猫見つけてチラシの効果 [日常]

1月17日(土)

猫は見つかったが

今日で5日目でした。猫がいなくなって毎日、鬱々として楽しめず、落ち込んでいました。ネットで「行方不明ネコ どうしたらみつかる」と検索すると、動物好きな人の経験談がズラッと出てくる。「きっと出てきます。がんばって」「2週間飲まず食わずで痩せていたけど猫が帰ってきました。見つけてあげて」「あきらめないで呼んでみて」とか…。猫の行動範囲は200mくらい。きっと近所にいるはず。

何をがんばればいいのか。ひたすら待っている不安の時間は「がんばる」に匹敵するが・・。

写真入りの「みつけてくださいチラシ」は効果があったという。それで、今日は写真入りのチラシを100枚作って近所のポストに入れました。午前11時。

効果てきめん。午後3時電話がありました。「ポストのチラシを見ました。玄関の横に似た猫がいます」と。「ほんとですか?!」という私に「確かにそうだと思います。でも・・」と言う先方。「死んでいますか」というと「ええ」

13日の朝、飛び出してすぐに交通事故にあったようです。猫ってひん死の状態でも人の目につかないところまで移動しようとする。ぶつかってこのお宅の軒下まで移動したのでしょう。私が毎日、猫の名を呼びながらこのお宅の前を通ったって、もう声は届かなかったわけです。

よくこんなに涙の蓄積があったもんだというほど放出しました。が、何とか落ち着きました。どんな姿でも帰ってきてよかった。本当によかった。

すぐ知らせてくださったKさんには本当に感謝しています。「何もできなくてごめんなさい」と言っていました。(とんでもない)優しい心遣い身に染みました。猫嫌いの人だったら「縁起わるーい」とか言って適当に処分されちゃうことだってあったでしょうに。

「猫ぐらいでどうした」なんて笑い飛ばされたらかないませんから、姉妹でも親戚でもそういう人には話せません。道で立ち話をするような気分でもありません。

チラシの効果

ネット検索で、たくさんの猫、犬好きの「きっと帰ってきます」に励まされました。だから私も「おかげで、うちの猫帰ってきましたー!!」とうれしい報告や、こうすれば・・のアドバイスをしたかった。そうできるのを何度も想像した。でも、ダメだった。

それでもいえるのは、手作りチラシは、効果があるということです。ポストの中のメッセージは誰でも一度は見ます。見た以上、どんな姿でも飼い主に知らせてくると思います。

 家には、20歳と15歳の高齢ネコがいます。これらの猫は、もう外に出たいなんて気持ちはうすいので気が楽です。

また、喪失感にやられましたが、私は、これからもやっぱり、命の危ういような小さいネコが捨てられていたら見過ごせず拾うでしょう。


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