店の外にも並ぶ客 [日常]

12月31日(木)

いつもと変わらぬ大晦日

大晦日と言っても、私の場合、まったく何も変わらない。昨日あたりから家々の門扉に松が飾られ、いつお正月が来てもいいように準備が進んでいるお宅が増えました。松飾と玄関飾り・・風流からは縁遠い私でも「いいな、お正月は」と思える時間です。

我が家でも、買っておいた松を飾り、26日にはクリスマスリースを取って、玄関は「賀正」になりました。一昨日購入したおせちのひとつ・伊達巻はもう1本食べてしまいました![ふらふら][グッド(上向き矢印)]

でも、昔と違って、作り置きするお料理もないし、買い置きする食料もない。1月1日から営業している店というのはいっぱいありますから。変わりましたね、世の中。

店の外に

そんな中、町内には、ごくわずかですが、営業時間前に客が並ぶお店もあります。あるところの「年越しそば」は、今年も超満員。12時ごろ、その店の前を自転車で通過した私は、店の外に20人も並ぶお客さんに「ああ、今年もすごいな」と。

ところが、2時過ぎの帰り道、まだまだ店の外には20人以上のお客さんが待っている。凄いなー。本番の大みそかの今日、どうなってしまうのでしょう。

こういった店は、でも、実は例外。今年も宮代町では「一人勝ち」の数件を除いて、主に食べ物屋さんでは、きびしい状況が続いたと思われます。

原因は、高齢化の中、財布を固く握りしめる人が多くなり、1回に食べる物が少量、小品目になったというのがおおきなものと言えます。確かに、客が集中する「KASUMI」などは、若い世帯が食べ盛りの子どもたち、食べ盛りのご自分たちのためにどっさり買い物をしています。

しかし、周辺が高齢化、書き家が目立つ地域は、客単価がどうしても低くなる。少量でも余るし、生の食材を買って調理するでもない。結果、コンビニでも十分間に合う、ということになる。

オープンしても・・

そんな中でも、今年空き店舗がオープンしたこともあった。オープンすると、私などは真剣に祈りたい気持ちになる。(どうぞ、。この地域に合った商売を研究して!長く続いて)と。

これまで、ちょっとお茶を飲むところがなかった。近年、おかげさまでそういった店が増えてきた。それは本当に助かるのだけど、単価の高い店は、この町では厳しいですよ。

先日、オープンしたカフェ。コーヒーや紅茶が1杯400円ほどする。それに店頭に置いてあるケーキをつけると7~800円。これでは敬遠されてしまう。代官山や渋谷ならともかく、わが町で500円以上出してお茶を飲む人はほとんどいない。

ほとんどいない、その中のレアな人を相手に商売するとなると、1日に限られたお客になってしまう。いつみても店内にお客の姿が見えない、ではやっぱり先が厳しい。

電車に乗って通勤したり、遊びに行ったりしている人はわかる。ほんの数十分で都会に出られる地域だ。ここで〈代官山〉を演出したって駄目だ。(電車に乗ることで、いろいろなことがわかる)

田舎ならではの値段。お得感、納得の味。多分、これにこだわった店が持続可能で、その先に行列があるのかも。来年こそ、もっとにぎわってほしい。

高齢者が集まる午前中の「マック」。ポテトが好きだから集まるのだろうか。いや、リーズナブルな値段と、いつでも行けて気軽に居られる、がポイントなんじゃないの。

駅西口の開発進展を願ってはいますが、「あなたまかせ」「自分の代で終わりだから努力しない」街は、誰も引き寄せない、とあえて申し上げたい。


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