老猫さらに弱る [日常]

6月20日(土)

腹水増える

猫を拾ってくるというのは、路頭に迷う子猫を(悩みながら)結局家に連れて帰る、癒されて楽しい生活というのだけじゃない。当然、そのはてに、年老いて弱って死ぬ、ということもあるわけで、もちろん、その責任は果たそうと思っている。

21歳のミケちゃんは、日ごと弱っている。昨日も点滴のための日帰り入院に連れて行く。3.3kgだったのが、今日は3.5kgになっている。太ったのではない。「腹水が増えていますね」と獣医が言う。

毎日、点滴に通い、夕方つれて帰るとき、「じゃ、また明日来てください」といわれるだけ。点滴料金は税込6480円。検査が入ると1万円を超える。だけど、、これからどうなるのか、今どういう状態なのか、皆目わからない。せめて、老猫が痛がっているのか、苦しいのか、それがどのくらいなのかくらいは知りたい。数日前は「だるいと思う」と獣医はおっしゃる。

言おうと思って用意していた疑問を言う。「腹水は増えるばかりだけど、何とかならないのか」「検査して、何か原因が分かったとして、治療できるのか。原因が分かっただけということか」と。

点滴で保っている体だけど、腹水でおなかだけ膨れて、顔や首はますます細くなって痛々しい。獣医は「腹水は抜くといいというわけではない」とは、数日前の説明で聞いた。でも、でも、このまま増えるのを見ているだけ?(へらへら聞いているけど、叫びたいくらいだ)

獣医「そうですね。抜くことも考えてみましょう。抜くとショック状態になることもあるんですよ」と。だけど、ショックで、万一死ぬようなことになったとしても、このまま毎日点滴入院を繰り返しているのは、猫としてもつらいだろう。でも・・・おとといして外注に出した検査の結果が出る前に、ほかのことをするだろうか・・。

猫も孤独だろうが、私もまた孤独の中に居る。

「明日は、それも考えてください」とお願いして、会計する。「今日は、お会計4320円です」 私「えっ? 今日は昨日までと違うの?」「、6日目から4320円になるんです」財布が痛まないのは気持ちが少しほっとする。家に連れ帰る。

 老猫は、シンドイながらも、必死の顔で私を見るような気がする。「ミケちゃん、がんばれ。ママがついてるからね」。人間で言ったら100歳を越えている猫も、みんな飼い主が「お母さん」「ママ」なのですよ。

しんどい時には夢を見る(眠りが浅いということか)。昨晩の夢は、8匹も捨て猫を拾ってしまった私が悪戦苦闘していた。

早朝の会報配りに出かけます。紙折も予定通り、自分でやっています。何しろ、私は紙折機の大口使用者なのだ。自分のことは自分でしなければ、文句を言ってはいけないと思う。


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税申告書にマイナンバー記載しないと? [マイナンバー制度]

6月18日(木)

税申告にマイナンバーなしの場合?

マイナンバー制度を何とか進めようと遅れ気味の制度作りをやっている内閣府では、Q&Aを出していますが、なかで以下のようなものがあります。

Q:申告等に個人番号・法人番号を記載していない場合、税務署などで受理されないのですか

A:申告書や法定調書の記載対象となっている方すべてが個人番号・法人番号をお持ちとは限りません。そのような場合は個人番号・法人番号を記載できませんので、個人番号・法人番号の記載がないことをもって税務署が受理できないということはありません。

個人番号の通知を受け取り拒否しようが何しようが、番号はつけられちゃっているので、全部に記さされるのでは、と思っていると間違いで、ホームレスの人、外国から来たばかりでまだ個人番号が振られてない人などが、個人番号なしの人なのです。

こういう人がアルバイトした場合、番号記載できない。だけど収入がある以上、納税義務が生じる。そういう場合もある、ということで内閣府はQ&Aに追加しているようです。Q&Aは増えていって当然ですが・・。

 ※、時間がないので、この辺で休止。電車の時間が迫っています。

このところの忙しさ、ついてない、ことで少々イラついた文章になっているのでは、と気になりながらのブログ更新です。午後にまた追加記事あります。


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老猫、点滴でも好転せず [日常]

