住民委員会を持つ自治体 [市民活動]

8月22日(土)

住民委員会

国がやっきになって進めようとしている「地方創生」。地方自治体は人口減少が顕著になり、東京はますます人口過密になり、高齢者人口が特に増える。東京はじきに介護に関するソフト、ハードともに足りなくなってくる。このための「地方創生」は、2025年を目安とするとして、逆算すると、早く計画を作っておかなければならない。

この計画こそ、世代を超えたたくさんの地域住民を巻き込んだ意見が必要なのに、宮代町は、この頃特に住民参加に後ろ向きだ。

やたらと、住民意識調査、住民アンケートという(生の声)じゃない方法をとりたがっているみたい。これだと、いきなりクレームや不満といったネガティブな話から入りということもない。何しろ、得たい意見、声だけを導き出す設問しかないから、余計な軋轢を生まないし、実施していくうちに疲弊していくということもない。

声の大きい人、注文が多い人、発言しやすい人に参加が限られると、そりゃー大変なこともある。(これは年2回実施している議会懇談会でも、ややその傾向にあるからわかる)

しかし、「地方創生」に関する戦略を作りなさいと、国はお金をつけて言っている。全国自治体が必須事項でやらなくてはならない事業ということで、多くの自治体は、アンケートを取り、コンサルに委託し、まとめや答申を作ろうとしているわけです。

どうしたって金太郎飴になる。こういう時こそ住民参加の100人委員会などを立ち上げるべきだ。「生のニーズ」に勝るものはない。

MLには、あえて住民参加委員会を進めている自治体がいくつか出てきている。実は9月議会を間近に控えて、調査活動が始まり、忙しくなっている状態ですが、じかに傍聴してみたい住民委員会もあるにはあります。

構想日本がバックアップしている、大刀洗町の住民委員会の紹介がMLに出ていた。(面白そう、いってみようかな)と検索をかけると、なんと、福岡県だった。(ああ、無理)

今、予定しているところに、茨城県のある自治体がある。これは(今のところ)傍聴しようと思っています。後からジャンジャン入ってくる予定に邪魔されなければ・・。

※昨日から、「視点229号」を印刷始めた。「なんで、ズバッと自分の意見を言わないの?視点で」という人の期待を裏切って、「視点」はあいかわらず情報提供程度です。今回は子ども対策と、介護保険など。

9月議会が始まろうとしている今ごろになって、なんで視点?ホント、そうなんですけど、今まで取りかかれなかった。朝夕涼しくなってきて、スイッチが入ってしまった私です。

昨晩も、ある会合で、「宮代町、だめだよ」というご意見に「いい材料、あります!」と、宮代町の伸ばすべき優良物件について、演説。(私にしては珍しい)

「大丈夫ですよ、宮代は。今必要な政策を見逃さなければ」


nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。