議会全員協議会 [議会]

8月21日(金)

昨日は、午前10時から自治医大の定期検診。3年前くらいから驚異のV字復活している血液検査の数字。ヘモグロビン、白血球数、血小板数、ともに右肩上がりは止まらない。自覚症状があるのはヘモグロビンだけで、数年前の6.0前後から10.5という増加は、私にとっては絶好調。(通常女性のヘモグロビン数値は、平均は13(万個)くらいでありますが、もともと少ない成分に慣れているので、私は、この数字でタッタッタッと足取り軽い)

髄異形成症候群、再生不良性貧血など、骨髄系の病気を持っている方、骨髄移植を考えている方、こういうこともあるんですよ。生身の体、何が起こるかわかりません。希望を持ってください。昨日も、私は「進化する体ですから無敵です」なんて主治医に冗談を言っていました。

前置きが長くすみません。午前中の定期検診を済ませて、午後1時からの議会全員協議会に間に合うか、と少々心配していましたが、楽勝で役場に戻れました。

9月議会は長帳場

議会開催の1週間前。たいてい議会運営委員会(議運)、次いで午後には議会全員協議会(全協)が開かれる。議運は、会期、運営方法などが協議され、決められます。全協は、必ず開かれるものではないのですが、ここ数年は、行政側の経過報告みたいな内容で、たいていやっていますね。

9月定例議会は、8月27日から、9月29日まで開かれます。9月議会は決算議会、(26年度)の宮代町における税金の使われ方を審議、チェックする議会ですから会期は十分とる。それに今回は、条例などの議案も多そう。

11月1日発行の「議会だより」は、議会終了後の作業だ。(10月10日過ぎでないと会議録が上がってこない。印刷会社へ渡しは、10月21だという!)かなり、忙しい作業を強いられる。

全員協議会

午後の全協、行政からの報告案件は多かった。

①第4次宮代町後期実行計画事業および宮代町人口ビジョン  ②第8次住居表示実施区域案など        ③防災行政無線の整備  ④「株式会社ティーエムオーみやしろ」株主説明会の結果について  ⑤新会計基準を適用した水道事業決算について  ⑥宮代町下水道審議会の設置、開催について  ⑦宮代町立小中学校の適正配置に関する基本方針について

午後1時から、4時半過ぎまで途中休憩2回。結構時間がかかる。①、③、⑦などに質疑あり。

ティーエムオーみやしろ

③の案件について少し述べさせてください。8月17日夜、急きょ、開かれた株主説明会の報告(株主総会という前触れだったが、結局、当日は株主への説明だった)が担当課から議員に報告されました。

行政側からは、〇社長からの説明文、〇当日あった質疑をまとめたもの、の2枚の資料が配布されました。微妙な問題だからか、議員からの質問はない。無いように見えたが、1人質問、2人質問、と質疑が始まった。

株主説明会に出ていた議員(株主だから)は3人いた。出席していた金子議員から町の責任、対応などに質問があり、それにこたえる担当課、町長。

このやり取りに、これが全協の共通認識になってはまずいと、私・加納も発言することにした。(一般質問で通告しているので、本当はここでやるつもりはなかったが)、つまり、社長は雇われ経営者だった。資金繰りに苦労しているのを町は突き放した。町は社長をここまで追い込んだ、という金子議員の発言部分に、修正を加えるつもりだった。

今の事態をどうするかに、話が集中しそうになるが、こういった補助金事業は、そもそもどういう経緯で構想が持ち上がったか、どういう経緯で補助金が下りたか、どのように町が絡んで、どのように社長が決まり、いつごろ町が手を引いていったか、を抜きにしては、まちづくり会社の意味は問えない。

裏側では、商工会、町のアドバイスなどがたくさんあったにせよ、表側では(設立総会を含む)12回に及ぶ株主総会では、町、商工会は全く音なしであったのはたしか。株主の中には、そっち側=TMO側に属する立ち位置だと思っていた人もいたかもしれない。

今起こっている事態を猶予ならぬ大変な事態と考えるなら、これまで限りなく距離を置いてきた町に問題はなかったか。もちろん、株式会社TMO社長の暴走に、責任のほとんどはある。追求の論をまたないが・・・。

とにかく、これまでの無言の構え、から突然、≪饒舌になった≫町。いろいろ思考が巡っているでしょう。関係者が、どういう決着を想定して饒舌になっているのか、気になる。

ポーカーフェイス

議員、幹部職員、町長、副町長などの表情を垣間見るのも、かなり興味深い。議員のある人は、明らかに顔に思っていることが出てしまう。質問、追及している議員に(馬鹿だな、なんで今そういうこと言うの!)とでも言いたいようだった。饒舌になる町長。ポーカーフェイス気味の副町長と職員。少なくとも、庁内戦略会議に出ているような幹部職員は、町の思惑は承知していように、できるだけ無表情を装う。

議員は、何も言わない。(廊下やお茶室では噂しているが)公で言うことで、波及することに気を使っていると思う。その配慮は正しい。もし、町長や関係者などの意を受けている議員がいるとすれば、(いるとすれば、だ、あしからず)ここは当然黙っている。発言議員に(あいつ、何を言っているんだ!)と苦々しい顔にもなる。

若輩者で、住民感覚のわたしは(ジャクハイだけに)、だれからも(こうしたほうがいい)といった要請がかからない。

むやみにことを荒立てるつもりはない。しかし、少なくとも議会が承認した(と同じ)補助金事業、町民を巻き込んだまちづくり事業という部分においてだけは、真摯に向き合わなければならないと思っている。

そして、誰の痛手も少なくすめば、と願っています。


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