6月17日(水)

老猫、回復まだ遠い

21歳の猫は、まったく良くならない。最初の日は、高度医療が整っている近所の動物病院で、精密検査を受けた。数値はどれも悪くなかった。白血球の数値が高いのはストレスでもあるのだという。慣れない場所で慣れない検査を受けている怖さで上がっているのだろうと思う。

その他の検査数値はまぁまぁだという。

とりあえずそのまま、点滴入院。

以後、毎日朝連れて行き、夕方迎えに行く「点滴入院」となっている。病院にいるときは、ほんの少し食べられるようになった、という。だから「おうちでも食べられるようになるでしょう」と先生は言うが、家に帰ると横たわっているだけで、いっさい食べない。大好きなメーカーの缶詰でもまったく反応なし。ただ、水は飲んでいるようです。

昨日は、おなかを触った男の先生が「少し、腹水がたまっているかな」「がんなどもあるかもしれない」などとさらに心配なことを言う。

夕方迎えに行く。獣医がいっぱいいるこの病院は、その都度違った先生が説明する。(まァ、カルテがあるので見解は一致しているのだと思う)

私は「人間で言ったら老衰というか、高齢だから、全体的に弱っているということはないですか」と聞く。夕方、対応した若い女の先生は「そういうこともあるでしょうね」と。

私は、多分、毎日点滴(6480円ですよ、これが)しても、多分よくならないような気がしている。21歳、人間で言ったら100歳を越えているんだもの、いろいろ医療を重ねるのは、かえってこの猫のストレスを増やすのではないかと、思いだしてきた。

うちの中で、ゆったりさせておいた方が、この子(猫)のためなんじゃないか、と。

そうは言いながらも、何もしないことの不安がある。(また、病院か・)と嫌がっている猫をキャリーに押し込んで、また今日も1日「点滴入院」に送り出すことになる。

こんなに長生きした猫は、実は我が家にはこれまでいなかった。がんばって生きてきた長生き猫に、どうしてやることが一番いいのか、思案に暮れる。

昨夜来の大量の雨で、たっぷり水を吸い込んだ大地に、色々なものが回復しそうな雰囲気。一息つける。


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事務機器のレンタル [地域活動]

6月16日(火)

紙折機がほしい

毎月、会報配布作業の中で、どこかで困ることがおきる。

一人で長い時間印刷機を使用することを避けるため、1500枚ずつ印刷することにしている。片面印刷したら、乾燥させるため持ち帰り、6時間ほどしてもう一度片面の印刷に出かける。さらに紙折機を使用して4つ折りにするために6時間必要です。これの繰り返しで連日2回か3回進修館に出かけることになる。

全ての作業に、市民用に貸している機器を使わせてもらう。自治会や議員などは、これにより何とか活動を続けられる。

私など、発行回数が多いので、何度も公共施設と家を往復することを考えると、印刷業者に頼み1回で済ませたいところです。が、業者に印刷して、折ってもらうとなると、今の3倍はかかるでしょう。(現状では、私の場合、紙代と印刷代で毎月2万3千円くらいで済みます)

無料の折機

ところで、紙折機は無料で貸してもらえる。これも助かる。たまに使用する人は、乾燥のための時間を空けるということを知らない人もいる。時間短縮のため、高速で稼働させるなどもあって、どうも普通の耐用年数を待たずして調子が悪くなるようです。

しかし、指定管理している団体は、できるだけ修理代などかからずに、しかも長い時間使用していきたい。なぜなら、この修理費用も、おそらく新規購入代も、指定管理料に入っているから。

1週間ほど前から、すごく調子が悪い折機。静音といって超低速で稼働させているが、10枚も折れば詰まる。

「修理してください」とは頼んでいるが、こちらとしては借りている身、しかも使用頻度も高い私。早く痛んでくる機器に、かかわっているのは私なのかもしれないじゃないか。

レンタルの事務機器

レンタルで借りようかな、中古品を買えないかな、と。

自宅に帰ってネットで調べてみた。ある、ある、いろんな事務機器のレンタルがズラッと紹介されている。

折機は、新品で買うと15万円くらいから40万円近くするらしい。進修館の折機がいくらするかわからないが、例えば5年もつといわれるのが、使用頻度、使い方によっては3年で修理、あるいは部品交換になるのかもしれない。こういったものは使用回数に関係しているであろうから。

