家族の形、自由に [男女共同参画]

11月5日(木)

視点231号の配布もやっと8割完了。しかし、ここにきての「変換ミス」等のご指摘に心の中で(すみません)を繰り返すばかり。

昨日も、我が家のポストに、配った会報「視点」に、変換ミスなど4ヵ所に赤丸で指摘されたものが入っていました。そのうち1ヵ所は、すでに直したものの.3ヵ所は、はじめて気が付いたものでした。ありがたいやら、情けないやら・・・。

いつも注意してくださっている方か、別の方かわかりません。しかし、気にしてくださっているのは確か。

目にしたときは、(これが私の限界)(忙しくて無理)と投げやり気味ですが、30分もすれば、我に返り?反省してます。ご親切を無にしないよう、次回はしっかりしようと。

さて、別件ですが

女性だけ6か月間再婚禁止は違憲か合憲か

日本の民法では、夫婦別姓を認めず、女性のみ6か月間の再婚を禁じています。

海外では(特に先進国では)夫婦別姓を義務付ける国はほとんどありません。また、女性だけ離婚した後6か月間再婚を禁止している国もありません。90年代以降、法改正が進み、日本のように一方にだけ厳しい制約を設けている国は(先進国には)ありません。

夫婦別姓を認めず、女性のみある一定期間再婚を禁じた民法の規定は、明治憲法下の1898年にできました。戦後、「個人の尊厳」や「男女平等」を柱とする日本国憲法が施行されましたが、この2つの規定はそのままになっていました。

どちらの子か・・・線引きが6ヵ月

まず、≪6か月間の再婚禁止≫ですが、これは女性の妊娠期間と関係し、離婚してすぐ再婚した場合、前の夫の子か、現在の夫の子か、わからないので、6か月間再婚を禁止するというもの。

笑ってしまう。何をまた、しゃくし定規なことを言っているんでしょうか。明治だったら(女性が平等にものを言えなかったから)許される文言が、現在は、ジョークに聞こえる・・。

考えていただきたい。科学的に言っても,DNA鑑定が簡単にできる今の世の中だ。(前夫の子か、現夫の子か)の規定線が6ヵ月。こんなにおかしなことがもっともらしく説明されるのが、法やお役所なのか!?

つぎに、≪夫婦別姓≫、これは男性の籍に入らなければならない=男性に隷属するのが一番、という男女不平等の時代の残物です。

日本は、1985年人、国連の女性差別撤廃条約を批准している。結婚後も仕事を続ける女性が増え、旧制のままの方が都合がいいという人も増えた。「規定は時代遅れだ」と法改正を求める声が強まってから、一体何年立ったというのか。

約20年前にも、私は「どちらの姓を名乗ってもいいんじゃないの」と議論したことがある。この頃、すでに「法制審議会」の答申では、別姓にふれていたのだ。あれから、ちっとも変っていない。

もちろん、仕事の都合や、自分にとって好みの姓を選べるという自由があってもいい、という意味です。私の場合、旧姓より今の「加納」という苗字が好きですから、これを使いたいが、夫婦別姓には賛成と言ってきました。人によって、好きな姓、仕事上都合のいい姓、中には姓名判断上選択したい姓というのもあるかもしれない。

欧米など先進諸国では、着実に法改正が進んでいる。日本はなぜ、この改正に踏み込めないのか。中身より、(見てくれの良さ)を気にする意地みたいにむなしく、先進性に乏しい。

夫婦別姓も、女性の6か月再婚禁止も(そんなの当り前)という方、根源の底には(本人も気づかない)女性差別があることに、気づいてほしい。


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