フリースクールの扱いも変わってきた [教育]

308月5日(水)

財政的に厳しい

午後、フリースクールのスタッフをやっている長女から電話。「夕方6時からのNHKニュース録画しておいて」

何でも、不登校のことで、長女のフリースクールが取材を受けたとのこと。明日明後日と長女はフリースクールの子どもたちを連れて夏季合宿に行く。そのため2日間は、孫を預かる。今夜から我が家に来る予定の親子は、夕方相当忙しい。なので、録画しておいてくれというわけなんです。

もう少しで忘れそうになったけど、何とかセーフ。6時3分、録画をセットした途端、ほんの数分間だけフリースクールの現場が映った。

少しずつ変わってきたフリースクールを取り巻く現状

義務教育と違うフリースクールの存在を、これまで文科省は視野に入れていなかったし、必要とも思っていなかった。しかし、昨今は、多様な学びの場を認め、不登校対策にその必要性も認めるようになってきた。現在全国では4200人ほどがフリースクールで過ごしている。(それでも不登校児の3%とか)

長女のいるフリースクールの取材では、保護者の発言が主軸だった。「フリースクールは、すべて自費なのでお金がかかる。一人3万円以上かかるが、本人が居心地良くいられるためには必要な出費だと思う」というようなことを、そのお母さんは言っておられた。

私も知人である保護者の方から、「毎日行くにはお金がかかる。今は週1くらい行っている」と聞いたことがあった。(そうなんだ・・。)

私の長女などは、あまり多くない給料で働いているが、それでも民間施設というのは運営が厳しい。通う子どもたちにも安くない費用を課しているのが現状なのでしょう。

文科省は、こういった子どもの(安らぎの居場所と言ったらいいのか)、新たな教育の場にやっと目を向け、もっと支援をする方向だ、という。(やっとだ)

そして、フリースクールなどに出席した日数は、学校に出席した日数としてカウントしてもらえる、のだという。しかし、こういったことを知っている人は44%ほどしかいないという。(埼玉県では、ほぼ100%、カウントしていると聞く)

長い人生だ。学校に行けない年月があったっていい。生き急ぐ必要など少しもないのだ。


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