レンタル料金は、1か月2万円前後が多い。とても私などが借りられる料金ではない。ため息が出た。

と、その中に39,000/年というのがあった! 1か月3000円とちょっと。(借りようか)。すぐ後ろ向きに考えが変わった。安いということは、使い勝手の悪い古いタイプかもしれない。

やっぱり・・できるだけ自分で折ろう。テレビでも見ながら・・・。

あまり、卑屈になりたくない。自分で買っちゃおう、なんて勢い込んでいた私ですが、最後は自力で折ろう、になる。(やっぱりね)[わーい(嬉しい顔)]

夕方、落ち込んでいた。なぜかな、と思い起こせば、折機のことと、猫の点滴入院のこと。考えても仕方ない。夜のサッカーのことでも考えて、憂さを晴らすか・・・。


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子どもの貧困と自立支援 [学習会]

6月15日(月)

生活保護家庭の子ども

昨日、浦和で行われた「子供の貧困」につての学習会に参加してきました。貧困の中に居る子どもの学習環境は極めて悪いとは方々で言われていることではありますが、見えない、見えにくいというのがあります。あらためて考えさせられました。

ほとんど進学する時代に

今、大学・専門学校への進学率は80%だそうです。不況とはいえ、子どもの教育費の優先度は高いといえます。それどころか、希望する職場がない、あるいは入れないという理由で大学院に残り、次のチャンスを待つ、という子ども(子どもというのか・・・)もいます。

だけど、貧困家庭の子どもは30%だそうです。大学4年間では800万円くらいはかかる。困窮して生活保護を受給している家庭ではこの学費を出せるわけがない。(世帯分離すればいけないこともないのですが)

さらに、児童養護施設の子どもの進学率は20%だそうで、埼玉県は、もっと下がって13.9%でしかない。

なぜ、行けないか。親に経済力がない。つまり、学力、進学率が、親の経済力で決まってしまう。

昨日の講師の、大山典宏氏は、県の職員であり、社会福祉士ですが、埼玉県の生活保護家庭の子どもの進学率を上げたいと、奮闘しています。

生活保護200万人時代の処方箋

生活保護とは、生活扶助、住宅扶助、医療扶助、教育扶助のほか、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の、計8種類があります。こういった助けをフルに使って、生活をフルセットで支える、のだという。

生活保護受給者は、このところ年々増えて、2014年12月には、217万0161人となっています。増えた原因は、〇景気の悪化 〇高齢者の低年金、無年金 〇生活保護申請への〝ためらい”が薄れた ことが上げられます。そこから生まれる問題点としては、△不正受給 △ワーキングプア(つまり、働いても働いても、生活保護以下の収入) △相談できるケースワーカーの不足 などが上げられるといいます。

しかし、今と同じくらい生活保護世帯(者)がいた時代もありました。戦後すぐの頃です。今より人口が少なかったので、割合としては、今よりずっと多かったといえます。しかも、今より申請することのためらいはずっと大きかった時代です。

生活保護受給者は、なだらかに減り続け、一番少なくなったのが、平成5~7年ころ。その後、急上昇しています。

全体に増えてはいますが、高齢化が進み高齢者世帯の需給が全体の半分を占め、H19年と比べてH26年度は1.5倍に増えているのは自然増でしょうが、若い世代の増加はH19年度と比べて、H26年度は、2.7倍ほどになっているのが目立ちます。これは、働きたくても働き場がない、という現状があります。

今は〈適正化〉モデルばかり

増え続ける生活保護費に、行政側は「適正化モデル」を主に言うようになりました。よくあげられる言葉に●納税者目線(税金で賄っているんだ)、●濫給(不必要な給付)はないか、●真に必要な人に ●国民の理解が得られない ●財政規律→聖域なき構造改革 ●自助、共助 が大事ですよ と。

