議員休憩室の布陣 [議会]

4月1日(金)

議員休憩室の布陣

選挙が終わって初めての議会は終了しました。

ところで、休憩時間を過ごす議員休憩室では、始まってすぐ議員の座る場所が決まった。

他の自治体の議会と違って、ご承知のように宮代町では、議場も議員室も持たない。コミュニティーセンター「進修館」の小ホールが臨時に議場。他に会議室を議会中だけ議員休憩室として1室借りている。これは知る人ぞ知る、無駄のない議会運営として評価は高い。

それはそれでいいのですが、面白いことに、休憩室での居場所が、たちまち決まってしまった。これは、会派が分裂でもしない限り、4年間ずっと続くのだからおもしろい。

これまでもそうでしたが、陽の射さない廊下側のテーブルには、定位置のように、共産党2人、それとわれわれ「政策会議」4人が(居場所)を探し、座る。

反対側の、陽の射す南の窓側(の上の方?)には、保守系議員3人と、公明党2人がかたまって陣取る。同じ南側のテーブルで、すこし離れたところに、唐沢・丸山議員が構成する「絆の会」と、この2人と一緒にいる幸福実現党の議員が座る。この3つの布陣がすっかり出来上がった。

たまたまではありますが、この居場所の(かたまり)で、議会の採決もご一緒することが多い(?)

 すなわち、共産党の2人と我々「政策会議」の中の数人(寄せ集めっぽい私たちの会派は、自由意思で賛否を表明するものですから、最後までわからない)の態度が一緒だったり。これと数的に対立するのが、保守系3人(今は議長を出しているから2人)+公明党さん2人。

この数の集合が5対5、とか、5対4とか微妙な感じになってくる。

で、ここで、がぜん存在意義を発揮できるのが、唐沢・丸山議員の「絆」会派+幸福実現党1名。この3人がどっちに付くか・・・で決まることが、これから出てくるのか・・。

あの時・・

議長選挙では、合川議長誕生に、この「絆」会派2名が付いた方が勝ち、大きな役わりを果たした。ほんの少し予期はしていたことですが、びっくりもしたことは確かでした。

しかし、町長報酬の値上げ案の時は、様相が違った。

保守+公明+共産+政策会議=10人が、こぞって反対したのに対して、「絆」+幸福実現党=3人だけが賛成、とはっきり態度が分かれた。結果、町長報酬は否決され、修正案が出されることになったのは先日お知らせしたとおり。

丸山議員などの(町長与党)は、最初から予想されていた。だって、町長の所有する事務所を選挙事務所に使う、というのはそれ以外にない、とふつう考えるものだ。町民も多くはそうみている。

歴代の町長で、選挙事務所まで提供した町長はいなかったと、記憶している。が、町長としては、今後も賛成要員として心強いところでしょう。

宮代町にはなかったかもしれないが、ほかのところではあった。かつて、選挙の応援に行った茨城県のある候補者の選挙事務所には、初日から町長がくつろいでいた。ああいうの、びっくりするんですよ、私は。


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