成人式は必要か [歳時記]

1月12日(月)

11日(日)、宮代町は、カレンダーより1日早く成人式。ちなみに今年の新成人は全国で126万人。埼玉県では7万5118人。宮代町では、今年の成人は356人とか。

11日に成人式を実施する県内の市町村は43市町村。12日に実施するのは20市町。

午後1時30分から始まった式には、振袖姿の美しい新成人の女性たちと、約2割の羽織袴が混ざった男性たち。

大ホールのアリーナ席に新成人、階段席にその家族、という光景はありませんでした。着飾ったお嬢さんと一緒に居たい親御さんは式が始まる前にお帰りになったようで、その前に四季の丘などでたくさん撮影は済まされたのでしょう。以前は、親御さんが階段席にいらっしゃいましたが。

それにしてもいつも振り袖姿は美しくかわいい。それに、これだけ振り袖姿が集まっても同じ柄は一つとしてないのが和装の素晴らしさではないか。つまり、絶対カブらない!これってすごい。

いくら高価なブランド服を買っても同じものはいっぱい出廻っている。それを着ればどこかで「あれ、同じだね」ってことになるのでは。

日本の芸術、伝統の素晴らしさにあらためて感じ入った次第です。

成人式は必要か

今日のテレビでやっていた、「成人式は必要か」。調査では必要44.9%、要らない47.1% どっちともいえない8%。 熟年女性の多くは「いいじゃない、あっても。若者のはヨイショしてあげる必要があるのよ」 一方、熟年男性は「要らないよ。騒ぐだけだから」「けじめは必要だからあったほうがいい」などいろいろ。

ご当人たちは、「バカやってるのはわかってるんスよ。今日一日だけだからぱっとやる」 女性は「絶対必要!ファッションショーだから目立ちたい」「一そろえ、揃えてもらって親に感謝してます。お父さん、お母さん、ありがとう」

街角で聞いた声は、対象年齢の女の子たち「無理して集まることない」「税金の無駄」「あれだけのお金稼ぐの大変」と冷めている人が多い。一方で、「同窓会なんだからいいじゃないの」

それでも、横浜市の「着付け特設会場」では、朝早くから1000人の着付けを仕上げるという。女性は花魁(おいらん)風、前で結んだ帯にアゲアゲの髪型、うなじにはタトゥー(シール) 貸衣装に着付け、写真つきで40万円とか。レンタル+着付け(写真つき)は25万~40万円が相場・・うーん。

金屏風の撮影ポイントがいくつも設けてある。その前で、まずはスポンサーのお父さんと記念撮影。お父さん嬉しそう。

男性は、騎士団風の金ぴか羽織、物足りないのは鳥の羽やマントまで。これで式典だけでは物足りないのは、わかります。どっかに繰り出さなくてはね。

再び、宮代町。いつも礼儀正しく式典をこなす新成人。よく見ると来賓あいさつは聞いていない。それでいいのだ、主賓は「自分たち」だもの。

 画面いっぱいに映し出された15歳の自分たちに再会して無邪気にうれしそう。「あ~、〇〇だー」とか「△△、なにやってんだよー」と盛り上がる。

 大きな未来は、誰もが平等にもっている。いいなぁ。「光陰矢のごとし」がわかるのに、あと40年ほどかかる…か。


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