人権モデル

これに対して弁護士連合会などは、人権モデルの立場をとる。すなわち、あげられる言葉は、●社会構造(政府)の責任がある ●適正化を上げる行政に対し、自分の意志で受給をやめた(やめさせられた)人たち→北九州市の困窮・孤独死事件 ●漏給(保護から漏れる)、きびしい就労指導 ●私たちの声を聴いてください  ●公助  (政治の責任)を強調

以上2つの考え方がある、と大山氏は言う。県職員の立場でありながら、一方づいた考え方を押し付けない。

どんなに頑張っても、中軽度の障害を持っている人、低学歴、無資格の人、人間関係が上手く築けないなど「就労弱者」から順次職を失っているのが現実だ。

きめ細かいケアが絶対必要だ、という。

財務省主計局は、生活保護利用者は過去最高、生活保護費は引き下げるべき、不正受給者は増加傾向にある、などといい、世の中は(得している)のじゃないかと疑義を持つ。そして、人々の多くは、「公平な世の中」を強調し、不正受給はないかと目を光らせる。

しかし、不正受給の割合は、全体の0.4%で変化はない。全部が悪質というわけではない。働く場所、働ける条件が厳しく、意欲があっても働ける土台が無くなっている、と大山氏は理解を示し、一生懸命対応している。

親の経済力が子供の学力に影響

こういった悪循環の中から、突然変異的に、大秀才、偉大な成功者が出ること、今の時代にあってはかなり難しい。

親の経済力が子供の学力、教育環境を悪くしているのは明らかです。

学校にも満足にけない子どもは、小学校3、4年の学力から上に行くほどついて行けなくなる。本人の責任じゃない。

学力(支援)教室

こういった、学校に行けなくなった子どもたちに勉強を教える無料の支援塾があちこちにできています。

そこで、また、問題が生じている。1年、2年生程度しかわからない子どもたちに、わかるところまで戻って付き合ってあげることによって子ども本来の「勉強が面白い」がでてくる。やっと勉強の面白さがわかってきたところで、3、4あるいは5、6年生の勉強がわかっている子どもたちが混じってくる(公平だから、これはこれでわかるが)と、やっとわかってきた子どもたちは、ついて行けなくなり、学習意欲が急速にそがれる。

よくわかる。本当に、これはよくわかる。日本社会が、(経済も学力も)平均以上の子どもたちに焦点を当て、環境を整えてあげようとしている風潮の中、全体の底上げができなければ、悪循環は変わらない。本当の意味で日本のレベルアップはできないのだ。

学習(支援)教室

それでも、県内には、現在31か所ほどの「学習教室」があるそうです。しかし、県東部には越谷市、春日部市にしかなく、川口市、さいたま市、などのように何か所もある自治体、地域は少ない。調査もしていないのではないだろうか。


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老猫、弱る [日常]

6月14日(日)

早朝から、会報を配りに出ようと思い、4時半起床。そしたらなんと、雨。静かに降り出したのか、気が付かなかった。(なんだ、雨か・・じゃぁ 出られない)、こんな立派な理由はない。大いばりで午前中はゆっくりしよう。

21歳の猫

拾ってから21年たつ老猫がいます。三毛猫(当然、メス猫です)

それが、どうも具合よくない。食べることに執着していた猫なのに、あまり食べなくなった。食べ過ぎると吐いてしまうので、こちらも少量ずつ与えるようにはなっていますが、小太りだったのが、すっかり痩せてきた。毛並みもよくない。毛づくろいもやらなくなってきた。

人間で言ったら、100歳超えていると思うから、いろいろ衰えるのは仕方ない。

猫も長生きの時代になりました。飼い猫で、居心地良く、医療なども適切だったら、20年生きる。

サバイバル猫

この猫には、一度だけ危機がありました。1歳の頃、真夏の、連日36、7度が続く日、行方不明になりました。名前を呼びながら、毎日探しましたが、出てきません。

あきらめようかと思い始めた3日目の午後、上の方から「にゃーん」と聞き覚えのある声。見上げると3軒隣の2階屋根にちらっと見えた! 2階まで届くはしごを、電気屋さんから借りてきて、二女が登り、私がはしごを下で支え、やっとの思いで猫を下した。

