元気に走り回っています。骨髄の機能は回り出しているので、もう大丈夫だと思います。骨髄異形成症候群では、こういう事例が、何例もあると思います。

しかし、反対に急激に機能が落ちてしまうこともあるわけで、おそらく周りの人は「アレヨ、アレヨ」という間に、弱っていく血液造成機能に、なすすべがないのではないかと思うのです。

同じ病気で、昨日までと同じ日常が再びやってくる人と、突然日常が途切れてしまう人と・・・。「自治体議員政策情報センター」の議員仲間の急死に、いろいろ考えました。

さぞ、無念だったろうなー。生きたかったでしょう。ご冥福を祈ります。


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マイナンバー制度、次々に不祥事 [マイナンバー制度]

10月15日(木)

厚労省の職員は

マイナンバー制度に絡む汚職事件が明るみになった。

厚生労働省の職員は、マイナンバー制度導入前の事前調査を請け負う仕事で、都内のコンサルティング会社に有利になるように働き、100万円をもらっていた、というもの。そのほか、この職員は、都内から埼玉県内の自宅までのタクシー券(なんと、100枚以上、少なく見積もっても100数十万円)、飲食代なども贈賄会社によりかかっていた。

あろうことか、厚生労働省が、業者を選ぶ際の〈仕様書〉を、受託事業者に作らせていたというのだからひどい。これなら自分のところにぴったり合った仕様書がはじめからあるわけで、競争入札でも、仕様書をつくったところが取ることになる。このおかげで、受託事業者は、2億1000万円の仕事が舞い込んだ。

霞が関の省庁が、新しい制度を検討し始めると、大きなお金が動く。調査(コンサルタント)会社の事前調査などにも多くの会社が群がるわけで、発覚さえしなければ、この職員のように、生活費やお小遣いまでもらえるわけだけど、こういうのって絶対発覚する。多分、内部からのリークでしょう。

取手市のお粗末

取手市はおととい、住民票の自動交付機の設定ミスで、マイナンバーを記載した住民票を69人に発行してしまったと発表しました。家族欄も含めると100人分が誤って記載されていたという。

マイナンバーの通知カードは、これからお手元に簡易書留で配達されますが、その前に知りたい人は住民票を取ればちゃんと自分の番号が書かれているから、試してみてください。だけど、何の理由もなしに早く知りたいという人は少ないと思う。

マイナンバーを住民票などに記載するかどうかは、本人の意思確認が必要です。意思も確認しないで住民票に記載したら大変です。民間事業者や金融機関などの手続きのため住民票を提出していたら、そこから漏えいは広がり、どんな不利益が生まれるかわからない。

自治体は委託業者に頼りすぎ

取手市のミスは、業務委託先の「茨城計算センター」がシステムを変更した際、設定をあやまったというのですが、自治体は、〝どこでも委託している会社だから安心”などと思わずに、管理を徹底しなければならないと思います。

システムに頼りすぎるのはよくない。人為ミスは起こりえる。

マイナンバーで一番危険なのは役所だった!? サムい冗談が広まっているのを、お役所は知っているのか。

船橋市は、希望したのに記載されず

一方、千葉県船橋市では証明書自動交付機で取得した証明書に、希望したのにマイナンバーが記載されていなかった。これもシステムミス。このシステムは富士通が開発しており、大阪府八尾市でも同じシステム。こちらでも同じミスが起こっていた。


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地域サロンで政治の話 [高齢化社会]

10月14日(水)

学園台おしゃべりサロンで

以前お話したことがあると思いますが、メル友のSさんはロシア通。それもそのはず、現役時代はロシア在住が長く、かの地で木材の商談をまとめていたという。

みんな楽しく、ある意味で(子供がえり)しているお喋りサロン。もう現役時代は、はるか遠く、あのころの栄華や、ご活躍の話はご法度だ。そりゃーそうでしょう、みんなそれぞれ輝かしい歴史はもっているのだから。

