人生70歳から [地域発]

8月6日(木)

人生は70歳から

「学園台幸友会だより」が、楽しい。幸友会とは、学園台の、いわゆる寿会。以前にもお伝えしましたが、このOBの方たちの会の広報活動が充実していて楽しい。

昨日廻ってきた回覧の中に、幸友会だよりを見つけた。今回は「人生は70歳からが楽しい」を特集しています。

4部構成になっていて、★人生70歳からの再スタート ★70歳からの「老活」のたしなみ方 ★70歳からの「知的生産活動」とは  ★70歳から元気に生きる重要8項目  です。

20歳~60歳をfirst generation(第1世代)、70歳からをsecond generation(第2世代)と呼ぶのだそうだ。この分け方は、物の価値観や判断基準、生活・社会に対するすべての考え方が、第1世代と違ってくる時だという。

そこで、70歳からの「老活」の知識を習得して、楽しい人生を歩んでほしいと、この特集だ。

★70歳からの「老活」のたしなみ方・・・

70歳からは義理の付き合いを見直すー日本人は「義理」という言葉に弱い。しかし、第2世代には、第1世代のしがらみが消え、「ことわる勇気も必要」。これを貫けば、これまで感じてきた精神的ストレスから解放され、経済的負担も消える。  

●「身の丈」を考える。-若い者には負けたくないと力まない。負けたくないと力むのは、裏返せば、失ったものに対するしがらみを払しょくできないから。第1世代で培った「知恵」を活かし、肩ひじ張らずに自然体で。  

迷惑をかけることを恐れず、怖がらないー人の手をかりるのは、本当に困った時からでは遅い。「借りたり」「貸したり」に慣れておこう。いつでも「HELP」サインを出して。

 ●あふれかえる「モノ」が不幸を招くーかつて、第1世代で幸福をもたらしてくれた「モノ」が逆に心の平穏を脅かし、不幸をもたらす要因になることがあります。「モノ」を減らすのは、第2世代を心地よくするポイント。

●「もったいない病」は老化の証拠ーMOTTAINAIを世界の共通言語にしたのは、ケニアのノーベル賞受賞者のワンガリ・マータイ。何でもかんでもとっておくのは本来の意味の精神とは逆行するものです。さっぱりした空間の中で生活することが元気の第1歩です。

●「おすそ分け」の心ー「裾」というのは文字通り、着物の裾であり、端っこのようにささやかなものですが、あなたにお分けしますね、ということから生まれた言葉。運命共同体の今、少しのおすそ分けで仲良くなり、すっきりする。

贅沢な節約術ー現役時代と違って。第2世代は、豊富な時間があります。自由に時間をコントロールでき、ウイークディーは、週末より費用も格段に安く利用できる施設もいっぱい。たとえば映画や宿泊施設。プチ贅沢を楽しもう。

将来の不安より、今の生活ー毎日「節約」ばかり頭に描くと、すとれすが徐々に蓄積され、不安に駆られる。生活の見直しはゆるゆる進めましょう。見直しの第一歩は「食費」です。ダラダラ毎日買い物に行くのはやめ、週1回に。ちょっと贅沢な食材も含め購入し、小分けパックして冷蔵庫に。毎日が素敵なディナーに。

★70歳からの知的生産活動

実行すべきスケジュールを作成し、行動をチェックー豊富な時間にあふれた老後。でも、1日をだらだらすごし、夜になるとテレビを観て就寝。そんな毎日はあっという間に1年が過ぎてしまう。可能であってもなくても、スケジュールを作成し、その確認を1日が終わる夜にする。この行動がやる気を起こさせます。

研究(探究)目標をつくり、それに専念する時間ー人生死ぬまで、一つの研究対象をつくりましょう。歴史でも、科学でも文学でもかまいません。毎日1時間でもよいので研究しませんか。お孫さんへレクチャーできれば、尊敬されるかも。

毎朝、新聞記事を2項目は読むー声を出して文字を読むことは、脳の前頭葉を刺激し、脳の活性化につながります。最低小さな新聞記事を2項目ン、声を出して読む習慣を身に付けて

男子厨房に入るべきー料理を作ることと、文学作品を書くことは共通のニュアンス、「創造」という「行動意識」が働きます。女性には失礼にあたるかも知れませんが、男性は、もともと想像力が女性よりも強く、物を作り出す機能にたけています。毎日でなくとも1週間に数回はキッチンに立ち、その想像力を活かした料理に挑戦してみたらいかがでしょう。ただし、衛生面だけは注意してください。

どうです? ねっ、いいでしょ。このほかにも、★70歳から元気に生きる、の中には●記憶力を鍛えよう、とか、●自分でやれることは自分でやろう、とか、●好奇心を旺盛に、とか、●限度のある「わがまま」=はっきりと自分の意見を言おう、とか、若さを保つ「知恵」がいっぱい、の特集でした。

少なくとも、私の周りの第2世代は、いつも言っているのですが≪進化する老人≫なのですよ。

何をするにも、結局は『人』、『キャラ』。ガンとして(聞く耳を持たない)人柄にはなりたくないもんですネ。


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