それにしても、真夏の屋根の上といったらすごい温度になっていたでしょう。日中は少しでも熱くない北側の屋根に移動しながら、3日間飲まず食わずで、頑張った(生きる力)にびっくりしました。猫は1週間くらいは何も食べないでも平気だとは聞いていましたが、あの暑さの中でしたから・・。野生が残っている猫は、サバイバルに強い。

この猫の強さは、無理をしない、無駄をしない、無茶をしない、という性格からきていると思います。道路に出ても道の端を歩く。決して走らない。飛び出さない。

20年ほど前は、我が家には拾ってきた猫が5匹ほどいた。犬のようにみんなで仲良く、なんて芸当は猫にはできないものだ。家主の人間はお気楽に(かわいそうな捨て猫)を拾ってくるのですが、猫にとっては生存権にかかわる話です。

新入りが入るたびに緊張する。大人猫は即、勢力争い。無言の勢力争いに負けて、家を飛び出してそのまま帰ってこないネコもいた。(多分、事故にあっているか、よそに居住区を探した)

そんな中、この三毛猫は全く動揺しなかった。おとなしい顔をして、けっこういじわるだったのかもしれない。新入りで、若いのには眼力ですごんだ。強そうなやつには無関心を装った。きわめて人間臭い、要領のいい生き方も幸いしたのでしょう。

オス猫は長く生きられない。オスのサガで目と目が合えばけんかになる。傷が絶えない。外に出ればはしゃいで突進するから車にあたる。

どちらかといえば、でっかくなるオス猫、それもキジドラか白毛が好きな私ですが、こういうのは、けがをするか交通事故に合うなどして、長生きできなかった。

結果、今家にいるのは、21歳の三毛猫、16、7歳の白猫で、どちらもメスです。高齢ネコ用のかんづめを食べている。

飼い主の愛情を独り占めすることはなかった猫ですが、ここまで生きると「頑張っているねー」とねぎらいたい。

さて、今日は雨。動物病院に連れて行くか・・・。点滴で元気を回復すると思う。

追記::

・猫は、高機能検査とやらをしてもらった。白血球が多くなっているほか、特に異常はないようでした。それでも食欲は戻らない。しばらくは、点滴のため通院。10時ごろ連れて行って、夕方5時ころ連れ戻すことになる。まァ、そんなもんだ。仕方ない。


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空き巣・逮捕 [日常]

6月13日(土)

100件の窃盗犯

今朝、回覧板を見たら「窃盗犯逮捕と空き巣注意」。屋外用給湯器をいくつも盗み、金属業者に売却していた窃盗犯が捕まったのだとのお知らせでした。

警察によると、昨年12月から春日部、越谷、杉戸、宮代など県東部で同様の被害が100件ほど発生していたとのこと。多分そのうちの1件でしょうと警察は見ているそうだ。

これで安心してはいけない。回覧は、宮代台でおきた空き巣のことも伝え、とにかく高齢者が多くなった住宅団地では空き巣被害が増えているからご注意を、と呼びかけています。

ご近所の力

自治会役員の方々は、防犯、環境維持のために、パトロールをしてくださり、本当にお世話になっています。

2,30年前なら、働き盛りの大人、元気のいい子どもたちがいっぱい住んでいた当団地ですが、今では10軒に1軒は空き家、それに高齢者ばかりの世帯も増えました。

パトロールしていただいても、最後は自分の家は自分で守らなければならない。となり等ご近所同士のコミュニケーション、相互で見張りをしあうのが一番です。

回覧では、重要な防犯対策として、

◎常日頃から有効なご近所付き合いをしておく。①1日以上留守にするときには、お隣に声をかけておく。=怪しい人を見かけたら、気にかけてもらえる。②庭などの遮断物で、外からの死角になる場所をつくらない。→植木の剪定・樹木の伐採、雑草の手入れをし、敷地内のごみなども片付け、庭が見通しよくなるようにする。

また、環境対策として、敷地内の樹木の整理に。害虫の大量発生はご近所にも迷惑です。と。

町内をくまなく歩いている私ですが、造成されてから40年以上たつ住宅地と、転入が始まったばかりの若い住宅団地とは本当に景色が違うと感じます。三輪車やベビーカーはある庭の草木はまだ小さく、死角なんて何もない。日当たり抜群です。

いずれの地域も、頼りになるのは「近助」、ご近所の助けをもっとあてにしましょう。


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砂糖課税 [国策]

6月12日(金)

厚労省「砂糖に課税を」

厚労省の懇談会が中長期の医療提言書「保健医療2035」をまとめ、厚労大臣に提出しました。その中に「砂糖課税」!