まして、青筋たてた政治の話などは、座が白ける。女性たちからブーイング必至でしょう。

主催しているボランティアグループの代表からは「政治的な話は禁止ダヨ」と強く申し渡されているのに、時々掟破りをするのがSさんだ。

 Sさんは「病気で半身の動きが鈍いけどメル友募集中」などのチラシをサロンで配るお茶目な≪きかんぼー≫。このお茶目さに、みんなは笑いながら許しちゃうのだ。(時々は政治がらみの話もいいもんさ)と。身近にある生々しい政治話とも違うし・・・。

私は、忙しくいけなかったのですが、一昨日の「学園台おしゃべりサロン」で、久しぶりにまたあるものを配布した。ロシアのことが気になるSさん、「北方領土問題解決に関する意見書」を(あくまでお茶目に)配ったらしい。(ここからもっと拡散しないのを承知のうえで)

ソビエト連合の頃も含めて、ロシアのことは、あまりわからない。アジアやヨーロッパ、アメリカなどのニュースと比べたら圧倒的にニュースが少ない。第一、バルト3国がどこにあるのか、ウクライナはどこ? 国と国との長いいざこざなど、地理的に検討がつかないのだからウトいのも無理はない。まるでブラックボックスを覘くような、興味があります。

いいじゃないの。国際的な政治の話。≪007ロシアより愛をこめて≫を映画館で見た世代には、それ以上なじみがない国だ。でも、もうちょっと上の世代は、それまで日本人が住んでいた日本固有の国土という北方領土。

お茶目な笑顔で「ハイ」「ハイよ」と、自前の意見書をちゃっかり配っている様子が浮かんでくる。「ねぇ、少しくらい北方領土に興味を持ってよ」みたいな感じで・・。わたしも、その意見書(案)とやらが見たくなった。

もう、2か月ほど「お喋りサロン」に行ってない。陽気な高齢者たちは、みな様、げんきかしら


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安保法案採決の時の議事録 [国会]

10月13日(火)

可決したといえるか

9月17日、乱闘騒ぎとなった参議院「平和安全法制特別委員会」。あの挫折の日から、もうすぐ1か月になるのか。

あの時の議事録がホームページにアップされた。採決の場面の議事録は

「発言するもの多く、議場騒然、聴取不能」と記述されています。

つまり、委員長による「採決します」の宣告は会議録に明記されていないのです。

野党側は採決は無効だと訴えましたが、与党側の判断で「可決」が公式記録に残ることになったそうです。

実は、あのあと、ML上には法律上採決したとは言えない。正式な抗議文を出そう、などのアピールが発信された。私も「同意します」と返信したのを覚えています。

しかし、実際会議録が公式ホームページにアップされてみると、「聴取不能」。会議録に残らない委員会採決!?

理不尽なことが国会にはたくさんある。


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体力つける高齢者 [高齢化社会]

10月12日(月)

75歳以上の体力、過去最高

体育の日。ニュースでは、75歳から79歳の高齢者の体力は過去最高を示したそうです。これは日々、体を使って体力が落ちないように努力しているからで、スポーツジムに通う高齢者は10年前と比べて30%アップしたそうな。

若い者に、家族に、迷惑をかけたくないといったけなげな気持ちと、プライドがそうさせるのか、尊敬というか敬愛します。でも、いつかは「自力」の限界が来る。そこをどう支えるか・・。

介護施設で働く人不足

安倍総理は〝新3本の矢”で介護離職ゼロを掲げ、特別養護老人ホームなどの介護施設の増設を打ち出しました。しかし、毎日新聞は「現在介護施設が直面しているのは働き手不足だ。いくらハコモノを用意しても働く人がいなくては意味がない。地域で住み続けられる総合的な戦力が必要だ」と指摘しています。

「特養」の待機者は、2013年度で52万人、毎度申し上げて申し訳けないのですが、団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になるころには今の2倍に増えるわけで、要介護の高齢者も当然増えてくる。