たしかに砂糖の摂取過剰は問題です。今日の東京新聞22面掲載記事に少し考えてしまいました。

実は、無類の甘党です、私。

一日に何度か甘いものをとりれなければなぜか落ち着かない。こういう人は多いと思う。もちろんその反対で、塩辛いものを禁じられて薄味だけだと物足りないという人もありましょうが。

今年3月、WHOは、肥満や虫歯の予防のため、砂糖の摂取量を総エネルギー摂取量の5%未満に抑えるべきとの新指針を発表しました。従来は10%未満としていました。

WHOが特に問題視しているのは「隠れ糖分」。ケチャップとか清涼飲料水。炭酸飲料には最大で1缶に40グラムというから驚きです。

ただ、欧米と日本では食習慣が大きく違い、日本の食文化で摂取過剰となることはないらしい。そもそも日本食は砂糖の摂取量が少ない。

日本での国民一人あたりの砂糖摂取量は年間17kg程度、アメリカの年間37kgの半分以下、OECD(経済協力開発機構)の中でも最低レベル。

群馬大の高橋久仁子教授は「むしろ若い女性のやせすぎの方が問題」と疑問視する。「肥満になるのは単純に、活動量を超えてカロリーを摂取してしまう本人の問題。アメリカの砂糖問題は、突き詰めれば炭酸飲料に行きつくけど、それが悪いのではなく飲んでしまう本人が悪い」と。

「砂糖課税」は、単なる税収アっプ作戦にしか思えない、と新聞は言う。

本当にそう思う。甘党の私も、まったく気兼ねなしに甘いものを食べているわけではなく、気休め程度には工夫している。自宅で飲むコーヒーには、90%カロリーoffのダイエットシュガーを使うし、ケーキ、和菓子などは続けて食べない。(つまり、たくさん買ってきても、一気に食べない。でも、結果としてその日のうちに食べきってしまうのですが[もうやだ~(悲しい顔)]

それでも、まぁまぁ、体重をキープしているのは、気にしていることでしょう。どんな人も気にしていれば、そう食べ過ぎることはない。日本の加工品を食べる限りにおいて。

アメリカのデリバリーのホールケーキを食べたことありますか。デリバリーはとにかくなんでも大きいのがアメリカの特徴だ。ピザにしてもケーキにしてもバカでかい。

バナナケーキや、ストロベリーケーキを出前してもらうと、でっかいのにびっくりし、次に「甘~い」のにびっくりする。使っている砂糖の量がハンパじゃない。これを食べ続けりゃ、太るだろうと思う。

要するに、おなかいっぱい食べるのが行けない。自己コントロールがある程度効いていれば大丈夫だと思う。

もっとも、多少の税込でも、甘いもの好きは買ってしまうに違いない。「がまん」「ほどほど」という言葉を持ち合わせていないから。課税も「手」ですぞ、塩崎厚労大臣・・・。


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反対多数で補正予算否決 [議会]

6月11日(木)

議案取り下げもできず

一昨日、このブログで、町長は補正予算が可決されそうもないと思い、次なる手を打ったとお伝えしました。また、お得意のテクニックです。

つまり、補正予算を取り下げ(仕切り直し)し、「マイナンバー制度」に係る電算システム改修費、臨時子ども給付金、川端広場買収費用などを切り離した修正案を再提出、可決に持ち込み、エアコンは別処理(臨時議会などで通す)、というやり方、を考えた。