問題は首都圏。医療は地方に比べて充実していますが、老人施設は地方に多い。もともと地方に住んでいる人は、地域のささえあい、ご近所のささえあいができると思われますが、必要に応じて地方に移ってくる高齢者の方々には、必ずしも、住みやすい居住地とはならないかもしれない。

いずれにしても、体力、気力ともにできるだけながもちさせようと、自分磨きの高齢者が増えるのは必然。えらいな、と思う。「自分たちが、成長した日本をつくってきた」「敗戦国からトップレベルにのし上げた我々」のプライドを持ちつつ、自分力を高めていることは、確かで、敬愛しています。


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人権知らぬ人物に政治家の資格なし [怒り]

10月11日(日)

本田宏医師がツイッターで

済生会病院(おとなり久喜市南栗橋にあるの)本田先生がツィートした怒りに同感しました。

≪怒りの拡散≫「人権知らぬ人物に政治家の資格なし、その人物をえらぶ国民に民主主義求める資格なし!」。同感して拡散します。

人権知らぬ政治家たちとは、「少子化問題に関する」発言をした以下の政治家たち

①「産んで国家に貢献を」・・・菅官房長官(2015年発言)

②「閉経して子どもの産めない女が生きているのは無駄で罪」・・・石原元東京都知事(2001年発言)

③「子どもを一人もつくらない女性が自由を謳歌し、楽しんで、年取って、税金で面倒みなさいというのはおかしい」…森喜朗氏(2003年発言)

④「産む機械、装置の数は決まっているから、あとはひとり頭で頑張ってもらうしかない」・・・柳澤伯夫氏(2007年発言)

⑤「まず自分が産まないとだめだぞ」・・・大西英男氏(2014年発言)

何でこういう発言が飛び出すのでしょう。決めつけては悪いのですが、保守系で国家主義的な男性に多い発言です。まるで女性は「国家のために、文句もいわず、産んで育てよ」といっていた戦前戦中の抑圧社会に戻ったような言葉です。

 権力の中に居る政治家が、このような〝言ってはならない発言”をしてしまう根底に、(普段からそう思っている)(普段からそういう会話が成り立つ位置にいる)(そういう話がウケる場所が多い)というのがあると思う。

で、つい、ウケをねらって、(いつものように当然ウケると思って)はめを外してしまう、ということなんでしょう。こういう世界では、「いや、大臣、それは違います!」という人がいない縦社会だから、傲慢な人はますます傲慢になる。

私にも経験がある。議員になって2年目くらいのこと。長崎の方で中3の少年が幼児の局部を切ってビルから突き落とした事件が話題になった。当時,町会議員のひとりが「母親が悪い。市内引き回しの上、さらし首にしたらいいんだ、そんな女は」といった。私は(この中学生の心の闇を治療しなければだめだ。母親のせいではない)と思ったが、黙っていた。

私が議員になってやはり2,3年の頃。上記の人と同じ会派の議員の発言「あの人は、産まず女(うまずめ、差別用語である)だからサー。ふつうのもの食ってんか」と。周りの人は笑った。こういう話がウケるのである。ウケるということは、どこかで少し同感しているのか…。

心の底から人権を考えられない人は、政治をやるべきでない。また、政治家の(とり巻き)をやるべきでない。

恵みの

朝から雨。こりゃー町民体育祭はできないな。ほっとしました。今日のために準備してきた方々、大活躍しようと楽しみにしてきた方には、本当にごめんなさい。ですが、私は、本当にほっとしたのが正直なところです。ひと休みできます。

「なめかた、行きましょう」

さくや、友人から電話をいただいた。「ブログ見ました。わたしも行方市に行きたいと思っていたところですよ。次回の25日、車で行きましょう」と。ありがたい!! 

 友人、同情してくださったのだ。片道3時間以上かかる、行ったことの無い自治体。委員会だから、おそらく2,3時間で終わるであろう会合に、往復7時間もかけていきたい私の≪無駄、ムリ≫ぶりに。

「行きましょう! 行こう。私がガソリン代出すからネ」と、さっそく決まった。


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