一昨日は、これに賛同してもらおうと、電話をかけまくったとみられる。

が、それでも過半数を集められなかった。無理なものを出して賛成が少ないのも、これまたかっこ悪い。議案取り下げはやめて、議会は何事もなく始まった。

反対9とはびっくり

補正予算第1号は、エアコン設置、マイナンバーの準備状況などを中心に質疑が長時間におよんだ。議長を除き13人の議員のうち、8人が質問したことになる。

午前11時から3時くらいまで昼食休憩をはさんで、補正予算の質疑。やっと最後の質問者が終わり、議長が「つぎに討論を受け付けます」

賛成討論は、もちろん(?)共産党・丸藤議員。これに政策会議みやしろの飯山議員。予定通りともいえる。共産党の賛成討論も久々だ。

さて、反対討論は、合川、金子、関、伊草、加納、小河原 と続いた。なんと、反対討論6本。(思ってもみない議員も反対を決め討論した。)

最後に、採決になった。「賛成の方の起立を求めます」に、立ち上がったのはびっくり、たったの4人だった。開けてみれば大差がついていた。

賛成・・・飯山、石井(政策会議)、丸藤、山下(共産党)

反対・・・小河原、加納、金子(政策会議)、関、合川、伊草、島村、田島、中野(誠和会)

反対討論の中身は、当初予算が否決されたのを真摯に受け止めないで、拙速に同じ予算を出してくる、テクニックへの反発であったと思う。

共産党さんは、国で「マイナンバー制度」の危うさについて、党を挙げて追及している中、エアコン費用を最優先して賛成した。数ある自治体議会の共産党さんの活動歴の中でも、めずらしい選択をしたもんだ。

また、近いうちに臨時議会がひらかれることになる。また、あれですか?マイナンバー含む予算と、エアコン予算を切り離せば、どっちも通る、でテクニックを使うんですか?

どこがダメで、どういう姿勢が問題なのか、相変わらずわからないようでは、何回出してきてもダメのような気がする。だれでもそうだが、もって生まれたキャラはそう変わらない。

今朝の新聞各社は(宮代議会また否決)を伝えていた

※安保法制反対の意見書も、7:6という僅差ではあったが通りました。が、補正予算否決に、吹っ飛んでしまって、うちの新聞は載せていない。


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安保法制反対の意見書 [議会]

6月10日(水)

安保法制

集団的自衛権の行使を柱とする安全保障関連法案に反対の意見書を出している。今日は最終日、可決に期待しています。

これは、われわれの会派と共産党が出しており、それを一つにまとめた文章にした。いろんな立場の議員に違和感が生じないように、できるだけ賛成を得られるように直したりするのですが、こういったものは通さないという立場の議員は、文言で気が変わったりはしないもんです。

一応、賛成するという人が過半数を超えているので、賛成多数は取れそうです。

全会一致の滑川町議会

6月4日には、県内の町議会で早くも「安保法制」に反対の意見書を出してほしいとする請願が全会一致で採択されました。滑川町議会です。議会によっては全員が賛成しないと意見書が通らない議会もけっこうあるようで、まず請願で全会一致を取り、それを受けて全員名での反対の意見書という作業をする。

そこ行くと、宮代町議会は、意見書でも、賛成多数でOK。全会一致でないと出せない意見書なんて…なぜ、そこまでハードルを高くするのでしょう。地方議会を下においている、と思う。つまり、地方議会なんて(下請け)の意見なんて、全会一致くらいじゃないと聞いてあげないよ、といっているようなもの。

「安保法制」は、国会の中と、国民の持っている意識との間にかなりの乖離が生じているようだ。6月7日にあちこちに繰り出して訴える自民党の大演説団の街宣車のまわりには、「9条を守れ」「戦争させない」「戦地はあなたが行け」などのプラカードを持った人々が集まった。

数で決められる国会=国民の総意 と思ってほしくない。

本当に、、自衛隊の前線に自民党議員よ、あなたが立ってください。

※、しかし、今日の議会は、それより身近で、それより切実な問題を抱えている。ケータイを握りしめ、あっちこっちに[一本釣り]工作に余念のない人の姿があった。果たして、可決か、否決か。

ちょっとした交換条件で揺れる人間(というより議員)の様子もないではなかったが、そもそも議会は合議制。自分の考えで行っていいんじゃないの?


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